アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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イラクのイスラム党党首の拘束、釈放は愛国者に仕立て占領軍に奉仕する見え透いた芝居

إعتقال محسن عبد الحميد وإفراج عنه مسرحية هابطة لإعادة تلميع العملاء

 イラクのイスラム党のモホセン・アブドルハミード党首が米軍によって拘束され、釈放されたが、アラビア語の自由メディアは、これを安っぽい猿芝居だと喝破している。バスラ・ネットはパリ在住のアラブ人著述家アリー・ナーフィズ・マルアビー氏の分析を掲載した。
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 米軍がバグダードのグリーン・ゾーンにあるモホセン・アブドルハミードの自宅を急襲し、3人の息子と従者、訪問客と共に拘束されたと言う。当初米軍は、この情報を調査中だと述べた。その後、拘束は誤って行われたものだと発表し、間もなく釈放された。

 自説を開陳する前に、アブドルハミードがアルジャジーラに語った言葉を検討する必要がある。曰く、「自宅の急襲は荒々しいもので(これは米国の伝統文化だが)、自宅の門が爆破され、外に連れ出され、地面に倒され、米兵がプラスチック袋を頭に被せる前に、靴で首を20分間踏みつけた。また、後ろ手に手錠をかけ、全員を何処かに連行した。そこでイスラム党やイラク抵抗勢力などに関して取調べが行われた。云々」

 我々の長い体験によれば、この話は最初から最後まで疑わざるを得ない。真相は、新たな役割を演じさせる地ならしとして、手先どもを飾り立て愛国者としての格好付けの一環として行われたものだ。そうでなければ、何故このように短時間で拘束と釈放がされたのか? 政治活動をするためにスンナ派グループの再結成に動き出したアドナーン・ドレイミー(イラク・スンナ派公益基金代表)の出席の元に手際よく記者会見を開いたものだ。

 疑問が4点ある。
1)アブドルハミードが夫人と共に自宅の門前で写っている写真を見ると門は明らかに壊れておらず、彼が主張するような爆破された痕跡は見られないのは何故か? ちゃちな芝居だ。

2)彼が主張するように、如何に、また何故イラク抵抗勢力について尋問されたのか? 抵抗勢力の勇者たちと、(イラク元総督の)ポール・ブレマーが作った暫定統治評議会のメンバーであったこの裏切り者と何の関係があるというのか? 嘘の続きではないか。

3)何とテレビの記者会見が素早かったことか。愚かな或いは鋭敏性に欠ける視聴者は、この手先の言うことを信じてしまうところだ。襲撃を受けたような痕跡も見えないどころか、こざっぱりとした身なりで落ち着き払って発言していたこの男は、あろうことか「米国の残虐さ」を攻撃したのだ。何という偽善者だ。

4)アドナーン・ドレイミーと共に出た記者会見の目的は明白だ。すなわち占領下で政治活動に参加する「スンナ派グループ」について語ることで、占領軍に奉仕することなのだ。つまりそこには忌み嫌われている宗派、分派の類別化を確立するための明瞭な米国の目的があるのだ。占領軍とその排泄物(占領支持者)に奉仕しながらどんな愛国的な政治活動が可能だと言うのか?

 こんな猿芝居は占領に抵抗している我らがイラク任民には通用しない。アブドルハミードは占領軍の撤退を求めず、米兵が略奪した金品の返還を要求したのだ。この事件は(過去最大規模の武装勢力掃討作戦)の「バルク(稲妻)作戦」と同時に起きたとは何という偶然か? 細部まで陳腐なエジプトかインド映画にそっくりではないか?
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0505/nafth_300505.htm
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これがイラク抵抗勢力の占領軍協力者への典型的な見方である。
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【短報】
*29日夜11時にイラクの韓国軍基地近くにロケット弾4発が着弾 「UP」
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDnews=67299

*傀儡イラク軍と国家警備隊、バグダードのスンナ派10モスク以上に侵入し乱暴狼藉後、モスク内外にシスターニの写真を架ける 「im」 【なんとしても挑発したい】
写真→ http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=67257

*アラウィ政権の7汚職大臣に逮捕令 「bn」

*イエメン、イランとシスターニを政権転覆容疑で告発 「各紙」

*ブッシュとブレアはサダムを挑発しイラク攻撃の口実作りのために2002年にイラク空襲を倍加した 「英サンデー・タイムズ」

*イラク首相、米軍とイラク軍が拘束したイラクに不法入国したイラン人500人を「破壊活動と無関係が確認された」との理由で釈放 シスターニの指令による措置との情報も 「im」

*9月に中東地域の民族間平和のユダヤ、イスラム報道3センター設立 世界中のユダヤ人金満家が出資 ユダヤ人学校とアラブ人学校の生徒を対象に相互の文化を学ぶ 「イスラエル軍放送」

*米国司法省、イランに関する米国の情報をイスラエルに漏らしたAIPACの幹部職員2人をスパイ容疑で告訴を決める 「ハアーレツ」

*あるスーダン大使:80年代末にイラク司令部がスーダン大統領に「アラブの食糧安保解決に肥沃なスーダンの数万ヘクタールの土地を開墾し、200万人のエジプト農民を雇用し、イラクが資金を出す」大計画を提示したが、米国の反対で挫折 「bn」

アラブの声ML に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗
「パレスチナのネゲブ砂漠の男性が7人の妻から60人の子供を儲ける新記録」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
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ライスはイラク訪問時にイラク原油の半量を獲得する長期保有権協定に調印

أسرار زيارة رايس : توقيع إتفاقية خطيرة

 ライス米国務長官のイラク電撃訪問は世界を驚かせ、その目的を廻って憶測と論議を呼んでいる。イラク人政治活動家、サミール・オベイド氏は24日付のイラク・パトロールに掲載された一文でイランの代理人たちがイラクの政権を握る前に、米国に好都合な協定を結ぶためであったと書いた。
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 ライス長官のイラク訪問目的に関して様々な説が流されたが、真実はこれらの諸説とは全く異なる。アラブの極めて高位の外交筋は、我々に次のように語った。「ライス長官はバグダードでイラク人たちと、イラク原油の半分を米国に、残り半分をイラク再建費用に割り振るという保有権協定に調印したとする詳細情報を我国は掴んでいる」

 だが我々は協定の有効期間を知ることが出来なかったので、イラク国内に居る占領反対派のイラク人政治活動家たちと共に、ジャーファリー政権に極近い筋から情報を探った結果、この協定の有効期間は25年で、米国の要望を最優先し、その延長、拡大が可能であることが明らかになった。

 また同情報源は語った。「この協定に関してアラブ側と協議する前に、先ずクルド人側と協議された。そこでライスは、イラク原油をこれまで恩恵に預かっていなかったクルド人へ分け前を配ったのだ。これには中央政府は一切関与しない。このクルド人との協定の期間も25年である。

 クルド人側もジャーファリー政権も協定に調印し、3日前から効力を発するようになった。このことは、サウジアラビアやクウェート、ヨルダンを筆頭とする米国の同盟国に通知された。この情報はアラブの外交筋やイラクの情報筋も確認している。

 だが米国政府は何故この協定締結を急いだのか?恐らく米国政府は憲法制定作業には、混乱や各勢力の綱引きがあり時間が掛かると見たか、ジャーファリー政権ですら制定期間を引き延ばそうとすると見たからであろう。

 この重大な憲法問題と論争は、米国を板ばさみにさせた。連立グループに圧力を掛ければ、善男善女に対するファトワー(宗教令)発布という武器を持ち、恐らく、イランの指令により民衆を憲法反対運動に駆り立てるであろう、(シーア派最高権威とされる)シスターニ師が敵対することになろう。そうなれば米国はイランの前に完敗する。米国には現在、イラン政府やイラク国内に居る親イラングループと事を構える準備は出来ていないのだから。

 では米国がシスターニの連立グループの要望を受け入れれば、スンナ派を、また恐らくクルド人をも失うことになり、又もやイランを勝利させる。

 従って米国は、米国がイラクに於けるイランの介入問題に専念し、連立グループが引き起こした混乱解決に集中するために、(協定締結に同意しない)イランの手先たちが政権を掌握する前に、米国が望む中、長期的な双務協定の調印を急いだのだ。よって、米国は(新たな)イラク人の味方を探しているのであり、そのことがスンナ派に色目を使い始めた理由である。

 そのため米国は、制御可能な程度の内戦に向けて走り出した。米国が最初に実行することは、これから起こる悲劇を傍観し、いざ鎌倉となったら急襲する態勢を整えるために、大都市から撤退することである。米国は近く、治安問題の多くをジャーファリー政府に引き渡すだろうが、イラク政府を治安混乱の泥沼に突き落とすことになる。

 憲法制定と来るべき治安の崩壊は、イラクを内戦へと導く2大要素である。イラクに於けるイランの影響に終止符を打ち、その結果イラク人政治家をお払い箱にするために、米国が望むような内戦の兆候は現れている。このようなイラク人政治家は、米国のお荷物になっただけでなく、イラクでの米国政府の立場をより孤立化させ、イラク国内及びアラブ地域で嫌米感を増したと、米国や、世界中の多くのアナリストやウォッチャーが見ているのだ。

 そこで、米国は、イラク国内や、欧米、アラブ諸国に居るイラク人の第二世代の新顔に入れ替えようとしている。その目的は、占領軍が連れて来た面々の一新という看板を掲げて、イラク人やアラブ人に対する米国のイメージを向上させることである。だが為政者の入れ替えは、イラクのいかなる次期政権をも縛ることになり、内容が秘密にされるか公開される全ての中、長期協定に調印した後になる。このようなことは第二次世界大戦後に日本やドイツで起きている。

 米国の後押しを得てイラクの政界でのさばってきた政治家たちに、ほぼ終焉が訪れようとしている。そうなれば彼らには、権力を制限されるか、暗殺されるか、元の居住国に逃亡するかの道が待ち構えている。米国政府は決して彼らに長期間の統治権を渡しはしない。それどころか、米国の意志はイラクでの当初の目標を達成するためにはトロイの木馬を使う(騙す)ことなのだ。

 彼らは政治的に、将来的に死んでいるも同然だ。占領軍が撤退すればイラクの民衆によりズタズタに引き裂かれよう。ハイチのアルステッド大統領が米国に棄てられたように放り出されよう。これこそ米国の倫理であり、ゲームが終わった後の占領軍の駒の最後なのだ。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=9687

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アラブの声ML に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗
「サダムの弁護人:サダムはラムズフェルドとの交渉拒否、イラク大統領に復帰する意志無し」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イスラエル兵が「娯楽で」籤を引かせたパレスチナ人に無理やり小便を飲ませる

سجن إسرائيليين أجبرا فلسطينيا على تجرع بول

 グアンタナモ基地で米兵がコーランを便器に投げ捨てたことが問題になっているが、イスラエルではパレスチナ人受刑者に無理やり尿を飲ませた兵士が数ヶ月の実刑判決を受けたと、24日付のクドゥス・プレスやイスラム・オンラインが報じた。
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 エルサレムの裁判所は、くじ引きで選んだパレスチナ住民に無理やり尿を飲ませ虐待した国境警備隊の兵士二人にそれぞれ4ヶ月と8ヶ月の実刑判決を言い渡した。

 事件は昨年9月に二人のパレスチナ青年が不法滞在容疑で、エルサレムの入り口で検問所で引っかかったことに端を発する。イスラエル兵士たちは二人を国境警備隊の事務所に使っている元ホテルに連行した。

 判決を下すにあたりイスラエル人の裁判官は、「容疑者の一人は、自分たちの行為は非人道的であったと認めた」と語った。判決理由にはイスラエル兵士たちがパレスチナ人の一人に尿を飲ませたとある。

イスラエル警察での取調べで被害者のパレスチナ青年サミーフさんは証言した。「検問所で逮捕された後、彼らが娯楽と呼んでいる籤で私ともう一人を選び出した。他の者はエルサレムに入ることは許可されなかったが、解放された。我々は拘留され、籤引きにも参加させられた」

 「兵士たちは小箱に、異なった罰を記した紙切れを入れた。手を折るとか兵士たちが事前に用意したコップに入れた尿を飲む下すとかの罰だ。兵士たちは我々に無理やり籤を引かせようとしたが、拒否したら一人の兵士が手を殴りつけ、尿が入ったコップを持ってきて顔に投げかけた」

 「これで堪忍袋の緒が切れ、その兵士に掴みかかった。すると兵士6人がM-16型の銃を向け、私を殴りつけ、尿入りコップを口に近づけ、気を失うまで飲ませた」

 ヨルダン川西岸やガザ地区に50ヶ所以上も常設されているイスラエルの検問所は、パレスチナ人の悪夢となっている。他にも突然設置される検問所もあり、パレスチナ人の苦悩を増している。検問所ではパレスチナ人や彼らの所有物はイスラエル兵によってしばしば被害を受ける。また、検問所では長時間待たねばならず、時には理由を告げられずに丸一日も潰すこともある。
http://www.islamonline.net/Arabic/news/2005-05/24/article12.shtml
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 同じく24日付のイスラム・メモは、「イスラエルの10チャンネルは、イスラエルの兵士が先週でヨルダン川西岸で、パレスチナの少年たちが投石するので、17歳のパレスチナ人の少年を人間の盾として使った映像を流した」と報じた。
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 このようなパレスチナ人に対する「些細な」迫害、虐待事件は、アラビア語のメディアでは連日報道されているが、西側メディアで報じられることはまず無い。
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【短報】
*ラムズフェルド:軍事手段のみ、又は他国の支援無しではテロとの戦争に勝てない 「AFP」

*バグダード空港の職員:2-3月だけで百人以上のラビ(ユダヤ教聖職者)がアラブや欧州諸国からイラクに来て米軍キャンプを訪問、ユダヤ教米兵に説教や儀式執行、一部のユダヤ人宗教者や商売人はトルコ経由でイラク北部に進入 「カタールのアッシャルク紙」

*イスラエル製兵器の中国輸出問題透明化で米国と7月に協定締結  「ハアーレツ」

*中国にイスラエルが共同で学術、技術ゾーンを設立 工業開発、研究のための共同基金も設立 昨年の中国へのイスラエル輸出額は前年比3割増しの7億6500万ドルに 「NFC」

*ハマースの政治幹部ムハンマド・ガッザール:民衆への公共サービス提供のためにはイスラエルと折衝せざるを得ない イスラエルの存在は現実 「iol」
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和平をちらつかせてパレスチナ人に近づくイスラエル 「カタール紙アル・ワタンの漫画」
http://www.aljazeera.net/mritems/images/2005/5/25/1_542159_1_28.jpg

 
アラブの声ML に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗
「サマーワの住民は日本人が嫌い 写真1枚付き」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

 

自由化なるかサウジ熟女の自動車運転 外国人運転手不要で年間32億ドルの節約に

خلوة النساء بالمملكة مع سواق أجانب تكلف 3 مليار دولار

 米国の解放圧力と保守勢力の反対に挟まれて、女性の自動車運転が禁止されてきたサウジアラビアが揺れている。同国の諮問評議会が、女性に課されている運転禁止令の破棄を勧告するのではとの観測がある。22日付のイラク・パトロールが、サウジ紙などから引いて報じた。

 サウジアラビアのアル・ワタン紙は、諮問評議会のムハンマド・ザルフィー議員の次の発言を伝えた。「多くの同僚の支持を得て、評議会(議員の議員は全員男性)に禁止の取下げを支持するよう日曜日に提案するつもりだ」

 この提案には、女性の運転を禁止する法律の条項が無いことや、禁止しているため百万人の外国人運転手(大方はアジア人)に年間32億ドルも支払っていることなど18の理由が挙げられている。

 同評議員は語る。「世界中からやって来る運転手たちの中には、犯罪者や運転に未熟な者もおり、事件を引き起こし、社会的、経済的な問題の原因となる」

 「少なくとも35歳か40歳を越えた女性に運転許可を与えるが、夫か夫の親族の男性が同乗する場合に限り、幹線や高速道路上を運転を認めるよう提案する」

 だがサウジアラビアのアッリヤード紙は、諮問評議会の大物の次の発言を報じた。「彼はこの提案をすると主張しているが、諮問評議会にはこのような問題を討議する計画は無い」

 なお、ファハド国王に議員が任命されている諮問評議会には立法権は無い。

 また、1990年1月に女性47人が、女性の運転禁止に挑戦し、首都リヤドの通りで15台の車を運転したことがある。警察により直ちに逮捕され、罰せられたが。

 ワシントンに本部を置く非営利組織(NPO)フリーダム・ハウスが実施した調査によれば、サウジアラビアは調査した中東とアフリカの16ヶ国のうち、女性の保護に於いて男女同権を保障する憲法条項が無い唯一の国であり、女性の権利に関しては最も遅れた国であった。ちなみに、チュニジアは女性への権利賦与の点で、アラブ諸国の中で最高位を占めた。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=9665
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 この記事を掲載した、イラク・パトロールの管理人は次のような感想を寄せている。
 35歳か40歳を越えた女性に限定して運転を許可するとは如何なる意味があるのか?この年齢の女性は、誘惑に晒されることがより少ないとでも言うのだろうか? しかも公道を運転するのに、何故夫かその親族が同乗しなければならないのか? サウジアラビアの公道では暴行が横行しているとでも言うのか? サウジアラビア人の男にとって、妻や娘を外国人運転手と二人きりになる車に乗せるのと、女性が自らハンドルを握るのとどちらがより安心なのだろうか?
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24日付のミドル・イースト・オンラインは関連情報を掲載した。

 ザルフィー議員の提案に対して、反対派は宗教的決議事項への介入だと激怒、彼を辞職させようと提案した議員もいる。このような動きにザルフィー議員は「我国では女性に関する問題を議論しようとすると、多くの困難が持ち上がる。このような問題に、女学校での体育実技を認めるべきかという問題がある」と語った。
 2002年3月、メッカの女学校で火災が発生し、少なくとも14人の女性徒が死亡した。国内メディアや国際的な人権NGOの発表によれば、その理由は、「勧善懲悪機構(通称宗教警察)」が、火事から逃れるためにベールを被っていない女子が校外に出ることを禁じたからだ。
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【短報】
*イラク警察ヤーワル副首相の甥をテロ活動に関与の容疑で拘束 
http://us.moheet.com/asp/cunt_show.asp?lol=1549301

*サウジアラビアの36学者:コーランを冒涜したアメリカに神罰が下る 「qp」

*駐米国シリア大使:米軍とCIAとの関係を断絶 「NYT]

*米国高官:一線を越えなければムクタダ・サドルの表舞台への復帰を認める 「LAT」

*イラク軍は忠誠心は無くカネだけが目当てで傭兵と変わらず 「テレグラフ」 
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日本を軍国主義に導く「普通の国」論の危険性  【立花隆のメディアソシオ・ポリティクス】
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050517_futunokuni/index.html

アラブの声ML に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗
「心とドル」 米国の総力を挙げた対イスラム大攻勢 【後篇】【9/11から政府海外援助の首位機関の支出は三倍となり、半分以上はイスラム世界に向けられている】

http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イスラム・メモの読者アンケート13題 (4月3日から5月22日)

بعض نتائج الاستطلاعات التي أجرتها مفكرة الإسلام مؤخراً

 アラビア語圏で広く読まれているイスラム・メモは様々な読者アンケートを実施している。アラブ人の現実的な見方が良く分かるので最近のアンケート結果を紹介しよう。
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212)ローマ法王の死去に対する欧米の関心の高さは政治への宗教の影響の表れか?
イエス:77%   ノー:23%
投票参加者: 1758人  投票実施期間:4/3 - 4/4

213) スーダンは圧力に屈し安保理がダルフールでの戦争犯罪人と非難した者たちを、国際司法裁判所に引き渡すか?
イエス:52%  ノー:30%  分からない:9%
1938人   4/4 -4/7

214) イラク新政府に真のスンナ派が参加していないことは、スンナ派が(反米)抵抗路線を選択することに寄与するか?
イエス:90%  ノー:10%
1154人    4/7 -4/9

216)米国による他国の政権交代はイラクで終わるか、それとも他の政権にも拡大するか?
終わる:7%  他の政権で継続する:74%  一時的に中止する:18%
860人    4/9 - 4/10
 
217)シオニストたちがエルサレムのアル・アクサー・モスクに侵入した場合、アラブとイスラム諸国政府の反応は?
無反応:28%   大衆の怒りを吸収する為に非難するのみ:54%  直ちにイスラエルと国交を断絶する:2%  安保理に訴える:10%  軍事的解決策を採る:6%
4984人   4/10 - 4/17

218)パレスチナ自治政府は何故、国民議会選挙を延期したいのか?
ハマースの議会支配を防ぐため:32%  イスラエルの圧力に応えて:8%  前記両方の理由で:58%  実施出来る可能性が少ない:1%  外部からの干渉を抑えるため:1%
2752人  4/17

219) イラン政府はアハワーズ(イラクに隣接する住民の大多数がアラブ人である地域)の民衆を何故迫害するのか?
住民がアラブ系であるから:36%  教義上の相違:53%  住民に独立志向があるから:11%
2949人   4/17 -4/26

221) アハワーズの民衆とイラク抵抗勢力、ムジャーヒディー・ハルクの最近の共闘合意でイラン政府のアハワーズ地域とイラクへの支配力が軽減されるか?
イエス:65%   ノー;35%
1961人   4/26 -5/3

222)これまでアラブのメディアはイラク抵抗勢力の活動を無視してきたが、最近一部を報道するようになった真因は?
これまで報道しなかった罪の赦しを請うため:4%  崩れたイメージを挽回するため:19%  一部の政府がゴー・サインを出したから:19%  抵抗勢力に対する認識を改めたから:4%  米国メディアの新しい傾向に適合して:55%
3304人   5/3

223)最近米軍上層部がイラク抵抗勢力の規模の増大や占領軍が直面している問題を認める重大な声明を出したが、その誘因は?
撤退への準備:31%  抵抗勢力との交渉の地ならし:20%  甚大な被害を発表する地ならし:27%  信頼性を取り戻すため:22%
4091人   5/3 - 5/14

224) 米兵によるコーラン冒涜犯罪に対してイスラム教徒が示した反応をどう思うか?
強い:6%  まあまあ:9%  大部分の国で弱い:57%  ゼロ:28%  
3691人   5/14

225) 米兵によるコーラン冒涜でイスラム諸国政府がどのような反応すると予測するか?
非難と反対声明:15%  再び起こさないようにお願いする:10%  米国と断交する:6%  何もしない:69%
5535人  5/14 - 5/22

226) 英紙(サン)は掲載したサダム・フセイン大統領を侮辱する写真を如何にして入手したか?
米軍が意図的に流した:90%  傀儡イラク軍が流出を見逃した:10%
882人    5/22
http://www.islammemo.cc/wpoll/default.asp

アラブの声ML に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗
「写真が雄弁に語る米国がアフガニスタンで達成した繁栄と自由」
「イラクのイスラム軍が米軍装甲車ハマーを攻撃、破壊 ビデオ1本」
「「心とドル」 米国の総力を挙げた対イスラム大攻勢 【中篇】

【諜報工作員達は偽の聖戦ウエブ・サイトを立ち上げて、アラブ・ニュース・メディアを狙ったが、彼らはあまりにも慎重だ】」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

「心とドル」 米国の総力を挙げた対イスラム大攻勢 前編

In an Unseen Front in the War on Terrorism, America is Spending Millions...To Change the Very Face of Islam

 【イタリアや日本では、政党丸ごとの恭順まで買い取った。他の資金は密かに提灯持ちジャーナリスト、学者及び労働運動指導者達に流された。】

目に見えないテロリズムとの戦いの前線で、イスラム教の表情さえも変えてしまうために、アメリカは何百万ドルもの資金を使っている。

USニュース・コム 4月25日  デヴィッド・E・カプラン著
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戦争ゲームは色々あるが、これは独特だった。これまでで初めて行われた「戦略的コミュニケーション」だったと後援者達は語っている。2003年7月、テロリズムに対する「思想戦争」に勝利すべき政府の主要プレーヤ達がワシントンD.C.にある国防総合大学に集合した。ホワイト・ハウスの危機管理担当者、国務省の外交官、国防総省の心理作戦専門家らが参加していた。その春、ワシントンがサダム・フセインの軍隊にあっけなく勝ったことも、海外で盛り上がる反米主義を鎮める効果はほとんどなかった。インドネシアやヨルダンといったアメリカ同盟諸国を含め、あらゆるイスラム世界における投票結果は、オサマ・ビン・ラデンの方が、ジョージ・W・ブッシュ大統領より信頼されている人物であることを示していた。

この戦争ゲームは、あまりに真に迫るシナリオだった。暴力的な反米抗議行動者たちがイスラム諸国を動揺させ、デモクラシー支持派の学生達がイランで殺害される一方、イラクのテロリストは愛国者として歓呼を受けていた。政府の情報戦争のトップにとっての仕事はやっかいなものだった。イスラム世界におけるアメリカのイメージを良くし、イラクでのデモクラシーを育て安定化させるのだ。ところが、演習の途中で、この戦争ゲームは突然中断された。「何もかも機能不全でした」参加者の一人はこう回想している。「このシナリオの通りにやることに、ほとんど意味がないと思えたのです。」

問題は、既に何十もの研究が指摘しているように、現代のテロリズムに対する戦いの最も重要な前線、人々の心をとらえる戦いという場で、事がおかしくなっている状態の反映なのだと人々は言う。担当者がおらず、国家戦略は無い上に、資金が決定的に不足しているのだ。CIAから国務省に至るまで、かつてアメリカの、敵国に影響を与え、自分の側の主張を海外に伝えるという恐るべき手段が、共産主義の崩壊とともに消え失せてしまっていたのだ。「思想の戦いにおいて」元モロッコ大使のマーク・ギンスバーグは言う。「我々は一方的に武装解除してしまったのです。」

「放射性」
だがもはや、そうではない。現在ワシントンは反撃中だ。9/11攻撃以来、何度も失敗を繰り返した後で、アメリカ政府は、冷戦の高まり以来前例のない政治戦争キャンペーンに乗り出した。軍事的心理作戦部隊とCIAの秘密工作員から、公然と資金を得ているメディアやワシントンのシンクタンクから、何千万ドルもの資金がイスラム社会のみならずイスラム教そのものに影響を与えるキャンペーンに注ぎこまれている。100以上のインタビューと何十もの内部レポートとメモの分析に基づく四カ月にわたるU.S. Newsの調査によって、これまで明らかにされていなかった活動が姿をあらわした。アメリカ当局筋は、神学戦争に引きずり込まれることには用心しているとは言うものの、多くの人々が、十億人以上の信者を擁する政治化した宗教の将来を巡る、過激派と穏健派の戦いにおいて、アメリカはもはや傍観者ではいられないと結論づけている。高官達がイスラム改革と呼ぶ影響作戦の結果は素晴らしいものであり、しかも結果は増しつつある。

本誌が発見したいくつかのことがら:

ホワイト・ハウスは、イスラム世界アウトリーチ計画と名付けられた極秘の新たな戦略を承認したが、これはイスラム教内で起きることに影響を与えることに対してアメリカ合衆国は国家安全上の関心をもっていると初めて述べたものだ。ある高官の言葉を借りれば、イスラム世界において、アメリカは、「放射性」であるため、民主主義、女性の権利、あるいは寛容といった共有価値を促進するには、穏健なイスラム教諸国、財団、及び改革派集団のような第三者を通じた活動が必要だ。

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少なくとも二十ヶ国において、ワシントンは密かにイスラムのラジオやTV番組、イスラム教の学校の学習内容、イスラム教のシンクタンク、政治的ワークショップ、あるいは、穏健なイスラム教を推進する他の諸計画に対して資金提供をしている。連邦の援助資金は、モスク再建、古代のコーランを保存し、イスラム教の学校まで建てるのに使われている。このイスラム教に対する広範な関与は、憲法上の教会と国家の境界線を考慮した場合に、そうした資金援助が合法的かどうかという問題をひき起こす。

CIAは、かつて冷戦の勝利に貢献した隠密行動計画を、イスラム教メディア、宗教指導者や政党を対象として復活させている。イスラム社会に影響を与えるのを促進すべく、CIAは「資金、人材、あるいは資産の急激な増加」を得ていると情報機関の高官は語っている。戦術には以下のものもある。アルカイダと反目しあっている過激派分子との協力や、最悪の反米狂信者の信用を失わせる秘密のキャンペーンの遂行だ。

活動は高まっても、心をひきつけるというワシントンの努力は混沌状態のままだった。ホワイト・ハウスの国家安全保障会議スタッフ達は、イスラム教徒のプロパガンダや政治活動への対抗を提案する百を超える報告書を書き上げたが、情報源によれば、ほとんど一つも実行されなかった。状況を改めるべく、ホワイト・ハウスは新たな職位を設けた。戦略的コミュニケーション兼世界的アウトリーチ担当国家安全顧問次官だ。

心をひきつける戦いは、中東における一連の選挙や、レバノンでの反シリア抗議行動の成功という明るい徴候のもとで推し進められている。これらの出来事はブッシュ政権のこの地域に対する期待を膨らませたが、テロリズムとイスラム世界の専門家の中には、問題は非常に根深く、事態は改善ではなく、悪化する可能性があるという人々もいる。CIAの下部機関、国家情報会議12月報告書は、アラブ世界における大量の疎外された失業青年は「テロリストによる採用活動の餌食となりやすい連中を増大させることになろう」と予言している。

イラクの反政府武力活動が、勢いを失いかけている兆しを示す一方で、反米主義は今や、イスラム世界であらゆる層に行き渡っている。米軍兵士が死にかけているイラク人の性器を摘出しているとか、イスラム教徒を殺すためにワシントンが津波を引き起こした、などという噂がアラブ諸国の大手メディアに現れる。しゃれた聖戦戦士の音楽ビデオやリクルート用のCDは、アラブ諸国の首都の街路で飛ぶように売れている。戦略国際研究センターの3月の報告書によれば、この地域の指導者達の多くは、アメリカはアラブ世界、或いはイスラム教そのものと戦っていると信じている。「米国-アラブ関係は、何世代もの期間のうちで、最も低調である」とレポートは結論付けている。

反撃のための道具は様々だ。CIAにとって、それは政治的影響とプロパガンダを用いる隠密作戦だ。国防総省では、心理作戦、或いは戦略的影響活動と呼ばれている。国務省では、文化交流と呼ばれている。いずれも、情報を用いて、アメリカの海外の友や敵に影響を与え、情報を与え、動機付けをしてきた。こうした道具の多くは使われなくなってしまった。特に、最近、政権の高官達が偽のビデオ・ニュース・リポートを売りつけたり、国内で政策を宣伝するためにコラムニストに金を支払っているということが暴露されていることを考えれば、そうしたものの多くは物議を醸しやすい。しかし、テロリズムに対する思想戦争の前線で苦労している人々にとって、戦うための道具は不可欠だ。これらの道具がいかにして再び持ちいられることになったのか、ワシントンがそれで何をしようとしているのかは、ソ連共産主義が全盛であった半世紀前にまで遡る物語だ。

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冷戦の絶頂期、アメリカ政府は、布教者、評論家、あるいは報酬を支払う芸術家の世界的なネットワークを戦闘配置につけていた。米国文化情報局(USIA)は世界にアメリカの善と共産主義の悪を売り込むべく、海外に何百人もの情報専門家をおき、ハリウッドの一流スタジオに拮抗するような映画を生み出していた。米国文化情報局が運営する文化センターや図書館が世界中の首都にあり、フルブライト奨学金や国務省の他の学生交換プログラムがあり、さらにラジオ・フリー・ヨーロッパやラジオ・リバティの放送があった。CIAの秘密作戦は良かれ悪しかれ実を結び、イタリアや日本では、政党丸ごとの恭順まで買い取った。他の資金は密かに提灯持ちジャーナリスト、学者及び労働運動指導者達に流された。

CIA資金援助と濫用が暴露されて、1960年代後半から損害をもたらすこととなり、秘密作戦の多くが縮小を余儀なくされた。共産主義の内部崩壊に伴って、議会は「平和の利子」捜しを開始し、僅かに残っていた影響作戦を切りつめた。USIAは冷戦の遺物だと確信して、保守派は1999年、クリントン政権に、この機関を国務省への併合を強いた。何百人もの職員が退職あるいは引退し、国家の文化交流部隊を40パーセントも削減した。海外のアメリカ図書館は閉鎖され、交換プログラムや海外放送は三分の一に削減された。アルカイダのパイロットがハイジャックした飛行機でロワー・マンハッタンを飛んでいるころ、アメリカ政府は海外向けのアメリカ・イメージ工作運営をハリウッドのプロデューサーや、ラップ・ミュージシャン達に譲っていた。

「ひよっこ?」
9/11攻撃の後、アメリカの高官は自分たちの意見をどうすれば外部に伝えられるかを熟考しはじめた。タリバンは、様々なその後進性にもかかわらず、プロパガンダの成功を誇り、イスラム世界の多くは、アラブ人が国防総省とワールド・トレード・センター攻撃の背後にいることを信じることさえ拒否した。反撃する為、役人達は同盟国情報センターを、ワシントン、ロンドン、イスラマバード、パキスタンに設置した。だがこのセンターは主として冷戦時代には決してなかった類の一日24時間のニュース周期のニュース速報や、消火活動に注力していた。扇動的な報道が多いアル・ジャジーラという新たなアラブの衛星ネットワークを含む世界中のメディアに対応して、イスラム・テロリズムの根底を突くような戦略を立てる時間的余裕はほとんどは無かった。

こうした根元を突くといった課題はCIAにこそより相応しかろう、とホワイト・ハウスは結論づけた。9/11からわずか数週間後、秘密の国家安全保障命令で、ブッシュ大統領はCIAに対して、アルカイダに対する世界的な戦争を遂行する白紙委任を与えた。認められた活動のなかには、プロパガンダ や政治戦争がある。しかし影響キャンペーンの話になると、この機関の秘密活動は「まるで役に立たなくなっていました」と元中東工作員のリューエル・マーク・ゲレヒトは言う。かつては何百人も人員を擁していた、CIAの戦略的影響部門は、2001年後半には20人程度にまで縮小された、と情報源はU.S. Newsに語っている。「我々には貴重なわずかの資産しか残されていませんでした」この組織の別のベテランは語っている。「しかもその誰もがひよっこではなかったのです」部外者の集団がこの部隊を訪問した時に、彼らを出迎えたのは文字通り、歩行器を使って歩く女性だった、とある人物は思い出している。

国防総省では、幹部達はなぜもっと色々行われなかったかと思案した。軍の心理作戦部隊は空飛ぶTV局やラジオ局を運営し、何百万枚ものビラを諸国に降り注ぎ、漫画本から巨大な凧に至るまで心を引きつけるべくあらゆるものを蒔いた。けれども過激派イスラム教徒の世界的な活動との闘いについては、ほとんどノウハウを持ち合わせていなかった。これに答えて、軍の指導者達は自らの作戦の命令を出した。イスラム教のテロリズムやアルカイダの背後にあるイデオロギーと戦う情報戦を遂行する役目の新たな戦略的影響局だ。だが、この役所は偽情報を流すのだという人々を誤解させるようなレポートに刺され、OSIは開業わずか四ヶ月後にその扉を閉じた。
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要約は難しいので全文翻訳としたいと思います。三分割程度で。それでも長文になりますが。
http://www.usnews.com/usnews/news/articles/050425/25roots.htm
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余計なコメント:
昨日「ジャパン・ハンドラーズ」という本を読みました。アメリカ側の日本を管理しようとする政策立案者、実行者たちと、その命令に応じ、日本にあって、属国化を推進する手合いの総目録です。
マスコミもすっかり牙を抜かれ、二大政党などとインチキマスコミにおだて上げられている民主党も、小沢ばかりでなく、アメリカの手駒にすぎないことが良くわかります。
郵政民営化やら壊憲も、全てそうした司令部隊と、子分どもによって進められることも書いてあります。

考えて見れば、関西の脱線事故も、中曽根や財界が組合つぶしをねらって民営化したことが遠因でしょう。大本営マスコミは、そうした背景は絶対に追求せず、どうでも良いような事件で話題をそらしますけれども。

お時間があったら日本の事も、同書でお考え下さい。日本文芸社刊、中田安彦著 1500円。
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goose さんの労訳とコメントです。残りも期待します。
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【翻訳広場に関して】 今後は、「翻訳のお願い」は当MLで流さず、「翻訳広場」に掲載します。現在No.4とNo.6が翻訳受付中です。二重翻訳を避けるために、翻訳希望者は、「ツリー形式」にして、ご希望の記事に「返信」する形で、「自分が翻訳する」と宣言して翻訳を始めてください。投稿文はメールに自働配信される(設定が可能なはずです)。
http://www.efeel.to/msb/home/rsaito/arabdic/write.cgi
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【短報】
22日午後6時、サマーワの日本軍基地中心部へカチューシャと見られるロケット弾4発が着弾。黒煙が基地周辺を覆い、警戒サイレンが鳴り響く。攻撃直後に占領軍が周囲を包囲したため、日本占領軍の被害規模は不明。 「im 22日」
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=66414

アラブの声ML に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗
「イラク人体験者が語る米軍検問所の自爆テロ演出」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イスラム法学者機構諮問評議会委員ハサン・ヌエイミー師の拷問写真6枚

آثار تعذيب الشيخ الشهيد حسن النعيمي صور شنيعة

 15日にイラク内務省特殊部隊に拘束され、2日後にバグダードで遺体が発見された。右手首には手錠が嵌められており、肩や背中、頭部にはドリルで孔が開けられ、両手両足は折られている。
凄惨な写真なので気の弱い方は見ないで下さい。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=9645
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21日付のイスラム通信もサマーワの日本軍攻撃を報道

 593号で昨日、イラク通信発表の速報を掲載したが、イスラム通信も報じた。------
 目撃者によると、正体不明の武装勢力が21日の早朝、サマーワの郊外にある日本占領軍のキャンプを迫撃砲で攻撃したが、全てキャンプ周辺の農地や村落に着弾し、日本軍のキャンプには1発も命中しなかった。
http://www.islamicnews.net/Document/ShowDoc01.asp?Job=&TabIndex=1&DocID=76952&TypeID=1&SubjectID=0&ParentID=4226
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【参考】 宿営地近く爆発音報道を否定=英豪サマワ現地治安当局 「時事」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050522-00000083-jij-int
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bomb them back to the stone ages 父ブッシュ時代の国務長官ジェイムス・ベーカーは当時「イラクを爆撃して石器時代に引き戻してやる」と発言した。同様の発言は2003年の十字軍戦争(イラク侵略戦争)にもあった。  「試験勉強をする子供たち」 写真1枚
http://www.iraqpatrol.com/candle.jpg
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サダムのパンツ写真で「キリストもガンジーも裸だった」との論調  「幻滅させる」戦術は逆効果でサダム株が上昇 「ip」 写真
http://www.iraqpatrol.com/ghandi1.jpg
http://la.indymedia.org/uploads/saddamhusseintshirt.jpg

アラブの声MLに掲載されたほかの記事 
「サマーワに迫撃砲攻撃 物的被害が生じた模様 イラク通信が報道」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イスラエルと日米独伊の専門家250人がイスラエルの15ヵ年計画を作成

مستقبل إسرائيل في 15 بندًا

 イスラエルの右派に近い政治・戦略研究の専門月刊誌「ナテフ」は、250人の専門家が作成した15項目からなるイスラエルの2005年から2020年までの将来計画を発表した。18日付のイスラム・メモが同誌から引いて伝えた。
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 2005年から2020年までのイスラエルの将来計画の作成には、250人の研究者、学者、軍人、経済人、政治家が参加した。イスラエル政府は「2020年の我国の将来」と題したこの計画作成にあたり、自国の研究者や専門家のみならず、日本や米国、ドイツ、イタリア、その他の諸国の専門家も招集したのだ。

 計画の序文には、それぞれの項目が相互に関連しているので、全15項目を実行する必要性を強調、予期しない事態が起きた場合は、一部の項目を変更できると書かれている。

 以下15項目のシナリオ作成を取り仕切ったイスラエル人のアダム・マズル教授は、「イスラエルにとって今後の好ましい平和像に関するこれらの項目は、我々の国家が切望する事柄を極限まで手に入れるために、この地域における米国のプレゼンスを利用するほか、全ての現況とアラブの悪化している弱点を利用することを、我々に求めている」と記している。
 
1条) 土地(原注:パレスチナの全土)に、イスラエル国家とパレスチナ国家の2民族の政体(存在)が設立される。

2条) パレスチナの政体には軍隊の設立や治安軍の巨大化は許されない。(第1条が失敗し、それに伴い第2条も頓挫すれば、パレスチナ人とヨルダンとが連邦、或いは連合の形態で統合されるよう努力する。

3条) アラブ・イスラム諸国は、ユダヤ人がこの地域で生活する権利を認める内容を含む完全な和平協定をイスラエルと締結する。

4条) パレスチナ国家とイスラエル国家いずれにも、パレスチナ人は帰還する権利を喪失する。

5条) イスラエルとアラブの共同事業体を設立する。その支配権はユダヤ人が握り、アラブ人は人力と土地を提供する。

6条) イスラエルと(レバノンの首都)ベイルートや(ヨルダンの首都)アンマン、(エジプトの首都)カイロ、その他のアラブ諸国の首都を結ぶ高速道路を建設する。

7条) アラブ諸国とイスラエルを結ぶ鉄道を建設する。

8条) ヨルダンに居住する外国人旅行客をイスラエルに、またはその逆の、観光ツアーを組むことでヨルダンとの観光開発を促進する。

9条) 死海とヨルダン川の淡水化の共同事業を実施する。

10条) 100万人のユダヤ人入植者を受け入れられるように、不毛なネゲブ砂漠地帯を開発する。それにより2020年にはテルアビブとハイファに続く第3の人口を擁す地域になる。

11条) アラブとイスラエルの戦争状態を終結する。イスラエルの安全保障費を削減する必要がある。

12条) 節減された安全保障費を各主産業の事業費やアラブ諸国への輸出増加の経費に充当する。

13条) イスラエルが多国籍企業のセンター、及び地域の主要な代理業務を行えるように努めることで、経済、商業活動を活発化する。

14条) アラブ諸国の対イスラエル、ボイコットを終結させ、イスラエルへの外国とアラブの投資を増加させる。

15条) 世界に居る半分以上のユダヤ人をイスラエルに誘致する。
http://www.islammemo.cc/taqrer/one_news.asp?IDnews=427
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安価な労働力と土地を提供し、帰還権も武力も無く、搾取されるだけの隷属状態ならば、特別な慈悲を持って存在を許すが、そうでなければ、ヨルダンに追いやり、その後に万里の長城のような分離壁を築くのがイスラエルの当面の目標であろう。その後押しをするのが米国を中心とする先進諸国や多数のアラブ諸国。

アラブの声MLに掲載されたほかの記事  齊藤力二朗
「モザンビークで訓練された大型ネズミが地雷探知装置や犬よりも有効

http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

サマーワでシーア派民兵による迫害を逃れスンナ派住民が移住

السماوة...وإضطهاد السنة...تقرير ميداني

 自衛隊員が駐留するイラクのサマーワで少数派のスンナ派住民が、シーア派のバドル軍団(イラク・イスラム革命最高評議会管轄下の民兵組織)によって弾圧、追放されている。17日付のイスラム・メモが報じた。
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 首都バグダードの南方271キロにある日本と米国の占領下に置かれているサマーワは、バスラやバグダードのようにスンナ派住民の除去が進んでいるようだと、最新の人口調査によると5万人の人口のうち9千人以上がスンナ派住民であるサマーワの本紙通信員が伝えた。

 米占領軍と占領軍によって指名されたイラク警察、国家警備隊は2週間前に、同市のスンナ派住民に対する差別攻勢を開始、これまでに400人以上のスンナ派の若者を拘束、7つ以上のモスクが手入れを受け中に居た法学者たちや小間使いたちが連行された。占領軍や傀儡イラク軍への武装攻撃に関与していたとの容疑ではなく、イスラムの復古派(原理主義)に所属していたとの容疑である。

 通信員は、軍と警察のイラク治安機構で幅を利かせている、占領軍を支持するシーア派のバドル軍団がこの弾圧を推進していると伝えた。

 先週も、異端者たちがワッハーブ派と呼ぶ復古派に所属しているとの容疑で父親と4人の息子を拘束した。(シーア派最高権威とされる)シスターニ率いるシーア派本山は、スンナ派のマーリク・ビン・アナスのモスクを乗っ取り、シーア派の儀式を遂行するシーア派のモスクにすることを認めた。

 住民たちは警察署や市の裁判所に苦情を訴えてきたが、両機関にはシスターニのグループとバドル軍が多数派を占めているため、誰も動かなかった。

 今年の3月12日から今日までに、宗教学者を含む20人以上のスンナ派若者が、自宅の門前やモスクで殺されたが、祖国とイスラムの統一と分裂の回避を唱えてきたシーア派の政治家たちは歯止めを掛けようとはしなかった。シーア派住民が殺されたら大騒ぎをしスンナ派、中でも復古派を非難するのだが。

 スンナ派であるという理由で免職になった市の匿名警察官は語った。「私とスンナ派の同僚4人が警察から追放された。毎日スンナ派住民が拘束されている。(スンナ派の)女性を脅し、子供は学校や通りで嫌がらせを受けている。バドル軍団やシスターニのグループがこのようなことをする理由は、我々を町から追い出し、我々の住居を格安で手に入れ、町に定住しているイラン人に与えるためだ。彼らこそ、イラク全土でテロ活動を行いながら、抵抗勢力のせいにしているのだ」

 市の商務部は、「スンナ派住民の30家族以上が、安心して暮らせるスンナ派地域で暮らしたいため、アンバール州の諸都市やモスル、バクダード、デヤーリーに移住した。」と指摘した。特に、市のシーア派州評議会のあるメンバーが、「サダム(元大統領)は、数十年も我々を迫害してきた。我々も彼らを1年間だけでも迫害しよう」と発言した後、サマーワのスンナ派住民の苦難は増している。
http://www.islammemo.cc/taqrer/one_news.asp?IDnews=426
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このような事例はバスラなどでも報告されている。イスラム法学者機構のハーリス・ダーリー代表は18日、スンナ派の宗教家たちを暗殺しているのはバドル軍団だと初めて名指しで非難し、抗議のために3日間のスンナ派モスクの閉鎖を呼び掛けた。同じシーア派でも反占領的色彩の強いサドル派の出方が注目される。AFPによるとムクタダ・サドルは、米軍によるグアンタナモ基地でのコーラン冒涜の報復として、地面に米国とイスラエルの国旗を描き、それを踏みつけるように支持者たちに呼び掛け、ナジャフのモスクでは国旗踏み付けが実行された。

アラブの声MLに掲載された他の記事 
「イラクのイスラム軍が5月16日午後4時、9両の輸送車両を攻撃、炎上、破壊 ビデオ1本」
http//groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

エリザベスが死亡、アッバース議長、ムシャラフ大統領が暗殺、アナンが辞任 クウェート人超能力者が予言

كويتية أم علي تتنبأ هذاالعام

 クウェートに有名な女性超能力者が居る。新聞に報道されただけでも、パレスチナのヤーセル・アラファート議長やローマ法王の死亡、レバノンのラフィーク・ハリーリー首相の暗殺、サダム・フセイン政権の崩壊、(今年3月に亡くなった著名エジプト人俳優)アハマド・ザキーの死亡などを予言、的中させた。15日付のサウジアラビアのエラフ通信はクウェートのアルライ・アルアーム紙から引いてこの超能力者オンム・アリーさんが語る今年の予言を伝えた。
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問:これまでに実現した予言について語ってください。

答:沢山あるよ。小児麻痺の孫が歩けるようにはならないと医者に言い渡されたが、私は息子に「お前の息子は7日後には歩けるようになるよ」と伝えたら、奇跡が起きた。医者は孫が歩いているのを見て信じられないと言っていた。
 出産には困難が伴い、帝王切開の必要があると医者に言われ、恐怖と死の幻想に苦しむ妊婦が来たので、「医者が言うように2週間後ではなく、自然分娩で明日生まれるよ」と教えてあげた。それ以来彼女とは大の仲良し。

問:2005年の最新の予言は何ですか?

答:近くアラブとイスラム世界で多数の著名人が暗殺されるね。例えば、ミシェル・アウン(15年間の亡命後にレバノンに最近帰国した元首相)の暗殺、パルヴェーズ・ムシャラフ(パキスタン大統領)の暗殺、イラクのアラウィ前首相の暗殺、アッバース(パレスチナ議長)の暗殺だね。
 年内に死亡する有名人では、エリザベス二世やスハルト前インドネシア大統領、イランの大物、だね。アナン国連事務総長が辞任するね。
 アラブ世界では、レバノン人の有名な芸能人やエジプト人の有名な男女各1人の芸能人と宗教家、イラクの男性芸能人が死亡する。レバノンは長期の混乱を迎える。湾岸の複数の大臣が辞任する。クウェートの有名な芸能人が交通事故に遭うが命は助かるだろう。 
 災害では大型船の沈没やアラブの飛行機が墜落し、クウェートで隣接諸国よりも多くの治安騒動事件が起き、クウェートの女性アナウンサーが信心の故に辞職するなどの大きな変化が起きる。
 
問:クウェートで治安上の騒擾事件を事前に予言したというのは本当ですか?政府高官がテロリストや法律に逸脱した者たちを発見するするために貴女の助力を求めたことは無いですか?

答:残念ながらクウェート政府は、神様が授けてくれた私の力を軽んじている。私に救いを求めれば、私には直観力や予言力、正夢を見る力があるから、テロリストを逮捕し取り調べる最短距離の方法を教えてあげられるのにね。外国ではこのような能力に大変な評価を下すのに、ここクウェートでは全然よ。

問:貴女が将来を予知するということは、貴女が神の領域である目に見えない世界を知っているということですか?

答:何と恐ろしいことを。とんでもない。私が見えない世界を知っているなんて言ったことは無い。神様が私に夢を通じて何が起きるかをひらめかせる特別な才能を授けて下さり、それが現実になるの。創造主が私に授けてくださったお陰で、夢を解釈し、化かされたか邪悪の目にとり付かれたか嫉妬を受けた人間を見分けることが出来るの。時折、何かが起きる前にそれを感じ、しばらくするとそれが実現するの。

問:将来の伴侶や婚約者のことも分かりますか?

答:神様のお陰で、写真を見ると個人のことが分かる力が私にはあるわ。結婚前の女性が婚約者のことを訊きに来るので、相手の品行や意図が良からぬ場合は婚約を破棄するよう忠告するわ。

問:一部の受刑者が貴方に常に連絡していると聞きましたが。

答:タルハ刑務所の受刑者たちは、彼らが見た夢の解釈を訊くために私にいつも連絡してくるわ。特に受刑者の一人に、刑期終了を待たずに思いもよらないことが起きて間もなく釈放されると告げてからね。それ以来タルハ刑務所に友達が増えたわ。

問:貴方を試したり、貴女の力を馬鹿にした人が居ましたか?

答:ええ、邪悪な気配を感じたので、ある新聞記者を追い返したことがあるわ。「何時片目の詐欺師(最後の審判に現れるとされる悪を蔓延らせる片目男)が現れるか」と馬鹿げた質問をした女性には、「知識は神様だけのもの」と答えたわ。墓場の土を持ってきて、好きになった自分の夫以外の男を自分に惹き付けるために魔法を掛けるよう頼んで来た女性も居たわ。

問:どんな種類の人が相談を求めて来るのですか?

答:クウェートに居る全ての国籍、人種、宗教の人ね。最高の学歴と職業の人、多数の政府高官が来るわ。魔法を掛けた相手に返すことで自分に掛けられた魔法を解いて欲しい人も来るけど、このようなことはイスラム法で禁じられているし、私には受け入れられないから頑として断っている。それでも数千人の大学教授や弁護士、医者、女性教師のファンが出来たわよ。

問:夢の解釈ではうまく行きましたか?

答:中東全域で、夢の解釈では私ほど性格に出来るものは居ないわ。書物から得られた知識ではなく、これは神様から授かったものよ。

問:夢の解釈するのに最も適当な時間は?

答:日没後の礼拝後に夢を解釈するのは許されていない。

問:魔法に掛けられた人間の魔法を解くことは可能ですか?

答:魔法を掛けられた人間は分かるけど、その魔法を解いたり、無効化することはしないわ。ただその人が魔法に掛けられていると伝え、クルアーン(コーラン)を長時間読誦するか、その道の識者を訪れるようお願いするの。

問:誰が魔法を掛けたか分かりますか?

答:ええ、でも名前は言えないわ。このような恥ずべき行いをするのは常に魔法を掛けられた人に近い筋なので、家庭騒動の元になるからなお更よ。

問:彼方の助けを求めてくる人は誰でも受け付けるのですか?

答:善人は受け入れ、悪人は決して家に入れずに追い返すわ。

問:どのようにして善人と悪人を見分けるのですか?

答:一目見れば魔法を掛けられているか、悪人であるか感覚で分かるわ。私の気持ちが落ち着かない人は追い返すの。電話を掛けて、或いは直接我が家に訪問する千人の内、受け入れるのは僅か10人よ。時間を浪費したくないからね。
http://www.elaph.com/NewsPapers/2005/5/62172.htm

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米軍訓練プログラムがはらむ危険性 ビデオ付き
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20050518/20050518-00000033-jnn-int.html

【短報】
*米企業がホンジュラス(失業率3割)でイラク・アフガンでの要人警護要員として2千人募集 月給は2500-4千ドルと本国の十倍以上 「各通信」

*ブッシュ、バイオマス燃料とエタノールなどの国産代替エネルギー使用を呼びかけ 「iol」

サウジアラビア、年内に外国銀行の6割の株保有を容認 世界貿易機構加盟の措置 従来は49% ここ数年で保険、通信分野を外資に解放 「アラブ・ニューズ AN (サウジ資本の英字紙)」 

*上エジプトで1991年余地続いた過去最大の2家族の報復合戦が終結 報復を受ける順番の家族17人が17人分の京帷子(白の死に装束)を持ち報復側の家族に出向き和解 これまでに両家で29人が殺害
 http://www.middle-east-online.com/?id=30872

*イラクの米軍、ラマーディーのモスクを汚し、壁とコーランに十字架を描く 「qp」

*米軍がサダムのハリール・ドレイミー弁護士宅を家宅捜査し裁判用資料と宝飾品、現金4万ドル押収でイラク各界が非難 「各紙」

アラブの声MLに掲載された他の記事 
「イラク人の車を米軍戦車が遊び半分で押し潰す ビデオ1本」 
「イギリス政府の機密文書が記すイラク侵略の真実 漏洩した秘密メモはアメリカとイギリスの巨大な犯罪を証明する」

http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

米軍がファッルージャで集団殺戮、腐食を早めるために化学薬品を注入

مذابح جماعية إرتكبها الأمريكان في الفلوجة

 イラクの主要戦場は第二次ファッルージャ総攻撃からシリア国境近くのカーイムに移転したが、米軍によるファッルージャでの虐殺が西側軍事情報筋から明るみに出た。17日付のサウジアラビアのアル・ワタン紙が報じた。
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 北大西洋条約機構(NATO)の軍事筋は、「NATO内で広まっている情報は、米軍が集団墓地に死者を埋め、短時間で腐食させ可能な限り死者数を表す証拠を隠滅するために、生石灰と別の化学薬品を遺体に注入したことを示している」と語った。この情報が確認したところでは、一部の墓地はクルド人地区に近い砂漠地帯の湿地にある。

 同筋は、「裁判無しの集団処刑が最近子供を含む数十人のスンナ派教徒に対して行われた。イラク軍を訓練する軍事アカデミー開設に加わった一部のNATOの軍事専門家が、この情報を確認した」と断言した。

 この報告書の情報は、「殺害された者の大部分は武器を携行していない民間人で、イラクの抵抗戦士ではなかった」と指摘している。

 同筋は、「刑務所が満杯になったので、数十人のイラク人被拘束者が2月に秘密裏に追放され、何処かに連れ去られた。恐らく、彼らを始末するために裁判無しで銃で集団処刑したのだろう」と付け加えた。

 複数の欧州の人権擁護団体が、米軍が犯した集団殺戮と集団墓地を暴露するようNATOの専門家たちに助力を要請した。一方同筋によると、イラク駐留米軍司令部はこの犯罪行為を「どんな戦争時にでも起こり得る軍事的逸脱行為」と評した。

 同筋によると、米国政府は実質的な戦争状態にあると見なしているが、大部分の欧州諸国は、集団殺戮を命じたか、この行為を黙認した軍司令部であろうと、命令を実行した兵士であろうと、このような犯罪行為を犯したものは、戦争犯罪人として裁判に掛けられ処罰されなければならないと考えている。

 同筋は、虐殺の爪跡を消し去るために、米国は虐殺が行われた場所や集団墓地にある遺体を別の場所に移すだろうと推測している。 
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/7A9888DC-BC65-471C-ABCE-941FD298CF25.htm?wbc_purpose=Basic_Current_Current_Current_Current
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このような報告は、アラブの独立系メディアでは報じられてきたが、親米国サウジアラビアの新聞が伝えたことに意味がある。欧州の情報機関も米軍の犯罪行為に関する相当な情報を集めているようだ。
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【短報】
*イラク新政権、抵抗勢力の支持者の投獄、財産没収を決定 「meol」

*NATO外交筋:欧州内の米軍基地から核を撤去せよとの圧力で、「地中海対話」加盟のアラブ諸国と基地建設を協議中 「サウジアラビアのアル・ワタン紙」

*ブラヒミ国連事務総長顧問:外国メディアがダルフール問題の実情を歪曲報道  「スーダン報道サービス・センター」

*パレスチナ保健相:イスラエルは1967年以来、核、固形、有機廃棄物をパレスチナ領土内の人口密集地区に投棄を止めず環境破壊や地下水汚染が深刻化 「qa」
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アラブの声MLに掲載された他の記事 「米国企業が情報収集の目的で多数のイラク人を雇用」  
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

シリア人が農業用水を9割節約する装置を発明

إختراع سوري يوفر 90% من مياه الزراعة

 この問題を抜きにしては中東問題を語れないほど、水問題は重要で深刻である。その中東シリアの市民が農業用水の消費量を9割も削減できる装置を発明したとの朗報を、16日付のアルジャジーラ・ネット(アラビア語版)が伝えた。

 装置の構造や作動原理に関する説明は記述されていないが、写真で見る限り極めて簡単な装置のようだ。新装置は特に樹木に対する灌漑用に有効で、水を植栽植物の根に直接導くので、水の使用量を9割節減できるという。

 また発明者のアハマド・バドラーン氏にジュネーブの本部がある(知的)所有権保護の国際機構(ワイポ?)が承認したこの新装置は、有害植物を駆逐する特徴がある。

 シリア農業省は、この発明により平坦化や開墾をすることなく、山岳地帯や傾斜地、岩石の多い地帯、水の浸透性が非常に高い土地などあらゆる土壌に植樹が可能になると述べた。

 アラブ諸国の多数の学術当局は、アラブ圏の砂漠地帯や砂漠化の危険がある地帯の農業に、この装置を適用するよう勧告している。
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装置の写真   http://www.aljazeera.net/mritems/images/2005/5/16/1_540693_1_23.jpg
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/B61E85F5-BEBF-4140-A3B5-6C9A741D9CA2.htm
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中東では水の使用量を節約するために点滴農業が普及しているが、塩分集積や装置が高額であるなど問題も多い。これらの諸問題を解決できれば、相当な普及が見込めよう。
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アンサール・スンナ軍撮影の、齋藤昭彦氏の車列攻撃とされるビデオ
http://f1racing.cool.ne.jp/aya/up/source/up2154.zip

米軍のカーイム総攻撃作戦名は「マタドール(闘牛士)」 写真
http://www.iraqpatrol.com/matadors1.jpg
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【短報】
*イスラエル:ドバイにイスラエル利益代表部設立間近 国旗は掲揚せず UAEは情報を否定 「qp」

*米国防総省の最新数値ではブッシュが対テロ戦争を宣言して以来、5133人の米兵が任務放棄 消息筋によると逃亡兵の実数は遥かに多い 「インディペンデント」

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イラクの米軍が仕組む自動車爆弾と、臓器売買の真実 「読者投稿」

أمريكا وراء تفجيرات السيارات المفخخة في العراق

 先の00576配信について、昨年の夏アンマンでパレスチナ出身のヨルダン人から似たような話しを聞きました。彼女の友人の兄がバグダードへ行って、自家用車を運転中に、米軍のチェックポイントで呼び止められて、ある警察署(あるいは軍の事務所だったか)へ行くように指示されたので、そこへ行くと大した尋問もされずに帰されたので、不審に思って車を点検すると爆弾を見つけ、イラク人の担当者に告げて処理を頼んだとか、ですから現地では昨年の夏よりも前に、この事は行われていた事ではないでしょうか。

 さらにイラクでのイスラエル医師団による臓器売買のニュースですが、これもパレスチナで思い当たることがありました。2001年8月10日前後にナブルス経由でジェニンに行きました。現地のメディア関係者に聞いた話ですが、あるハマスのメンバーが6人、会議に集まったところをイスラエル兵に襲撃され、そのうち2名が逃げ遅れて拘束され、イスラエルへの基地へ連れ去られたそうです。1ヶ月程後、ジェニンの郊外の丘の上にこの二人の人体の入った段ボールが発見され、その人体は不思議なことに内蔵がなかったそうです。つまり人体の外側だけ。頭も同様。でジェニンの人たちは、それが何故なのか分からず、イスラエル兵がなぜこんな事をしたのか不思議がってました。私はイスラエルの医師団が新しい人体実験、たとえば脳を解析して彼らの記憶を引き出す実験とか、突拍子もないことを考えたのですが、イラクで暗躍するイスラエル医師の話を聞いて、おぞましいあのイスラエル兵の行為に合点がいきました。
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 上記は岐阜の田中さんからの投稿です。別方向から同じ情報が集まると一気に信憑性が高まり、力になります。皆さんのご協力をお願いします。
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 國場さんからアラブメディアの解説を求められているので、少しずつ気付いたことを書くようにします。最も議論があるのがイスラム・メモで、その信憑性を廻り、正反対の評価があります。ファッルージャ第二次総攻撃が始まるかなり前に、米軍機が市の給水ポンプを爆破して市民が苦境に陥っているとの報じたので、住民に市内全域を回ってもらったのですが、そのような事実は無いとの回答。しかし、他紙が報じない報道でその後事実であることが判明したMLでも書けない情報も数多くあります。サウジアラビア人の寄付で運営。シーア派には否定的な傾向。イラクに関する記事数は最大。1記事は短いものが大部分。
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【567号に関する読者投稿】
 >>外務省はイラクのヒート近郊で重傷を負ったとされる英傭兵派遣会社の現場責任者であった齋藤昭彦氏のイラク渡航目的や受け入れ先を掴んでいたであろう。とすると、外務省が同氏にビザ発給を承認したのは何か理由があったのであろうか?

米国や英国などの侵略軍の兵士の一人一人はイラクを乗っ取る前に、ビザを自国のそれぞれの外務省に申請してビザを持っているのでしょうか。持っていないと推察します。なぜならば、それが他国の公権を無視しておこなわれる侵略戦争というものだからです。
齋藤昭彦氏の国籍は日本ですが、イギリスのハート、セキュリティ社との契約に基ずいて英軍の傭兵としてイラクに入国していると推察されるので、他の英軍兵士と共に、ビザなしでイラクに入国しているのではないでしょうか。

よって、私は日本の外務省はおろかイラクの政府(?)も、イラクのヒート近郊で重傷を負ったとされる英傭兵派遣会社の現場責任者であった齋藤昭彦氏のイラク渡航目的や受け入れ先を掴んでいなかったと思いますし、日本の外務省もイラク政府も「ビザを発給」していないのではないでしょうか。
田中 真知子

これ以外の記事は、アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

米「解放軍」が発明した最終兵器は人質としてのイラク人女性拘束

إعتقال النساء لمواجهة المقاومة بالعراق

 占領後2年が経過し、圧倒的な質量の最新鋭兵器を備えた米軍は、イラクの抵抗勢力に対抗できなくなり、イラク人女性という最終兵器を開発し、多用している。新兵器に対する抵抗勢力の回避策は如何に?13日付のイスラム・オンラインが報じた。
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 世界が沈黙している中、抵抗勢力に圧力を掛けるために、占領軍は非人間的な手段に走った。時には、イラク人同士が反目しあうように分派戦争という兵器を用い、時には、ファッルージャで使われ現在はカーイムで使われているような国際的に禁じられている破滅兵器を使用し、更に、水や食糧、電気、通信を断った。

 米国の最新の発明は、夫や兄弟たちを自首させるためにイラク女性を拘束することである。これは恐らく、巨大な軍事力を有す「米解放軍」がよもや採用する日が来ようとは誰も夢想だにしなかった兵器であろう。だが現実に米軍はこの兵器に頼らざるを得なくなった。

 13日付のクドゥス・プレスは、バグダード南方ドーラの住民の次の言葉を紹介した。「占領1年後に米軍は、抵抗勢力を匿い、金銭的に支援したとの罪状で私を拘束した。袋を被せられ連行された場所で、イラク人の女性が我々男性収容者(その大部分は抵抗戦士であるとの容疑者)がいる中に連れて来られた。彼女は誰の娘で、誰の妻でと自己紹介を始めた。彼女の夫はこの地域では名を知られた武装勢力の司令官であった」

 「20人以上の男が居る中に女性が一人という困難な状況だったので、部屋は狭かったが、持込を許されたか着用していた衣類で彼女のために敷居を作った。彼女はしばしばコーランを唱えていた。悲惨な状況であるにも関わらず、彼女は彼女の夫を良く知る者に、『米軍に自首しないよう夫に伝えて欲しい』と頼もうとした。だが、数時間後に夫が自首してきて彼女が解放された」

 被占領国の慣習に対する心理的、社会的訓練を積んできた米軍は、これが武装勢力の逮捕に有効な武器であることを知っており、武装抵抗活動が始まって以来多くの女性拘束作戦を展開してきた。一部の女性はアブー・グレイブの収容所に送られ、ひどい仕打ちを受けてきた。そのためイラク人は釈放を求めて激しいデモを起こしてきた。

 米軍には人道主義も騎士道も通用しないことを悟った抵抗戦士たちは、このような圧力から逃れる方法を編み出した。抵抗勢力に近い筋によると、戦闘志願者には身内の女性たちをイラクの遠くか国外に遠ざけることを条件付けた。

 以前米軍は、首都北方のターリミーヤ地区で女性二人を拘束したと認めた。その折、住居の扉に「お前が男で女性を救いたいなら、自首して来い」と書いた張り紙を残した。結局その男は家族の名誉を救うために自首せざるを得なかった。

 多くのウォッチャーたちが見るところでは、米軍の非人道的な女性人質作戦は、抵抗勢力の激しさを物語る。だがこのような手段を採っても抵抗勢力の炎は拡大する一方である。
http://www.islamonline.net/Arabic/news/2005-05/13/article07.shtml
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他にも子供や女性、老人を人質に取り、戦車に乗せ盾として使ってきた。
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【短報】
*イラクでの米兵の実際の死者は1万5千、負傷者は2万5千を越える 「英タイムズ」 【やっと大手メディアも真実に近いことを書くようになった】

*イラク南部マダーインなど各地の住民:何者かの毒物投入で飲料水が汚染し住民多数に中毒被害 バグダード水道課長は毒物の存在を否定 「qp」

*エジプト警察、衛星テレビ局アルジャジーラの社員8人を拘束、その後釈放 「各紙」

*バグダード空港通りで道路爆弾を受けた米軍車列 ロイター発表の写真3枚 米軍は例によって、ノーコメント    http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=9538

* Fearing Prosecution, Allawi’s Ministers Flee Iraq: Report
http://www.islamonline.net/English/News/2005-05/09/article04.shtml

上記以外の記事は下記へ:アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イラクの米軍が自動車爆弾事件の黒幕 「イラクのサイトが暴露」

 最近特に頻発するようになったイラクの爆発物搭載車の爆発事件の首謀者は喧伝されているように、所謂イスラム過激派を中心とする抵抗勢力によるものなのか? 12日付のイラク・パトロールはイラク共産党カーデル派(傀儡派のイラク共産党から分離独立)のサイト、カーデル・ネットから引いて、米軍が黒幕であると暴露した。
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 数日前、米軍の一団があるイラク市民の運転免許証を没収し、取調べのために翌日バグダードのサダム(国際)空港近くの米軍キャンプに出頭するよう言い渡した。

 翌日基地に出向いたイラク人は、車と共に入ることを許され、30分程度取調べを受けた。その後取り調べの将校が言った。「よし、結構だ。君に対する容疑は見つからなかった。だがご存知のようにイラクの主権はイラク政府にあるから、調書をカーゼミーヤ(バグダードのシーア派地区)警察署に廻した。それを受け取るために今すぐそちらに行き、フセイン・ムハンマドという警察官を訪ねなさい。彼は君を待っているから、出かけてしまわないうちに急いで」

 車に乗り基地を出たイラク人は、車が幾分重いように感じた。また彼を追跡するかのように上空を旋回するヘリコプターの存在に疑念を抱いたので、下車し車を点検した。すると後部座席とそのクッションに100キロを越える爆発物が詰め込まれてるのを発見した。

 出向くように言われた警察署を爆発する目的で車に地雷が仕掛けられたとしか説明が付くまい。ヘリコプターは、恐らく遠隔操作で爆発させるか、事の次第を見届けるために追跡旋回していたのだろう。

 行き先の警察署がカーゼミーヤであるからには、「シーア派の殲滅」という罪状が用意されていたに違いない。そして、いつもお決まりの手口で、占領軍の手先の卑劣漢たちが書き立てていたことだろう。

 事情を悟るや否や、彼は車を乗り捨て、近くの警察署に連絡した。車は移送されたが、その後結果を告げた者は誰も居なかった。

 このような出来事は北部のモスルでも繰り返された。車と運転免許証が押収されたある市民は、(警察署に)出掛け、車を受け取った。だが帰路に故障したので災難が防げた。やって来た整備士はスペアタイヤに爆発物が充填されているのを発見した。この市民も運転免許証を受け取るために警察署に行くよう言われていたのだ。

 よって、似たようなことが起きた場合、自家用車で米軍基地に行かないか、基地から出たら車を点検するように皆さんに訴える。

 イラクの愛国抵抗勢力の攻撃対象にされる警察署があることを我々は否定はしないが、このような警察署には、市民の最大の疫病神となっているバドル軍団(シーア派のイスラム革命最高評議会配下の民兵組織)や(タラバーニとバルザーニの)クルド人2大政党その他占領を支持する民兵組織の一味が入り込んでいるのだ。抵抗勢力は全ての警察署を襲撃するわけでもないし、無差別攻撃もしない。
 http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=9509
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上記の記事に対して読者から以下の書込みがされている。
 これは疑う余地が無い事実である。多くの体験者が私にこのような事例を語ったり、耳にしたと語っている。これは最近の出来事ではなく、1年以上前から起きている。
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573号に関連して、イラクで政争に破れ巨額の分け前を担いで出国した傀儡政治家(特に完敗したアラウィ前首相の一党)の出現により、ヨルダンの首都アンマンの土地価格は毎月倍加しているとの報告あり。
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【5百万点の不良商品の短報で伝えたが詳細が日本語になったので紹介】

配給小麦粉の汚染-イラク[OUTBREAK:003565]
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/244.html
投稿者 古米 日時 2005 年 5 月 13 日 13:28:10: iUS9BVuLxa//2

●05-12(0513-0020)#D#小麦粉の汚染-イラク#染された小麦での検査が続けられる。
情報源:AlertNet.org、ウェブサイト。
数百万人のイラク人の1カ月分の食糧配給量に含まれていた汚染された小麦粉に関する検査は現在も続いているが、医師団は汚染された小麦粉はすでに消費され、健康上に有害な影響を及ぼしているのではと危惧している。イラク政府は、鉄の粉塵の痕跡が確認されたのを受けて、2005年4月18日にオーストラリアからの小麦に輸入を停止した。小麦粉は、イラク国民の大部分が現在も依存している貿易省による配給制Public Distribution System (PDS)に含まれる月毎の食糧配給から一時的に除外されている。
以下、各関係者による、イラク国内の食糧配給制、鉄中毒症患者発生の可能性、小麦がオーストラリアからイラクに輸出される際の検査体制などのついてのコメント。
[Moderator注:鉄中毒は通常下痢や吐血などの消化器障害を呈し、失血や体液喪失が脱水を招く。軽度の中毒は20mg/kg体重で起こり、致死量は60mg/kg体重である。
鉄中毒症は初期には、金属鉄として10 ~20 mg/kgを摂取1~2時間以内に、嘔気、嘔吐および腹痛として発症する。もし中毒が重症であれば、初期症状に引き続いて血圧低下、ショックおよび肝障害を含む全身的な症状を来す。小児の方が成人よりも感受性が高い。
特異的な治療には、活性炭を用いたりand/or腸管内で不溶性の塩を生成するような鉄を結合する化合物(リン酸エステルや重炭酸塩)を投与することで、鉄の吸収を抑制することなどがある。胃洗浄や腸洗浄もその後の鉄吸収を減じる効果が期待できる。鉄中毒の治療として、deferoxamineデフェロキサミン静注も行われる。
この記事で言及された患者の臨床症状を知るのが有用であろう。問題の小麦はオーストラリアから積み出しされたようだ。小麦は製粉されて配布された。記事が主に加工小麦粉に集中しているのは興味深い。調査が完了した時点では、製粉過程に問題が確認される可能性もある。]

[OUTBREAK:003565] ProMED概要 20050513-0010...20050513-0040

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蜂の巣にされた基地内の米軍ハンビーの雄姿 2004年7月10日 写真4枚http://www.abolkhaseb.net/images/mortar-attack/Destroyed-humvee-vehicle_120505.htm
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これ以上の記事は下記へ。アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

ドバイ沖に300の分譲用人工島が建設中 アブダビにシンデレラの夢の御殿が実現

 アラビア湾岸諸国の観光業が有卦に入っており大型投資が目白押しだ。9-11日付のミドル・イースト・オンラインは沖合いに人工島を作るプロジェクトが進行中と伝えた。
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 ドバイの沖合い4キロの海上の9キロと7キロの面積に大小300の人工島が作られている。ワールドと名付けられたこのプロジェクト推進企業のナヒール社のジェイムス・ウィルソン社長は現場視察中に、「工事開始後2年以内に6割が完成する。連日30の輸送船が埋め立て用の海砂を運搬している。既に40島を売却した」と語った。

 「平均的な数ヘクタールの島の価格は2500万ドルだ。建造物や施設を作るのは島の購入者だ。島と島の距離は百メートルも無い。用途は住居や商業施設など様々だ。15階建てのビルを建築したい人には陸上で建ててくれと言っている」

 一方湾岸の島国バーレンは、年末に「二つの島(バーレンとは二つの島の意」と名付けられたウォーター・フロント・プロジェクトを30億ドルの費用で始動させる。バーレン島の北東の海上に作る250万平方メートルの人工島に、マリーナや水上スポーツ施設、豪華ホテル、住宅、商店などが出来上がる計画だ。プロジェクトの第一次段階は1年半後に完成する。

 アラブ首長国連邦(UAE)の9割の産油量を誇るアブダビも負けてはいない。千夜一夜物語にでも出てきそうな長さが1.3キロにも及ぶ、92の宿泊用ウィングを備えた超豪華ホテル「首長国御殿」が海岸に完成しようとしている。4階にはUAEの7首長専用の7つのウィングがある。

 建設コストは明らかにされていないが、最低でも1泊2500ドルのホテルが出来るのは、最近の原油価格の高騰の賜物であろう。シンデレラが夢見た御殿もかくやかと思われる。 

 昨年のドバイ首長国への観光客は540万人であったのに比べ、アブダビへの観光客は80万人に過ぎなかった。
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ドバイの人工島の写真
http://www.middle-east-online.com/pictures/big/_13451_world-10-5-2005.jpg

シンデレラの夢の御殿の写真
http://www.middle-east-online.com/pictures/biga/_30716_uae_palace-10-5-2005.jpg
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アラビア湾は紅海と異なり遠浅だから、このような造島事業が可能だ。機上からのアラビア湾は海底まで見えてエメラルドのように美しい。
一方同じアラビアでも、占領下のパレスチナやイラクでは人々が、何時果てるとも知れぬ塗炭の苦しみに喘いでいる。
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【短報】
*アルジャジーラ・ネットが齋藤昭彦氏は最近、複数の米軍基地の治安将校だったようだと報道

*ブリュッセルで来月9日EUとオペックの石油頂上会議開催 「各紙」 【米国離れの兆候か】

*マレーシアに最初の外国イスラム3銀行が年内に誕生 「国営マレーシア通信」

*ネゲブのパレスチナ人追放にイスラエルが1億4千万シェケルを計上 「qp」

*国際的人権擁護団体の「居住・移住権センター」の報告書:このまま占領が続けばパレスチナは地図から抹消される 「im」

*イラクでの負傷者増加で米軍は民間手術医に頼る 「WP」

*「国境無き記者団」にCIAが資金援助 「仏有力週刊誌 Voltaire 」 http://www.reseauvoltaire.net/

*レバノンの不安定化は長年の計画 「同上」
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【要約のお願い】 Hearts, Minds, and Dollars    In an Unseen Front in the War on Terrorism, America is Spending Millions...To Change the Very Face of Islam   (65点)
http://www.usnews.com/usnews/news/articles/050425/25roots.htm

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

日本人傭兵拉致事件は上記MLに掲載しています。

米軍によるイラク民間人への家宅捜査 ビデオ1本

 飛び交う悲鳴、怒号、銃声 イラクで日常的に繰り返されている光景

http://juggler.jp/Rinca/cgi-bin/source4/No_2080.zip

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

日本の外務省は齋藤昭彦氏のイラク滞在目的を知ってビザ発給を承認したのか?

 どこの国でも入国査証(ビザ)を発給するのは、渡航希望国の大使館であろう。ところが、ほとんど知られていないことであるが、本年初期から日本人に対するイラクのビザ発給を決めるのは、各国にあるイラク大使館ではなく、何故か日本の外務省なのである。
 
 試みに世界中何処かのイラク大使館にビザ発給申請に行くと良かろう。「出してあげたいけど、日本の外務省の承認が無いと出せない」と言われるだろう。外務省に申請しても、公務員や大手メディア、企業関係者など日本政府により管理可能と判断された者でなければ、突き返されイラク入国を断念した日本国民は数多い。

 契約記者や市民記者などは、必ずしも安全極り無いとまでは言い切れぬが、1国の首相が非戦闘地域であると豪語するイラクのサマーワなどで、憲法を無視してまでも、自己防御用の武器を携行する米兵の軍用機での輸送に励み、日夜、地下深く穴倉に篭もり使命の崇高さに恐れおののきつつ、市販ボトルの百倍の経費をかけ丹精込めて作った貴重な水を惜しげもなく戦乱に苦しむ人々に分け与えるなど、国際貢献と人道支援に明け暮れている自衛隊員を慰問や激励に訪れることすら絶対に出来ない仕組みになっている。

 外務省がビザ申請者の審査を代行するのは、決してイラクの内政に干渉するとか、自国民の渡航の自由を妨害するなどの意図からでは無く、人手も活動費も十分では無いだろうから、厄介な業務をいささかなりとも肩代わりしてあげようとの純粋なる母心からに違いない。

 外務省はイラクのヒート近郊で重傷を負ったとされる英傭兵派遣会社の現場責任者であった齋藤昭彦氏のイラク渡航目的や受け入れ先を掴んでいたであろう。とすると、外務省が同氏にビザ発給を承認したのは何か理由があったのであろうか?
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【短報】
*イラクのティクリート州評議会、自動車による自爆攻撃多発で同乗者無しの運転を禁止 新法を知らずに同乗者無しに運転していた男をイラク警官が射殺 「アル・ハヤート」 【ジャカルタのように同乗アルバイトが今後流行るかも】

*チュニジアの地方選挙で与党が9割以上を獲得 主要野党は当局の脅迫と賄賂で棄権 投票率は82.7% 「各紙」

*旧アラウィ政府の複数閣僚が腐敗発覚、渡航禁止令発効、警護員剥奪でイラク人の報復を恐れ国外に逃亡 「インディペンデント」 【稼ぐだけ稼いだらトンズラする所詮出稼ぎ組】

*イラク保健省と内務省の情報筋:4月以降連日百人以上が爆発や暗殺などで死亡 「qp」

*米国諜報機関とイラク・シーア派が相互不信 「NR」

*イラク警察の情報筋:ナジャフのマハディー軍狙撃手の発砲で米軍車列の米兵2人が死亡 占領軍は殺害現場周辺を包囲 「im」

*イラク計量品質検査局:占領後に入国した偽り・使用不適商品は5百万点以上 バグダードは世界最大の不良商品市場に変容 外国(特にイスラエル)企業 が無秩序状態に乗じて幽霊代理店経由で輸出 鉄粉入りオーストラリア小麦は輸入禁止し米国産に変更 「qa」

*サダム支持者たちがザルカーウィのグループに合流「イラク解放評議会」設立 「サンデー・タイムズ」

*米軍はバース党支持の抵抗勢力よりもイスラム主義者の対策に注力 「WP」

*米国がアラブ・ラティン頂上会議の成功阻止に懸命 アラブ首脳の参加禁止と共同声明の文言変更に圧力行使 「アル・ワフド」 【米国は自国が参加しない会議を是が非でも流産させたい】

*アルジェリア、60年前の4万5千人の独立主義者虐殺やナチよりも凄惨な拷問でフランスに謝罪と補償を要求 「qa」

本日の他の記事は下記「アラブの声ML」に掲載 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

クウェートの次はイランがバスラ原油を盗み始める 日本企業が両国間の送油管建設

شركات يابانية ستمد خط أنابيب نفطي بين البصرة وعبادان

 複数の日本企業によりイラク南部の原油をイランに運ぶパイプライン建設プロジェクトが始まるとイラン駐在のイラク大使が発言した。イラクのテレビ局アルシャルキーヤが7日イランの通信社から引いて伝え、バスラ・ネットが上記の見出しを付けて報じた。
--------
 イランに駐在するムハンマド・マジード・シェイフ、イラク大使は、複数の日本企業がイラク南部のバスラとイランのアバダンを結ぶパイプラインを建設すると発表した。イラク原油のイランへの送油能力は、日量千バーレルとなる。

同大使はイランのMEHR通信に7日、イラン政府はバスラ-アバダン間の二重パイプラインを建設するというイラクが提出した計画を了承したと語った。また、イラクの治安が安定化した後に、同計画が実施されることを希望すると表明した。 

 また同大使は、日本企業が請負うこのプロジェクトの建設費は未定で、イラク政府は鉄道を延長してバスラ州に隣接するイラン領のムハンマラ(イラン名:ホルムシャハル)とバスラを結ぶプロジェクトの推進を希望しているとも表明した。
http://www.alsharqiyatv.com/display.asp?fname=economic\05\023.txt&storytitle
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0505/naft_070505.htm
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 記事には、日本企業名の記載は無い。MEHR通信のサイトには、イラン駐在イラク大使へのインタビュー記事は掲載されているが、パイプラインの建設への言及は無い。何らかの理由でその部分が削除されたものと思われる。

 なお、このパイプライン建設予定地のイラン領は、アラブ系住民が多数派を占め、最近も住民とイランの治安軍との衝突となり、一部報道では数十人が死亡したと伝えられている。日本がパイプラインを建設しても破壊工作の標的にされよう。
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【短報】
*英国公式文書:ブッシュは2002年の夏、サダム打倒のために都合の良い情報を米諜報機関に求めた 「ナイト・リッダー NR」

*イスラエル国内治安相、5月8日から10日のエルサレムのアル・アクサー・モスクの礼拝者を45歳以上のイスラエルの身分証明書携帯者に制限 治安上の措置と説明 「マアーレフ」

*イスラエルの治安・諜報専門サイト「デブカ」がCIAのイラク事務所副所長の殺害を詳報 「im」
【イラク抵抗勢力の聖戦士中央司令部がとっくにビデオと英文声明文を出している】
http://www.albasrah.net/maqalat/english/0505/rafidan8_010505.htm
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待ち伏せ攻撃で破壊された米軍ハンビー 写真3枚 
http://www.abolkhaseb.net/images/mortar-attack/humvee-after-ambushy_070505.htm:
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【翻訳のお願い】 Insurgents Counter U.S. Moves in Iraq
http://www.guardian.co.uk/worldlatest/story/0,1280,-4980116,00.html

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/


イラク政府専門家の報告書:ナツメヤシの伝染病蔓延に外国勢力が関与

جهات أجنبية وراء تفشي الأوبئة في تساتين النخيل جنوب العراق

 米軍はしばしば抵抗勢力の拠点となっているという理由でイラク人が「命の木」と呼び大切にするナツメヤシの木を伐採、抜根してきたが、イラク政府の専門家は、ナツメヤシに伝染病が蔓延している理由は、イラクに敵対する外国勢力がビールスを持ち込んでいるからだとする報告書を作成した。7日付のサウジアラビア資本でロンドンで発行するアラビア語紙、アシャルク・アルアウサト(電子版)のジャーシム・ダーヘル特派員が伝えた。
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 イラクの農業省と水資源省の専門家たちは、イラク南部でナツメヤシ農園に伝染病が蔓延している主因は、一部のイラクに敵対する外国勢力がナツメヤシの木に伝染病や病気を拡散させる多種のビールスを持ち込んだからだとする報告書を作成した。その目的はイラクの特産物であるナツメヤシの木を枯れさせ、イラクの国家経済を破壊することだ。

 関係部局に配布されたこの報告書によると、大部分のナツメヤシ農園は2003年の今次の戦争後に、壊滅的な病気に罹り、数百本ものナツメヤシの木が枯れ死した他に、ナツメヤシの生産量に悪影響を残した。

 同報告書は伝染病が蔓延している他の原因として、病気対策の欠如、化学肥料の不足、農業指導と病気を発見する専門チームの不在、当局の監視が無く一部の農民や農園主がナツメヤシの優良な母木を近隣諸国に売却することに加担していることなどを挙げている。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0505/waba_070505.htm
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 イラクの著名サイト、イラク・パトロールは上記に関連して次のように警告を発した。
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 我々は何度もこのような危険に警告を発してきた。彼らはエジプトの綿花生産を壊滅させたように、我々の農業を破壊し、主要農産物を撲滅しようとしている。エジプトは長繊維の綿花の最大輸出国であったが、種々の経済措置や病原菌によって、現在ではどん底に後退し、綿花の代わりにイチゴを飢えるよう奨励している有様だ。ではこの地域で何処が綿花の最大輸出国かご存知か? 無論、シオニスト政体(イスラエル)だ。(イスラエルは)明日には世界のナツメヤシの最大輸出国になることだろう。ナツメヤシの木が一旦消滅したならば、生産の回復は至難の業であることをイラク人は気付いているのだろうか? 世界銀行や自由貿易機構によってイチゴや非戦略作物などの、世界にとってもイラク人にとっても不可欠ではない作物を植えるように要請されることになろう。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?s=4517fa3e5d4c1da5e0c193febe38dea0&showtopic=9415
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このような農業破壊はこれまでに自由メディアで指摘されてきたが、親米国家サウジアラビア資本の有力新聞がイラク政府の報告書から引いて伝えたところに意味がある。
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【参考】 サハラに散った雪の花
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/493
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【短報】
*新入閣出来なかったアラウィ政権時代の大臣に渡航禁止令 3大臣が横領や入札での巨額収賄で雲隠れしたことに関連する措置 「ajn」

*米国、在米シリア反政府グループに資金援助  反政府のシリア共産党がシリア国内で秘密会議開催 米政府の関心はイラン反政府組織の支援に集中 「qa FT」

*米国とイスラエル、アラブ・ラテン首脳会議開催を憂慮 アラブ側は首脳会談は何処をも敵視しないと釈明 「ロイター」

*ソマリア政府高官、米軍ヘリが領空侵犯、海兵隊員が無許可で「短期訪問」したと非難 ソマリア人は重火器を含む数千の武器を保有していると警告 「ロイター」

*サドル派に近い情報筋:米軍がナジャフのムクタダ・サドル邸に向かうのを目撃 周辺一帯を包囲「qp」

*米軍が採用し始めた戦術は訓練未熟のイラク軍や警察を前面に立たせ、航空機や砲弾で援護 「ロイター」

本部ブログ以外の記事は下記「アラブの声ML」に掲載しています。齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
صوت العرب

サダム-ラムズフェルド会談報道は窮地の米国が和平妨害の責任転嫁目的で意図的に漏洩 

 ファーデル・バドラーン(イラクの大学教授。自称人間学が専門)が7日付のバスラ・ネットに投稿した。
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 ラムズフェルドとサダムの秘密会談情報の意図的漏洩は米国の利益に反するから事実であると信じたくなかったが、一部の同僚は秘密会談情報を掴んでいて、協議の結果、私は今では米国が漏洩する理由があったと信じている。会談は事実だ。米国は、サダムが頑固で妥協しないのでイラクのためにマイナスに作用していると伝えたいのだ。

 米海兵隊のソマリア上陸もイラクでの失敗から目を逸らすために勝利が確実な相手を叩く作戦である。米軍には過去にベイルート撤退後にグレナダを侵攻、ソマリア撤退数日後にバグダードを空爆した前科がある。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0505/badran_060505.htm
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【短報】
*アフリカの角の米軍司令官、イスラム過激派捜索ために20人の海兵隊員がソマリアに上陸したとの報道を否定。隣国ジブチで26人の海兵隊員が軍事訓練したと付け加える 「meol」

*ムワッフィク・ルベイイー国家治安担当顧問などイラク政府の要人、サドルが米軍に対決しないように説得中 ナジャフは嵐の前の静けさ 「im」

*バスラのマハディー軍司令官が記者会見で、サドルの支持者に干渉するとその結果は知らんよと、米軍とイラク警察を恫喝 「im」

*クーファのサドル派の拘束者釈放デモでサドル派5人が負傷 「AFP」

*アムジャド・ズベイディー(イラク人愛国者、政治活動家):米国は1989年に南米の麻薬マフィアに対して初めて使った、2マイルの距離からレーザーを使って正確に標的に、或いは電子チップを貼り付けた自動車を直撃し、高温で炎上するのでロケット弾の痕跡が残らない、高性能な空対地ロケット(ミサイル)を保有している。13日にスウェイラで起きた自動車爆弾による自爆攻撃とされた事件はイラク人に不和の種を植えつけるための米国の報復によるもの 「bn」

*釈放された伊女性記者ズグリナ:米軍がこのように誰も説明を求めない形でイラク人や外国人の殺害継続を不可能にさせるために事件の真相解明を呼びかけ 「スペインの欧州通信」

*ワシントンの消息筋:ペンタゴン高官が機密情報をイスラエルに漏洩した事件は氷山の一角 「UAEのアル・ハリージ紙」

*世界的な調査結果:米国人の年間読書量は本11冊、英国人は7冊だが、アラビア人の平均は僅か1/4ページ 原因は、紙、インク、印刷機が輸入で高価、輸入税も高い、図書館の不足、配本制度の不備、書籍の検閲制度の存在、高い文盲率、子供は読書より歌舞を好む傾向 「meol」 

*サウジアラビア社会問題省の最新調査:同国のハイ・ミス数は23万1千人 アハサー州の離婚率は25%と増加中で、毎日8人  離婚理由は家庭内の不和増大と、一部の衛星テレビや雑誌などで信頼の置けない機関が正道でない社会改革を唱えるからと分析 「サウジアラビアのアル・ジャジーラ紙」 【ハイ・ミス増加の一因は高額の婚資金を嫌い、外国人女性と結婚する男性が多いこととサウジ女性は贅沢で金食い虫だからとは良く聞かれる話】

*死亡者増加でイラクで墓堀請負業者が大繁盛、成金続出 アラブの諺曰く、人の不幸は自分の利益 「iol]
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ビデオ ナーシリーヤのマハディー軍の戦闘画面 2004年撮影
http://media.abolkhaseb.net/video/rafidan/MahdiArmy.wmv

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

イラクの石油に対する米国秘密計画がネオコンと巨大石油企業間の政治闘争を惹起

デモクラシー・ナウ!でのBBCテレビの番組放映と、エミー・グッドマンによるグレッグ・パラスト記者インタビュー   2005年3月21日

エミー・グッドマン:BBCテレビ、ニューズナイトのための、議論を呼ぶ新たな報告の中で、隠された悪事や不正を徹底的に調査し追及する記者、グレッグ・パラスト氏は、ブッシュ大統領は9/11以前から、イラク侵略を計画しており、イラクの石油をどうするかについて、二つの全く異なる計画を検討していたと告発しています。その計画は、ネオコンと巨大石油企業間の政治的な戦いを引き起こしたといわれている。

グレッグ・パラスト氏には、我々のファイアハウス(暖炉付き住宅)スタジオに登場していただきますが、これから彼のBBCニューズナイトのための独占報告「イラクの石油に対するアメリカの秘密計画」をお送りします。

ブッシュ大統領は、9/11攻撃以前に、イラク侵略を計画しており、イラクの石油をどうするかについて、二つの全く異なる計画を検討していた。二つの計画は、ネオコンと巨大石油企業間の政治的な戦いを引き起こしたが、ポール・ウオルフォヴィッツの世界銀行総裁への、ジョン・ボルトンの国連大使への最近の任命の背景説明になるかもしれません。これは、隠された悪事や不正を徹底的に調査し追及する記者グレッグ・パラストによって明らかにされた議論を呼ぶ告発です。この独占報告は、先週BBCで放映されました。アメリカで放映されるのは、今回が初めてです。

イラクの石油に対するアメリカの秘密計画

グレッグ・パラストは隠された悪事や不正を徹底的に調査し追及する記者である。彼のウエブサイトGregPalast.com.をご覧頂きたい。

エミー・グッドマン:この独占レポートはBBCで放送されました。

[番組内容の大まかな書き起こし]

デモ参加者たち:石油の為の流血反対!

デモ参加者たち:攻撃反対!イラク攻撃反対!

ジョージ・W・ブッシュ大統領:油井を破壊するな。

デモ参加者たち:石油の為の流血反対!

デモ参加者たち:攻撃反対!イラク攻撃反対!

アリ・フライシャー報道官:イラク解放作戦の進行中の様相は...

デモ参加者たち:石油の為の流血反対!

デモ参加者たち:イラク攻撃反対!

トニー・ブレア首相:この行動は、石油やら他のいかなる陰謀説とも無関係だ。


グレッグ・パラスト:ジョージ・ブッシュはイラクの石油について秘密の計画を持っていたのだと信じている人々がいる。ことはそれほど単純ではない。実際、我々は二つの計画を発見した。
イラクにおいて、現実の戦いが行われているさなか、ここワシントンでは冷戦が行われていたのだ。一方の側は、国防総省とそのネオコン仲間、もう一方の側は国務省と巨大石油企業という友軍だ。

ジョージ・W・ブッシュ大統領:神よ我を助けたまえ。

グレッグ・パラスト:2001年1月、ジョージ・ブッシュは、アメリカはいかなる他国も作り替える計画などないと誓いながら、オイル・マネーの噴流に乗って大統領官邸にすんなりと舞い込んだ。だが同時に、アメリカ国内の反対側の場所では、サダム打倒の為のイラク侵略を計画し、イラクの石油をどうするかを決定する秘密の会議が進行中だった。サン・フランシスコの橋の対岸では、国務省がこの建物で、アメリカ国内におけるバグダッドの先端部分となる会議を招集した。ファラ・アルジブリはイラク人亡命者で、ロナルド・レーガン大統領のサダム政権との裏ルートとして働いていた。彼はブッシュ・チームの為に、こうした初期の戦争評議会を主催していた。

ファラ・アルジブリ:それは侵略ですが、クーデターのように機能するはずでした。イラクをサダム派とその政権から解放し、あの国を安定させるというのが元々の計画でした。ある指導者、つまり品位と能力の点で定評のあるイラク人指導者が同盟軍と共に働くべく、名乗りをあげるはずでした。

グレッグ・パラスト:アルジブリは、巨大石油企業、巨大金融企業とOPECと、侵略前にサダムの後釜にすべく面接した有力者候補者達を結ぶかなめだ。

ファラ・アルジブリ:我々が事前に面接した移行期の指導者が跡を継ぎ、政府制度を率いて、人々を迅速に仕事に戻すはずでした。

グレッグ・パラスト:言い換えればサダムだけ倒すのだ。大半のバース党員はそのまま地位に残る。油田について言えば、国が所有権を保持するのだ。けれども9/11以後、ワシントンの権力は右派側に振れた。ポール・ウオルフォヴィッツと彼のネオコン同志が権力を握ったのだ。ニューズ・ナイトは、彼らは、A案つまりすぐに終わるクーデターを反古にしたことを把握した。ネオコンはイラク侵略をアラブによる石油支配を終わらせるために使いたがった。彼らは犯罪的なOPEC独占の打倒を狙っていた。

アリ・コーヘン:OPECはカルテルです。カルテルとして、OPECは、カルテルメンバーの為に、産出量を規制して、金の卵を産むガチョウを殺さずに、石油価格を出来るだけ高くしようとするのです。そこで、OPEC(石油輸出国機構)は、少なくともこの国(アメリカ)であれば訴追されるような形で振る舞うことになるわけです。

グレッグ・パラスト:「OPEC粉砕」計画の核心には、侵略一ヶ月前にできあがったこの文書の中には我々が見いだした、全てのイラク資産、特に石油とその周辺産業民営化という過激な計画がある。

アリ・コーヘン:大量の石油所有権を、OPECの主張に合わせて行動しないような組織に私有化することで、OPECを政治的に弱体化し、多くの消費者と西欧の経済全般を向上させようとしたのです。

グレッグ・パラスト:売却計画にかかわるおしゃべりは、侵略はイラクの石油を獲得するためのものだった、という非難を勢いづけた。

ロバート・イーベル:「どうしてイラクを攻めるのだ? 石油が目当てだろう?」というのがそうした考え方です。私の答えはこうでした「いやちがう。サダム・フセイン打倒のためだ。翌朝は石油問題だ。」

グレッグ・パラスト:戦争に向かって助走しながら、政権はイラク亡命者の反対派指導者ファディル・チャラビと会見させるためにイーベルを送り込んだ。チャラビはイラク石油売却案を歓迎した。

ロバート・イーベル:あの人々は長らくイラク国外にいたのです。チャラビは古株だったというわけです。彼らはそれが、つまり素早い成長、民営化、多くの企業に参入してもらい、生産を増やすために金を使わせることが良いと思っていたのです。

グレッグ・パラスト:イラクの石油を手放す計画に対する反対は、きわめて思いがけないところからわき上がった。アメリカの石油産業の頭目だ。シェルの元C.E.O.フィリップ・キャロルは、戦車が侵攻するずっと以前に相談を受けた。

フィリップ・キャロル:国防総省から私に電話がありました。イラクでの戦争の可能性に関連して、ある種の緊急時対策を研究しているのだといいました。彼らは誰かあの業界で働いた人物による支援協力が必要だったのです。

グレッグ・パラスト:けれども石油関係者はネオコンの計画遂行を拒否した。

フィリップ・キャロル:完全民営化から部分的民営化にいたるまで、あらゆるモデルがありました。イラク経済や、何をなすべきかということについて、あらゆる類のアイデアがありました。私が関与している間は、イラクの石油資源や設備民営化など決して行わないと固く決めていました。陳述終わり。

グレッグ・パラスト:サダム打倒を企んだ人々の中にさえ、民営化計画は反乱に油を注ぎ、アメリカ人、イギリス人、そしてイラク人の命を失わせることになったと不平をいうむきがある。

ファラ・アルジブリ:反乱側と新イラクを不安定化させたい連中は、これを「見ろ、我々は国を失いつつある。指導部を失いつつあるのだ。すべての自らの資源を一握りの金持ちに奪われつつあるのだ。世界の一握りの億万長者達が乗っ取って、生活を惨めなものにするのだ。」という口実に使いました。そこで我々は、もちろん民営化が実現するという前提のもとに行われている、石油施設やパイプライン爆破を目の当たりにしているわけです。

グレッグ・パラスト:そこで国務省はどうやって、その炎に水をかけるかということになる。アメリカ石油産業の首都ここヒューストンでは、石油業界は現状についてあまり満足していなかった。「ニューズ・ナイト」は、イラクにいる巨大石油企業の頭目達が新たな政策を要求していることを突き止めた。その仕事は、その経営する弁護士事務所は、ジョージ・W・ブッシュ、サウジアラビア政府、エクソン石油の代理人である、かつての国務長官ジム・ベーカーが創設したテキサスのシンクタンクに託されたのだ。

エミー・ジャッフェ:要するに、我々はともあれ石油を盗むためにやっているのだと見られていることを非常に懸念していたわけです。民営化を強いるために軍事的手段を用いるわけには行きません。それは社会の下方から自然に上がってくるのでなければなりません。それがあの国のやりたいことであるべきなのです。アル・ジャジーラTV或いは西欧メディアの、極めて左寄りな、アメリカ人が軍服を着て油田に立っている姿がずっと続いてしまうことを非常に懸念していたのです。

グレッグ・パラスト:国務省はこれまで秘密だったジャッフェが起草した計画をいやいやながら我々に手渡した。そこにはイラクの将来の政府に与えられる7つのオプションがあるが、民営化案など一つもない。ネオコンの計画が潰れたのは、OPECを乗っ取って、石油価格を無理矢理下げるという案は、巨大石油企業には合わないためだ。

エミー・ジャッフェ:もし私がアメリカ企業の会長で、あなたが私を嘘発見器テストにかけたら、高い石油価格が、私なり会社にとって不都合だというかどうかはわかりませんよ。

グレッグ・パラスト:だから、私はシェルの元ボスに、ネオコンの方針と石油業界の方針が一致するかどうか聞いてみた。

フィリップ・キャロル:それは全く両極のように違います。多くのネオコン達は、市場、民主主義やら、あれやこれやについてある種の神学的信念をもった人々です。国際石油企業というものは、例外なしに、きわめて現実主義的で、営利本位の組織です。連中には神学理論はありません。彼らは主義主張は持ち合わせません。彼らは株主にとって最も利益となることをするのです。

グレッグ・パラスト:アメリカ人は、これほど高い石油を買った経験はない。巨大石油企業の幹部連はほくそ笑んでいる。これほど大きな利益を連中は見たことがないのだ。ネオコンは、我々は石油価格急騰を止める機会を失したのだと言う。我々がすべきことはイラク油田の売却だけだった。けれども巨大石油企業がそれを潰したのだ、と。

フィリップ・キャロル:この課題は、政治的にも経済的にも非常に複雑で困難で、本当に真面目な人が民営化などしようと考えるはずはないと思うのですが。

アリ・コーヘン:その論理に従えば、それならシェルを国有化しようということになります。20世紀後半と21世紀初頭に、政府経営の企業と民営企業を比較すれば、いわゆる、「簡単な話」ですよ。比較すれば、民営石油会社、民有資産の方が良いのです。

フィリップ・キャロル:その説には賛成ですな。民営化するのは、簡単なことでしょう。それは一部の連中にとってのみ、きついものでしょう。頭の弱い連中にとって。

グレッグ・パラスト:無能にせよ、冷血にせよ、アメリカはイラクに対して、国家が管理する石油独占企業を与えたので、巨大石油企業とOPECが、石油を一バレル$56にし、ウオルフォヴィッツとネオコンは他の働き口を探しているというわけだ。

エミー・グッドマン:今のレポートは、隠された悪事や不正を徹底的に調査し追及する記者グレッグ・パラストさんによるもので、今デモクラシー・ナウ!スタジオにお出でいただいています。

グレッグ・パラストさん、ようこそ。

グレッグ・パラスト:出させていただいてうれしく思います、エミーさん。

エミー・グッドマン:二つの計画に対する爆弾のような報告ですね。更にジョン・ボルトンが国連大使、ポール・ウオルフォヴィッツが世界銀行総裁という指名とも結びつきますね。

グレッグ・パラスト:まあ世界銀行総裁への任命が懲罰的なものだなどと考えるのは、奇妙なブッシュ世界だけのものです。基本的に、ウオルフォヴィッツは国防総省から頭を先にして投げ出されたのです。彼の力では到底かなわない相手、つまり巨大石油企業に噛みついたからです。

イラク戦争の重要な戦利品はOPECの議席です。単に油田だけの問題ではありません。大切なのはOPECの議席なのです。議席で何をするのかですか? ネオコンはイラクの石油を我々の手で支配し
てOPECの粉砕を狙ったのです。アラブが支配する独占と連中が見なしているものの力と、サウジアラビアの粉砕です。不幸なことに、それはまた一バレル56ドルという石油価格を破壊することでもあったため、石油業界は非常に不満でした。

そこでネオコンの計画は潰されました。実際、二年前に我々の放送中に、民営化してイラク油田を売却する計画があるという報告をここでしましたね。実際にそういう案があったのです。そこで、イラクの状況の面倒をみるために、シェル石油のフィル・キャロルがジョージ・ブッシュによって任命されました。この石油業界人は現地に赴き、私が見張っている間は民営化などさせない。我々はそういうやり方はしない、と言ったのです。

石油会社というものを理解する必要があります。民営化すれば、巨大石油企業はそれを手にすることはできず、そうした会社は、どこの国であれ、常にチャラビの身内連中なり、権力者のものになるのです。それで、石油会社は締め出されたくはなかったので、その案にはのらなかったというわけです。

さらに彼らは、もし民営化されれば、そして生産が増えれば、OPECは破壊され、石油価格は崩壊するというネオコンの考えが気にくわなかったのです。それは石油会社の記録的な利益の終わりを意味するので。

そこで、ロブ・マッキーという人物によって新たな報告書の作成がこっそり命じられたのですが、彼はシェルの人物の後釜です。マッキーはコノコ・フィリップス出身で、コノコを退任する頃には$2500万ドルの給与を得ていたわけで、ブッシュによってイラクの石油省に送り込まれました。そして彼は新たな研究を命じたのですが、それはジム・ベーカ研究所が行いました。

今やジム・ベーカーはエクソン石油とサウジ政府の代理人です。そしてベーカ研究所の連中と彼らと一緒に仕事をした連中は、極めてOPEC寄り、極めて石油会社寄りで、国際的石油企業と利益を分け合う契約を結ぶような国有企業があるべきだという報告書を纏め上げたわけです。それが彼らの勧告でした。民営化は潰され、連中はウオルフォヴィッツに対して激怒しています。

その計画の指導者である女性は言いました。ウオルフォヴィッツは民主主義について言い立てながら、その実、99%のイラク人が望んでいないことをやりたがっているのです。石油会社は燃え上がっている油田を所有したくはないわけで。それで、基本的にウオルフォヴィッツは、巨大石油企業とその郎党ダグ・ファイフ等と対決することになったわけです。そこで、彼らの民営化計画は、その案を推し進めたが故に、彼らも完全に壊滅されたのです。

我々は、当然最初にご覧にいれた話も入手しました。実際に戦争のそもそもの始めから、ブッシュが就任する前、数週間のうちに、イラクに関係する石油業界人によるサダム打倒計画会合が開かれたのです。クーデターのように見える侵略です。我々は実際に第82空挺部隊を送り込むはずでした。そしてサダムを引きずり下ろし、新たな独裁者を据え、バース党員達はそのまま権力の座に残り、何も変わらないというわけで。いわば即日退院手術のはずでした。

ボブ・ウッドワードの本では皆誤解をしていると思います。:コリン・パウエルはイラク侵略に反対したわけではありません。連中はいわば就任した次の週から、これを計画していたのです。パウエルと国務省の連中は、長期的な占領と、イラクの作り替えには反対だったのです。親玉だけを変えたいと望んでいたのです。彼らはバース党員には満足しており、石油産出を継続したがっていたので、現状のような、つまり、油田をだめにして、大きな問題を起こすような、血まみれの残虐な占領という状況を望んではいませんでした。

そこで、繰り返しますが、国務省は侵略にたいしてネオコンとは違う計画を持っていたというだけのことで。けれど9/11以後、ネオコンがいわば政治の主導権を握ったわけです。今まさに、巨大石油企業と政府内OPECシンパによる政治クーデータが起こされたのです。今や連中が実権を握っています。

エミー・グッドマン:ジョン・ボルトンがアメリカの国連大使に任命されたということは、ある種格下げだというのも信じがたいことです。

グレッグ・パラスト:彼らにとっては、それはブッシュ政策を推進していることなのです。けれども、本当に権力を握っているのは公の席で偉そうな口を叩いている連中ではないということを理解する必要があります。本当に権力を愛している連中は閉ざされた壁の向こう側にいます。ウオルフォヴィッツは権力を持っていました。今や彼は権力装置から手を放さねばなりません。そしてボルトンは今、言うべきセリフを割り当てられる立場にあり、政策を設定する人物ではありません。

ネオコンは今何が起きているのか理解していて、血なまぐさい殺人だと叫んでいます。けれども連中は今皆追放されつつあるのです。これは国務省主流派で、親石油会社、親OPEC、親サウジ派であるネグロポンテの様な人々に有利な、アメリカ政策の大きな変更です。

エミー・グッドマン:では、今のお話で本日は終わりたいと思います。調査は、BBC-ハーパー誌共同調査です。グレッグ・パラスト氏の最新記事は「前進するOPEC:なぜイラクは依然として石油をカルテル的に販売しているのか」という題で本日刊行のハーパーズ誌4月号に掲載されています。
グレッグさん、有り難うございました。

グレッグ・パラスト:どういたしまして。

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グレッグ・パラストは、ニューヨーク・タイムスのベストセラー「金で買えるアメリカ民主主義」(邦訳角川書店刊)の著者。  http://www.GregPalast.com/    で彼の著述を読む。

http://www.democracynow.org/print.pl?sid=05/03/21/1455245http://www.democracynow.org/article.pl?sid=05/03/21/1455245

http://www.albasrah.net/maqalat/english/0405/Secret%20US_300405.htm
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余計なコメント:
同じデモクラシー・ナウのインタビューに、ニューヨークで行われた反核デモに参加した広島の秋葉知事が出演しています。「広島市長、アメリカを含む世界の全ての国に核兵器廃棄の呼びかけ」

イギリス留学をしたという小泉首相、アメリカ留学をしたいう安倍らのお粗末な英語と格が違います。あんちょこなしでは、この二人なら無言のままでしょう。
秋葉知事、言っていることが「官僚やらアメリカの振り付けでなく、自前の意見であり、当然論理がまともである」点が二人との大きな違いかも知れません。是非下記をご覧ください(聴取下さい)。

Monday, May 2nd, 2005
Hiroshima Mayor Calls on All Countries "Including U.S." to Abolish
Nuclear Weapons
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=05/05/02/1348206&mode=thread&tid=25
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goose さんによる労訳とコメントです。下記ビデオを見ながらお読み下さい。
http://www.informationclearinghouse.info/article8582.htm
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「聖戦軍」による米軍への攻撃各種 アンバール州やイラク各地 ビデオ1本
http://www.jihadunspun.net/intheatre_external.php?article=102639&list=/home.php&

バグダード南方のドーラで自動車爆弾が米軍車列に激突写真7枚 米軍の広報官、Danette Rodesky Flores 少佐はこの事件で、「何の損害も記録していない」と発表  【軍の発表なんて何処の国でもこんなもの】
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=9394
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【短報】
*ヘリ搭載艦を含む3船舶の米海兵隊がイスラム主義者捜索目的でソマリアの海岸に上陸 ソマリア内相はノーコメント 「ロイター」  【雪辱に乗り出すか?】

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

カタール人の3.5%が国籍剥奪 真相はクーデターの報復集団懲罰か

 サッカーや衛星テレビ国アルジャジーラの存在で有名になった国、湾岸の小国カタールが採った措置が湾岸全土を揺るがしている。6千人ものカタール人が政府によって国籍を剥奪されているというのだ。それもある部族民だけが標的にされているという。
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 カタール政府が5千人以上のカタール人の国籍剥奪を決めたのは2004年10月である。同年12月に記述された「カタール日記」という日本人のサイトには、「理由は不明だが、職場のあるカタール人が所属する部族全てが国籍を失った」とある。
http://takec.raindrop.jp/qatarnikki/log/bn2004_12.html

 その部族とはモッラ部族の支族であるガフラーン族だ。公式の剥奪理由は、この部族はサウジアラビア人で、サウジの国籍を保有している二重国籍者だというのだ。

「アラブ人権ネットワーク」の声明文によると、彼らは、職場を追われ、商業活動を禁じられ、治療や教育、電気、水道などを受ける基本的な権利を奪われ、住宅を政府に返還するよう求められていると窮状を訴えている。

 4日付のロンドンに本拠を置くミドル・イースト・オンライン(meol)によると、現在までに国籍を剥奪されたモッラ部族員は6千人に達したが、半数以上は国内に残留しているという。カタールの総人口は75万人であるが、大部分が外国人で、カタール人そのものの数は15万人であるから、6千人といえばその3.5%にもなる。

 同部族はカタールの他にも、クウェートに3万人、他の湾岸諸国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン、バーレン)にも多数が居住するする大部族であるから影響は大きく、周辺諸国は敏感に反応している。

 ドバイの衛星テレビアルアラビーヤは、集団国籍剥奪、カタールの爆弾と形容し、国籍を剥奪された後に3500人がサウジアラビアに移住したと報じた。

 クウェートのイスラム政党、アル・ウンマ党は1月に、この問題を解決するためにカタールのハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長に個人的に仲介に乗り出すよう呼び掛けた。同党は声明文で、「この問題は危険な前例となり、湾岸の全ての民を憂慮させる。湾岸の民の居住権と身分が個人の政治的決定で左右されることになる」と危惧を表明した。

 アラビア語の掲示板「文化フォーラム」は、「この事件が湾岸協力会議機構の加盟諸国から12万人もの国民が国籍を剥奪される前触れにになることを真剣に恐れている。カタールはハーグ協定にも同意しているし、国内法も明確に集団懲罰を禁止している」とするアラブ人権委員会の声明を掲載した。

 国境線問題でカタールと緊張関係にあるサウジアラビアでは、新聞がこの問題を書きたて、「国籍剥奪の措置はモッラ部族の支族であるガフラーン族を狙ったものだ。理由は同族の一部が、現首長の父親のハリーファ・ビン・ハマド・アール・サーニー前首長を支持しているからだ」とのカタール人たちの証言を掲載した。前首長は息子の現首長の宮廷クーデターにより1995年に追放されたのだ。その後、前首長は2004年10月に帰国している。

 このような非難に対してカタール当局は、国籍剥奪は二重国籍を禁止する法律に則った措置で、政治とは無関係だと強調している。
http://www.middle-east-online.com/?id=30584
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【短報】
*シリア、利子を禁止するイスラム銀行の開設を承認 経済界は多くのアラブ・イスラム諸国で成功しているように繁盛すると予測 「アルジャジーラ・ネット ajn」
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破壊された米軍ブラドレー 写真2枚
http://www.abolkhaseb.net/images/mortar-attack/destroyed-bradly_040505.htm

アラブの声ML 齊藤力二朗
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イラクの「シーア派抑圧」の嘘 「シーア派イラク人元公務員の評論」

3月25日のバスラ・ネットに掲載されたムハンマド・アル-バグダディ氏の評論。ムハマッド・アブ・ナスル訳

アラブ社会主義バース党がイラクを統治していた時代に、どれほどシーア派が抑圧されてきたように見えるかという話をいやというほど聞かされている。他のイラク人たちとは平等に扱われていなかったようだとも聞かされている。

ところが実際は、そうした言い分は、イラク国民に向けて心理的な戦争宣伝としてでっちあげられた偽りにすぎない。イラク占領への道を舗装すべく、アメリカ軍と心理戦の専門家達によって遂行されているキャンペーンなのだ。

我々はここでそのいまわしいキャンペーンの詳細やら狙いやらについて深く掘り下げようというわけではない。そうではなく、連中の主張のいくつかに対して手短に答えたいと思う。

私自身の話から始めよう。私はシーア派系の出身、つまり父親はシーア派家族の師弟である。それでも私はイラクという国家で、政府職員として政策立案者近くで勤務し、国家の経済、運営分野の政策立案にも実際参与した。だが、誰一人として、私に所属する宗派やら、宗教について尋ねた者はいない。更に、私が働いていた周囲で、私の上司でも部下でも、そうした質問をする者も、いかなる差別も聞いたことなどない。私の同僚達の中には、大臣職レベルあるいは軍隊指揮系統の幹部についていたが、誰かの宗教的所属にかかわる質問が問われたことは皆無であることも指摘できる。我々が、イラク政府における高い地位の候補者として人の評価を論じる場合、占領軍の心理戦争計画によって喧伝されている馬鹿らしい発想で言われているような、その人物の宗教やら宗派が何か聞いてみようなどということは誰も考えつかなかった。

人々の目をくらませ、イラクの和合を分裂されようとしている侵略者やらその手先どものそうした嘘のおかげで、私は今日そうした虚偽の主張を論破する為、イラクという国の幹部達の素性や背の真実を述べる気分になった。私の狙いは決して宗派間の差異を深めたり、彼らを目立たせようとするものでもなく、現実を歪曲しようとしている連中が人々に信じ込ませようとするように、政治体制を擁護しようというものでもない。私の唯一の目的は、事実を述べ、真実を明らかにすることだ。そうした狙いの為、まず以下の事実から始める必要があるが、これは膨大な事実のごく一部にすぎない。

イラクの国防大臣に任命された最初のシーア派、サディ・トウマ・アル-ジャブリ将軍はバース党統治時代にその地位に任命された。

イラク陸軍大将に任命された最初のシーア派、アブド・アル-ワヒド・シャナア・アル・リバト将軍はバース党統治時代にその地位に任命された。

イラクの外務大臣を最も長く務めた人物はシーア派で、バース党が国を統治している時代にその地位についた。サドゥン・ハマディ博士こそがその栄誉を担ったのだ。そして、1990年代にその地位を保ったのはムハンマド・サイド・アス-サハフで、彼もまたシーア派だった。

バース党統治の時代に石油相の地位についていたのはシーア派のサドゥン・ハマディ博士だ。

イラクの歴史始まって以来はじめて、バース党統治の時代に石油相に立て続けに就任したのはシーア派の人々だった。サドゥン・ハマディ博士、カシム・アフマド・タキ、イサム・アル-チャラビ (アフマド・チャラビのいとこ)だ。このように、イラクとバース党の歴史の中で、他のどの集団よりも、実際はシーア派が石油相の地位を占めることが多かったのだ。

シーア派がイラク中央銀行総裁を最も長く勤めたのはバース党統治の時代で、総裁をつとめたのはアブド・アル-ハサン・ザルザ博士とタリク・アト-タクマジだ。こうしたことは、この国の歴史で、以前にはおきたことはなかった。

バース党統治の元で、イラク国家の歴史始まって以来初めてシーア派がイラク国家保安庁の長官の地位についた。ナジム・カザールだ。彼のアシスタントはアリ・リダ・バワで、彼はクルド出身のシーア派だ。

1980年代および1990年代に、イランの手先として動き、イラク国内に爆弾をしかけたダーワ党のメンバーによる犯罪捜査の責任を負う最高の役職にあって、このダーワ党による破壊活動を終焉させた人物はシーアだ。シーア派の聖都アン-ナジャフ生まれの保安大佐アリ・アル-ハカニだ。これは、フセイン・アシ-シャフラスタニを含め、誰も否定できない事実だ。

陰謀事件を扱うために作られた革命裁判所の長官には二人のシーア派がついた。ハディ・アリ・ワトゥトと、ムスリム・アル-ジャブリだ。

イラクの歴史始まって以来初めて二人のシーア派人物が続けてイラク首相の地位に着いたのはバース党の元でのことだ。サドゥン・ハマディ博士とムハンマド・ハムザ・アズ-ズバイディだ。

国会の議長を最も長期間務めたのは、シーア派のサドゥン・ハマディ博士だ。

イラク石油採掘と輸出の責を負っていた国営石油会社のトップは、四人のシーア派の人物で、彼らが最長の期間、この地位を占めていた。アブド・アル-アミール・アル-アンバリ、イサム・アル-チャラビ (アフマド・チャラビのいとこ)、ファディル・アル-チャラビ(アフマド・チャラビの別のいとこ)と、ラムジ・サルマンだ。

軍需産業分野の国営企業の社長の60パーセント以上がシーア派だった。軍需産業の先進的なエンジニアリング、技術幹部の70パーセント以上がシーア派だった。

イラク原子力エネルギー機構の長官の地位を最も長い期間保持していた人物はシーア派のアブド・アル-ラザク・アル-ハシミ博士だ。

今日もっとも悲喜劇的な特徴の一つは、もとバース党党員で、バース党に背を向けてアメリカCIAの手先へと身を転じ、連中のイラク侵略と占領に協力した連中はシーア派であり、自分たちが地位を得ていたバース党時代のシーア派「抑圧」について今泣き言を言っているのは彼らなのだ。.だが、そういう連中は、シーア派であろうとかろうと、本当のイラクの子供ではない。連中はくず以上のものではなく、せこい狙いのために占領計画を推進するべく雇われた手先の一団なのだ。

そうした連中の例を以下に挙げよう。

イヤド・アラウイ、バース党のメンバーだったシーア派だ。

...かなり中略...

第五として、イラクの司令官、参謀中将?ヤルジン・ウマル・アディルはトルクメン族であることを述べずにはすまされない。開闢以来初めて、トルクメン族が師団の司令官に任命されたのだ。彼は対イラン戦争の英雄の一人であり、1991年の戦争では第六師団の司令官だった。イラクの為に戦って負った身体中の傷にもかかわらず、1990年代には陸軍参謀長補佐として仕えた。

これらは、イラクが本当の国家であって、決して占領軍とその手先どもが、今、連中のイラクを分裂させるための計画を推進すべく主張しているような、宗教的党派主義になど基づいてはいない事を示す証拠のごく一部に過ぎない。シーア派と称するバドル旅団のギャングに家を差し押さえられたいとこの大佐“A. M.”のことに触れ、本文の終わりとしたい。連中は彼と家族を家から追い出し、彼がイラクの抵抗運動の一員かも知れないと聞きつけた後、妻を攻撃した。彼はシーア派出身であるが、彼はまず何よりもイラク人なのだが、これは手先どもや腐敗した連中には到底理解できないことだ。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0305/m_baqdadi_250305.htm
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テレビでは、連休にアメリカ詣をしている議員が42人とか。阿部、麻生、町村等ががアーミテージ、ライス詣。小泉の後は是非私に!と土下座しているのでしょう。どれも拙劣な日本版チャラビ、アラウイではあります。
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goose さんによる労訳とコメントです。確かに、「シーア派やクルド人抑圧、迫害論」には誇張があるが、バスラ・ネットはバース党支持者が多いから、この評論は多少割り引いて読む必要あり。
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【短報】
*イタリアの情報員殺害に関する米軍報告書:2994年11月1日から今年3月12日までにバグダードで3306件の攻撃あり、内、2400件が占領軍を対象 「スペインの欧州通信」

*イスラエルの人権団体「自由擁護協会」:イの国内治安機関シャバクは、パレスチナ人留学生や病人(手術のための渡航を許可)、受刑者(身内の訪問を緩和)、(労働許可証の発行、金銭提供)などの方法でスパイ勧誘 「アルジャジーラ・ネット ajn」

*ロシア出身のイスラエル人が仏語新著「イスラエルの別面 L'AUTRE VISAGE D'ISRAEL」でイとその欧米での無法活動を暴露、痛罵 「ajn」  【誰か訳さないか】
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553号「ラムズフェルドとサダムの秘密会談の全容が判明」が英訳もされ、アラブや西側サイト  hindustantimes.com   ynetnews  talkleft.com   the peninsulaqatar.com  aljazeera.com  zeenews.com などで大論議を呼んでいます。一部正確性を欠く表現があり誤報の可能性高く背景を調査中。

アラブの声ML 齊藤力二朗
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ラムズフェルドとサダムの秘密会談の全容が判明 (その一)

 最近、英紙デイリー・テレグラフが、イラクの武装勢力がサダム元大統領の次期裁判で死刑判決が出されるかもしれないとされる刑の軽減を条件に、攻撃を停止すると持ち掛けたと報じた最中、ラムズフェルド米国防長官が獄中のサダム・フセイン元大統領を訪問したとアルクドゥス・アルアラビーが報道したが、今回は特異な情報源を持つことで知られるエジプトのリベラル系クオリティー週刊誌、エル・オスボーのムスターファ・バクリー編集長が2日号で同長官がブッシュに出した驚くべき内容の1時間に渡る会談の機密報告書をすっぱ抜いた。
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 米政界の消息筋は本誌に、ラムズフェルドが最近バグダードを訪問した折、サダム・フセイン大統領と交わした秘密会談の全容を暴露した。

 この会談は米占領軍とその同盟軍、手先たちに対してイラク抵抗勢力(レジスタンス)の特攻作戦が激化している最中に開かれた。同筋は、発表された数値は僅かであるが、米軍は過去3ヶ月で1600人以上の死傷者を出したと指摘している。

 この情報によると、ブッシュ米国大統領は、政府幹部連と米兵の命を救い、同盟軍の崩壊を止めるための具体策を協議した。出席者全員が下した結論は、サダム大統領にテレビの前でイラク抵抗勢力に暴力行為を止めるよう訴えさせ、イラクの政治に参画するために政党を設立すると発表する見返りに、サダムを釈放し、国外に亡命させるというものだ。

 ブッシュは国防長官に、イラク新政府の樹立を急がせ、最近の選挙で選ばれた政治指導者たちと会談するとの名目で、直ちにイラクを訪問するよう命じた。

 ラムズフェルドはイラク駐留米軍の司令官同席の下、バグダード空港近くの拘束所でサダムと1時間近く会談し、イラクの現況と将来像を記した会談報告書をブッシュに上げた。その中で、抵抗勢力及びサダムとの政治対話を定期的に継続する必要性が強調されている。

 ラムズフェルドは報告書で、「イラクの状況はますます危機的になり、アラブの抵抗勢力は準備も訓練を行き届き、資金も武器も供給されている組織化された軍隊のようだ」と強調している。

 「抵抗勢力の人数は現在では40万人以上に達し、500万人以上の支援者に囲まれている。ファッルージャでの出来事は治安情勢に負の影響をもたらし、抵抗勢力はテロとの戦争の影響を自分たちに有利に活用した。そのため、イラクの若者たちが競って抵抗勢力の戦列に志願するようになった」

 「現在、抵抗勢力を名乗る多くの抵抗組織は、イッザト・イブラーヒム・ドーリー元イラク副大統領が率いるバース党諸組織の別の顔に他ならない」

 「武装活動は毎日200件を超えている。今後の状況は更に悪化する。同盟軍とイラク国家警備隊、イラク警察の犠牲者は数十人になろう」

 「米国とイラクの多くの報告書を読んだが、イラクの治安状況は悪化し、兵士の指揮は後退し、軍の人的、物的被害は増加している。米軍は毎週少なくとも30の軍用機械(車両、航空機など)を失っており、兵器の損失は甚大だ」

 「抵抗勢力は最近、大砲や爆弾、砲台、地対空ロケット(ミサイル)などの新鋭兵器の複数の倉庫を押収した。米軍司令官たちはこれらの兵器が暴力行為や抵抗活動を活発化させることを危惧している」

 ラムズフェルドは報告書で、「サダム・フセインとその支持者たちと我々双方が出し合う全ての条件を協議するために一時的停戦期間を設け、合意文言に到達するまでサダムたちと協議を続ける必要性」を求めて結んでいる。

 本誌は、サダム・フセインとラムズフェルドの会談の全文を記した以下の報告書を信頼すべき米国の情報筋から入手した。

 突然の訪問客がラムズフェルドと知って驚いたことであろうが、サダム大統領は落ち着いており緊張した様子は見られなかった。ラムズフェルドは次の言葉で会談を始めた。     
http://www.elosboa.com/elosboa/issues/423/0401.asp
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長文なので(そのニ)以下は数日後に、日刊ベリタに掲載します。希望者はご購読下さい。 http://www.nikkanberita.com/

この秘密会談はプレス・トラスト・オブ・インディア通信も一部のみ報じている。
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552号で呼び掛けた翻訳願いに応え、いけだよしこさんが、 オーストラリアのSBSが放映したファッルージャのモスクでの5イラク人負傷者殺害ビデオの和訳を完成されました。ビデオと共に是非ご覧下さい。
2004年11月、モスクでの負傷者銃殺を撮影したジャーナリストが語る。http://teanotwar.blogspot.com/2005/05/200411.html
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【短報】
*米国による占領犠牲者協会長:米軍はイラクのジー・カール州に中東最大の刑務所を建設予定 「エジプトのアル・ワフド紙」

*パレスチナ自治政府のアッバース議長が暗殺される差し迫った危機 「カタールのアッシャルク紙」

*カタールが攻撃回避の代償にアルカーイダに数百万ポンド支払う 「サンデー・タイムズ」

*イラク諜報機関とバドル軍団(シーア派民兵組織)が衝突する恐れ 「qa」

*サダム弁護団、サダム大統領が暗殺される危険性ありと警告 「bn」
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【翻訳のお願い】 米国、12月にイラクから撤退開始希望
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml;sessionid=PBDGHVGW5VUVBQFIQMFCM5WAVCBQYJVC?xml=/news/2005/05/02/wirq02.xml&sSheet=/news/2005/05/02/ixnewstop.html&secureRefresh

アラブの声ML 齊藤力二朗
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イラク抵抗諸勢力がアラブの志願兵や共和国防衛隊の将校などから成る統一戦線を結成

 イラクの抵抗諸勢力が大同団結に向かっているのか?1日付のロンドンに本拠を置くアラビア語の通信社、クドゥス・プレスは「イラク解放愛国戦線」の結成を特報で伝えた。

 イラク全土の抵抗勢力の諸組織の代表12人が署名した声明文によると、イラクが占領された以来初めて、多数の小集団が統一戦線を結成、「イラク解放愛国戦線」と命名した。

 本通信が入手した情報によると、イラク全土からの愛国勢力から成る司令層は、相互に密接な連絡を取り合った結果、新たな戦線を結成した。新戦線に近い筋は、様々な武装勢力の戦場の代表者たちが、この結成に加わり、現在まで一部がその陣営を保持している抵抗勢力の大部隊も加わった。他にも、兄弟国のアラブ諸国からの義勇兵も入っていると指摘した。

 この情報によると、(旧)イラク軍や共和国防衛隊、特殊部隊は司令部を喪失して解体したが、これら部隊の多数の将兵が再結集し始めた。

 イラク解放愛国戦線名で30日に出された声明文は、「イラクは敗北することはあっても、死ぬことも無ければ降伏もしない。戦線に加わった各部隊は、神は偉大なりの旗の元に結集する」と宣言する。

 イラク人民に呼び掛けたこの声明文は、次のように謳っている。国を防衛するイラク人の権利は、そのためにはあらゆる大切なものをも犠牲にしなければならない神聖な権利である。従って、「占領軍に対して我々は如何なる借りも返す(清算する)であろう。過去及び将来に於いて、神の助力があれば、我々の決意が真正なもので敵と対決する力があることが分かろう。
 
 祖国を裏切り放棄した者たちとの清算は厳格を極めるが、公平なものとなる。

 イラクに平和維持軍に派遣した国の政府はアラブ姉妹国からイスラム諸国まで例外無しに、如何なる名目であれ一兵たりとも派遣しないよう警告する。我が戦線は占領軍と同じ扱いをこれらの兵士にするであろう。

 奪い取られたパレスチナや南スーダンで起きていることや、兄弟諸国に対する脅迫は、イラクに対する野蛮な攻撃と余り変わらない。傷は一つである。戦闘も一つである。敵も一つだ。一つの民として武装闘争の塹壕に我々は入らなければならない。

 バグダードは陥落していないし、陥落することもなく、永遠にに平安の都(バグダードの美称)であり続けるであろう。
http://www.qudspress.info/data/aspx/d35/12135.aspx
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残念ながら統一戦線に加盟した抵抗諸組織の名称が記されていない。
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【おまけ】 イラクの泥沼に嵌った日本軍 漫画1題  Cartoons by the Brazilian
Carlos Latuff
http://www.iraqpatrol.com/images/quagmire.jpg
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【短報】
*ワシントンの軍事センター長:2003年のイラク開戦以来35人の米軍女性兵士が死亡、271人が負傷 「オブザーバー」

*シリア、1982年以来断絶しているイラクとの国交を回復
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【翻訳のお願い】 Secret U.S. Plans For Iraq's Oil
Spark Political Fight Between Neocons and Big Oil
http://www.albasrah.net/maqalat/english/0405/Secret%20US_300405.htm

アラブの声ML 齊藤力二朗
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カタール、アル・ジャジーラ売却計画を立案  The Guardian

ジェーン・キンニモント、ドーハ  2005年4月27日

湾岸の国カタールは、アメリカの圧力と同局の批判的な報道に腹を立てたアラブ諸国による事実上の広告ボイコットを理由に、衛星TV局アル・ジャジーラの民営化を検討している。

局が民営化した場合、広告費からくる圧力で、報道を控えめにせざるをえなくなるかも知れないとレポーター達は心配している。

アル・ジャジーラの政治報道は、サウジアラビアとイランを含むほとんど全ての隣国との論争にカタールを巻き込んだ。

記事詳細

同放送局のワダー・ハンファル社長によると、ありうべき民営化モデル検討のためコンサルテーション会社アーンスト・アンド・ヤングを起用したが、最終的な結論はでていないという。

チャンネルが民営化された場合、広告主や株主の力から自己検閲するようになるのをレポーター達は恐れている。タブーを打ち破る報道のおかげで、アル・ジャジーラは3500から4000万人の視聴者を擁しているが、スポンサーになろうとするものはほとんどいない。

サウジアラビアは事実上の広告ボイコットを率いているが、アル・ジャジーラのビジネス・ニュースの長アフメド・アブドル・モフセン・アル-カーディ氏はこう述べている。「アラブ諸国の情報相達が合意できる唯一の事柄です」

広告収入が無いため、政府の助成金で放送局は息をついている。

万が一カタールの株式市場で、株が発行されるようになれば、有力なサウジ連中が放送局を買収するのではないかとも懸念されている。

1996年に設立された汎アラブ主義的な衛星放送局は、アラブ世界のメディア革命の始まりを促進した。インターネットとともに衛星テレビのおかげで、もはや専制政府は情報の流れを独占できない。

隣国バーレンの視聴者はこう語る。「批判をする放送局というものは、この地域において全く目新しいものです。政府を批判するようなテレビ番組も新聞もこれまで全くありませんでした。」

カタールは悪びれもしない親米だが、自国内の聴衆に向かって為政者たちがワシントンを公然と非難することがよくある地域においてこれは稀なことだ。カタールはイラク戦争の間、米軍を受け入れた。

だがワシントンはアル・カイダ、イスラエル-パレスチナ紛争とイラクを含むアル・ジャジーラのある種の報道には反対している。

アメリカ国務省の中東協力イニシアチブの地域代表、ハンス・ヴェクセル氏はこう述べる。「暴力に訴えようという連中を演壇にあげているアル・ジャジーラとは論争しています。しかしこれはアメリカ政府の干渉などではありません。ひたすら倫理の問題なのです。何しろアメリカ国内のジャーナリストたちに対しても、我々は倫理上の懸念を提起しているのですから」

だが同局のワシントン支局を運営しているエジプト人ハフェズ・アル-ミラジ氏は言う。「アメリカは、自分達の空軍基地を受け入れている国がアル・カイダの資金援助などしていないことは分かっているはずです。アメリカは我々がイラクの民間人犠牲者を映すのが目障りなのです。」

かつてボイス・オブ・アメリカで働いていたミラジ氏はさらに付け加えた。「ホワイトハウスはフォックス・ニュースに甘やかされているのです。現政権はどんな批判に対しても異様に敏感です。今は「フォックそっくりに振る舞うのか、それとも我々に反対なのか」という情況です。」

この放送局は、ワシントンが擁護するアラブ民主主義に向かっての大きな第一歩だ、という人々もいる。アル・ジャジーラほどには人気がない、アメリカが資金提供するライバル局、アル-フッラの社長ムファク・ハーブ氏は言う。「アル・ジャジーラは、情報と、ものの見方の淵源、というモスクの役割をハイジャックしてしまいました。アル・ジャジーラは中東における唯一の政治プロセスです。」

反米感情が強い地域では、民営化されたアル・ジャジーラは、超大国に対してさらに批判的になるかも知れない。

現在、同放送局はアメリカの役人達に、見解を出して欲しいと求めている。「アル・ジャジーラ:アラブのTVニュースはどのように世界に挑戦したのか」の著者ヒュー・マイルズは言う。「彼等は合計5時間のビン・ラディン演説を、500時間のブッシュを放映しました。」

人口700,000人の小さな首長国カタールは、その地下に世界第三位の石油埋蔵があることが発見されるまで、この地域の政治では「こもの」にすぎなかった。

今やこの国は、アラブ政治において自らの体重階級を超えて戦っている。

「アル・ジャジーラのおかげで、この国は地図に載りました。」とカディ氏はカタールの首都ドーハで語った。「以前はカタールのことなど誰も知らなかったですよね。」

原文には末尾に関連記事へのリンクあり
http://www.guardian.co.uk/international/story/0,,1470876,00.html

IDCJ/最近の中東情勢から(2005年2月2日)
「アル・ジャジーラの民営化を明らかにしたカタール政府」記事
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei050202.htm
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goose さんによる労訳す。

アラブの声ML 齊藤力二朗
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