アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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クルド人がイラク南部の分離を支援 快楽市場と石油が主財源

الأكراد يدعمون انفصال الجنوب / من موقع الكادر



 占領軍とその支持者たちが構想しているイラク南部の具体的な将来像が明らかになりつつある。10日付のイラク・パトロールはイラク共産党カーデル派のウェブサイトから引いてその一端を報じた。
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 イラクのジャラール・タラバーニ大統領は、バース党幹部から(傀儡政府に)寝返ったバーキル・ヤーシーンを大統領府の連邦問題担当顧問に任命した。この任命はバーキルの自治権を持つ南部連邦樹立努力への報奨措置だ。

 昨日南部3州(バスラ、イマーラ、ナーシリーヤ)の代表者の出席の下、バスラで開かれた南部地方自治会議の集会で、同会議の事務局長バーキル・ヤーシーン氏は、「タラバーニ大統領は、イラク南部に自主独立した地方を樹立する計画を強力に支援すると語った」と発表した。

 消息筋によるとバーキル・ヤーシーンは、アルモアデ朝(アルモラービデ朝を倒して12-13世紀に北西アフリカ及びスペインを領有していたイスラム王朝)のような形態のバスラ国家の樹立を夢想している。バーキルはこの集会で、「イラク北部のクルディスタンを訪れたちころ、クルド人の同胞たちは私の努力を激励し、南部地方の連邦化計画に関する物的・精神的、政治的また情報面で大いに協力、支援する用意があるとの考えを伝え、実際に私は南部地方会議の活動費として6万ドルを受け取った」と語った。
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この記事にはムハンマド・シーミー氏の以下の解説が付記されている。

 提案されている南部連邦には、基本的に快楽マーケット(巡礼客相手の短期結婚)に依存する宗教的観光が主産業であるカルバラを首都とし、(シーア派のイスラム革命最高評議会の党首)ハキームの一味と(その管轄下の民兵組織の)バドル軍団が取り仕切る「中部地方」と、(シーア派のダーワ党党首)ジャーファリー首相のグループが仕切り、バスラを首都とする「南部地方」とがある。南部地方の財源は、米国やジャーファリー一味が飯の種にしている残りの屑どもに引き渡されることになる南部の石油だ。

 よって、アンバール州の住民が連邦制を受け入れるよう中部地方には猛烈な圧力が掛けられている。(イラク暫定統治評議会のメンバーであったスンナ派のイスラム党党首のモホセン・アブドルハミードが米軍に一時拘束された事件は、バドル軍団と傀儡警察の横暴から中部の住民を救出するとの計画を普及、宣伝するために、この(米国の)手先を(愛国者であるかのように)光り輝かせようとした芝居だ。

 未だに、彼らががなりたてる民主主義だの正義、平等という虚言を信じている者が居るだろうか?手先どもは、南部の一時的な自主独立無くしては死が待ち構えているとのたまう。無論イラクから独立することだが。しかし覚醒しているイラク人民が、勇敢なる抵抗勢力の手により、この計画を挫折させよう。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=10035
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【短報】
*独外相が自著で:イラク侵略でイスラエルとイランが最大の受益国 「im」

*米国外交団や軍人がイラク抵抗勢力と間接的に会談 「ガーディアン」

アラブの声ML に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗
「コーラン冒涜記事は命による代償を招いた嘘? 戦争宣伝に協力する米国のマスメディア」
「【後編】イラクの米軍の都市撤退計画は都市を血の海にする陰謀 イラク南部に小型イラン国家樹立」
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/  

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