アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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日本の外務省は齋藤昭彦氏のイラク滞在目的を知ってビザ発給を承認したのか?

 どこの国でも入国査証(ビザ)を発給するのは、渡航希望国の大使館であろう。ところが、ほとんど知られていないことであるが、本年初期から日本人に対するイラクのビザ発給を決めるのは、各国にあるイラク大使館ではなく、何故か日本の外務省なのである。
 
 試みに世界中何処かのイラク大使館にビザ発給申請に行くと良かろう。「出してあげたいけど、日本の外務省の承認が無いと出せない」と言われるだろう。外務省に申請しても、公務員や大手メディア、企業関係者など日本政府により管理可能と判断された者でなければ、突き返されイラク入国を断念した日本国民は数多い。

 契約記者や市民記者などは、必ずしも安全極り無いとまでは言い切れぬが、1国の首相が非戦闘地域であると豪語するイラクのサマーワなどで、憲法を無視してまでも、自己防御用の武器を携行する米兵の軍用機での輸送に励み、日夜、地下深く穴倉に篭もり使命の崇高さに恐れおののきつつ、市販ボトルの百倍の経費をかけ丹精込めて作った貴重な水を惜しげもなく戦乱に苦しむ人々に分け与えるなど、国際貢献と人道支援に明け暮れている自衛隊員を慰問や激励に訪れることすら絶対に出来ない仕組みになっている。

 外務省がビザ申請者の審査を代行するのは、決してイラクの内政に干渉するとか、自国民の渡航の自由を妨害するなどの意図からでは無く、人手も活動費も十分では無いだろうから、厄介な業務をいささかなりとも肩代わりしてあげようとの純粋なる母心からに違いない。

 外務省はイラクのヒート近郊で重傷を負ったとされる英傭兵派遣会社の現場責任者であった齋藤昭彦氏のイラク渡航目的や受け入れ先を掴んでいたであろう。とすると、外務省が同氏にビザ発給を承認したのは何か理由があったのであろうか?
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【短報】
*イラクのティクリート州評議会、自動車による自爆攻撃多発で同乗者無しの運転を禁止 新法を知らずに同乗者無しに運転していた男をイラク警官が射殺 「アル・ハヤート」 【ジャカルタのように同乗アルバイトが今後流行るかも】

*チュニジアの地方選挙で与党が9割以上を獲得 主要野党は当局の脅迫と賄賂で棄権 投票率は82.7% 「各紙」

*旧アラウィ政府の複数閣僚が腐敗発覚、渡航禁止令発効、警護員剥奪でイラク人の報復を恐れ国外に逃亡 「インディペンデント」 【稼ぐだけ稼いだらトンズラする所詮出稼ぎ組】

*イラク保健省と内務省の情報筋:4月以降連日百人以上が爆発や暗殺などで死亡 「qp」

*米国諜報機関とイラク・シーア派が相互不信 「NR」

*イラク警察の情報筋:ナジャフのマハディー軍狙撃手の発砲で米軍車列の米兵2人が死亡 占領軍は殺害現場周辺を包囲 「im」

*イラク計量品質検査局:占領後に入国した偽り・使用不適商品は5百万点以上 バグダードは世界最大の不良商品市場に変容 外国(特にイスラエル)企業 が無秩序状態に乗じて幽霊代理店経由で輸出 鉄粉入りオーストラリア小麦は輸入禁止し米国産に変更 「qa」

*サダム支持者たちがザルカーウィのグループに合流「イラク解放評議会」設立 「サンデー・タイムズ」

*米軍はバース党支持の抵抗勢力よりもイスラム主義者の対策に注力 「WP」

*米国がアラブ・ラティン頂上会議の成功阻止に懸命 アラブ首脳の参加禁止と共同声明の文言変更に圧力行使 「アル・ワフド」 【米国は自国が参加しない会議を是が非でも流産させたい】

*アルジェリア、60年前の4万5千人の独立主義者虐殺やナチよりも凄惨な拷問でフランスに謝罪と補償を要求 「qa」

本日の他の記事は下記「アラブの声ML」に掲載 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

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