アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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ロンドン爆破事件はイスラムのテロなのか緊張戦略の一環か 『前編』

لندن تعود إلى إستراتيجية الضغط

7月7日のロンドンの連続爆破事件は果たしてイスラム過激勢力の犯行なのか、それとも「テロとの戦い」を呼び掛けるために起こされたものなのか?16日付けのフランスの高級誌、ボルテール・ネットがティエリー・メイサン編集長の著名入り記事を掲載した。
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 同盟国側の指導者たちは最近起きたロンドンでのテロリストの爆破攻撃を、所謂世界的なイスラームの陰謀と非難し、テロとの戦いを呼びかけるために再度利用した。だが事実はおのずから物語る。爆発は英国の治安組織が参加した対テロ訓練の数分後に起きたのだ。

 同じことが1980年代にヨーロッパでアングロ・サクソンの諜報機関が、大衆に共産主義の恐怖を植え付けるために犯罪的攻撃を組み立てた時に起きた。この過去の行動を再現するために「文明の衝突」を扇動する戦略を今日復活させるべく、アングロ・サクソンのシークレット・サービスが、、、、、、。
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 ある出来事を理解するには、全体の流れの中での事件の位置を掴むことで可能だが、ロンドンの事件は我々の過去の知識に照らし合わせることで、輪郭が見えてくる。

 ロンドンでの攻撃は、「イスラーム主義者が再び文明を破壊しようとしており、マドリードでの攻撃以来、ヨーロッパを攻撃している」と見る者もいれば、逆に「マドリードでの攻撃に続く、これら同盟国の植民地主義への罰である」と考える者もいる。私を含めて第三のグループは「アングロ・サクソンの軍産複合体によって指揮された緊張拡大戦略の一環の新たな介入作戦だ」と見る。

上述の三つの立場の内部論理を検証してみよう。

 同盟国の指導者達と世界の為政者階層にとって、以下の一連の事件は全てアル・カーイダの仕業である。
ニューヨークの攻撃(1993年2月26日)、
サウジアラビアの首都リヤド(1995年11月13日)
サウジアラビア東部のホバル(1996年6月25日)
ナイロビとダールッサラーム(1998年8月7日)
ジェルバ(2002年4月11日)
カラチ(2002年5月8日及び6月14日)
イエメン(2002年10月6日)
バリ(2002年10月12日)
ムンバサ(2002年11月28日)
リヤド(2003年5月12日)
カサブランカ(2003年5月16日)
ジャカルタ(2003年11月8日)
イスタンブール(2003年11月15日及び20日)
アルビル(2004年2月1日)
マドリード(2004年3月11日)
ホバル(2004年5月29日-30日)
イラクのモスル及びラマディ(2004年6月24日)
ジャカルタ(2004年9月9日)
シナイ(2004年10月8日)
サウジアラビアのジェッダ(2004年12月6日)
モスル(2004年12月21日)
マニラ(2005年2月14日)
イラクのヒッラ(2005年2月28日)
ロンドン(2005年7月7日)

 こうした信じ込みは犯行を主張する声明に基づいているが、どれ一つとして実証されたものは無い。

 アル・カーイダの存在を証明する物的要素が欠落しているなかで、一部の同盟国の指導者達は、「アルカーイダとは確立した組織ではなく、分散したグループから出されるさまざまに要求によって形作られるイデオロギー集団のようなもの」と規定している。

 もしもそうであれば、前述の29もの作戦実行者が同じイデオロギーを分かち合っていない限り、アルカーイダは29事件と無関係であると認めなければならない。残念ながらこの考え(アルカーイダの犯行説)が主流で広まっているのだ。大部分の作戦実行犯を特定できておらず、彼らについて我々は何も知らない以上、この仮説が確実であると保障するものは何も無い。

 米国や同盟国から莫大なる財政援助を受けて調査研究している学者たちは、「相互連帯意識を持つ国際的なジハード(聖戦)運動があり、その一部の者たちがこのような攻撃の実行に加わった」と語るが、今までこれらの運動と攻撃との間の明白な相関関係を立証していない。主たる困難さは、信憑性を実証できない犯行声明以外に、それぞれの攻撃に共通性がないことだ。攻撃の実行者全でが「テロリスト」であると実証するものも何も無い。

 事実、(イエメンでの)コール駆逐艦への攻撃は、無辜の大衆に対するテロ行為とはほど遠く、軍事目標に対するものであったし、セルジオ・ビエイラ・デ・メロの命を奪った攻撃は、古典的な政治的暗殺だった。上記リストに含まれる幾つかの攻撃は、ライバル国家同士の過去の清算だ。例えばカラチにおけるフランス技術者への攻撃は、パキスタンへの武器売買からフランス締め出しを狙ったものだし、イエメンの海岸沖に停泊中のフランスの原油タンカー、リンバーグに対する作戦は、フランスに最終原油出荷先をイエメンから変更させることを目的にしていた。

 要するに、こうした攻撃の真の実行者と犯行声明を出した者が同一とする考えは、何ら実証できる根拠に基づいてはいないのだ。それ(同一説)は同盟国に軍隊派遣の拡大を容認する理論的な方法であるようだ。「テロとの戦争」という標語は、宣伝の上で大いに効果的であるが何の意味も無い。テロリズムとは敵ではなくて戦闘の一技術以外の何ものでもない。それゆえ,テロリズムを打ち負かすことは困難であるが、全ての戦場で軍事衝突を継続させるために、この標語の定義せずに使用し続けることはあり得る。

アル・カーイダの仕業であるとされる不明瞭なケースに基づき、現在判明している要素のみでテロ問題を議論すると、常に「テロとは何か」という定義問題に行き着いてしまう。それゆえ「テロリズム」イコール「イスラム教徒」という結果を得て、それにより「世界的なイスラムの陰謀」の被害妄想を作り出すために、例えばコロンビアや中国などで起きているその他全ての攻撃事件は、このテロ議論から外されるのだ。

http://www.voltairenetwork.net/article617.html 英語版
http://www.shabakatvoltaire.net/article1489.html アラビア語版
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この記事は原文がフランス語であるが、アラビア語訳を主に、英訳を参考にして訳出した。ヴォルテールは徹底した実証主義に基づいて執筆することで知られている。

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗  
* イラク人を跪かせるための占領当局の7段階策略

 イラクの占領当局が抱いている今後の策略とはどのようなものなのか。19日付のバスラ・ネットは、イエメン人著述家のカマール・アブドルガッフール氏のシニカルな評論を掲載した。

* 沈静化から内乱まで イスラエルのガザ撤退後の4シナリオ 『後編』

* サマーワの日本軍基地へ迫撃弾3発 基地内のイラク-日本委員会付近に着弾か

* イラク当局と政党が協力し米政府が多国籍傭兵のテロ組織を支援
 
イラク抵抗勢力に拉致された米軍将校率いる傭兵グループが、米軍がテロ組織を編成したと吐き、近くビデオで公表する。22日付のパレスチナのアル・マナール紙が報じた。

* ローリング・ストーンズ、米国政策を新曲「スイート・ネオコン」で痛烈に風刺

* 憲法というパンドラの箱 「自由で民主主義の」イラクという神話

カウンターパンチ誌 2005年8月19日  GARY LEUPP

* サダム・フセインの写真を党総会で掲げヨルダン・バアス党が再登場

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 
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沈静化から内乱まで イスラエルのガザ撤退後の4シナリオ 『前編』

غزة: تجدد الانتفاضة أو إندلاع حرب أهلية بعد الإنسحاب

パレスチナのガザ地区からのイスラエル人入植者の撤退が始まったが、その後はどのような方向に向かうのか? ニュース・サイトのアラブ・オンライン(アラビア語電子版)は、民衆蜂起の再燃から内戦に至るまでの4つのシナリオがあるとするパレスチナ未来研究所が作成した研究報告書を掲載した。
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 『シャロン首相の分離計画の目的』
 このガザ地区からの撤退計画は完全に政治的なもので、この計画を最大限に活用することでパレスチナ抵抗勢力から逃れることを目的としている。すなわち、ヨルダン川西岸への入植を進め、西岸をそれぞれが孤立した小郡に分割することで、西岸への支配を強化し、イスラエルはパレスチナ人に貢献し譲歩した平和をのボム国家であると世界に示すことだ。イスラエルは西岸のみならず、ジャリールやネゲブ、大エルサレムでのユダヤ人入植強化を進めている。

 またこの計画は、ガザ地区からの単なる一方的撤退ではなく、むしろ占領軍の再編である。つまりガザ地区を全方向から包囲された巨大な収容所に変えるのだ。イスラエルはガザの陸上部の境界を監視、警備し、ガザ上空を完全に制御し、海上部分の軍事活動を継続するのだ。またエジプトとの国境線に面したフィラデルフィ軸と呼ばれる地帯にもイスラエル軍が残留する。更にイスラエルはいつでもこの地域の安全ベルトを拡張する権利を持っているのだ。

 パレスチナ人を封じ込めることで、グリーン・ライン内のイスラエル住民の治安強化と他の入植地の治安確保につながる。そのための手段は、決死作戦を実行するためにグリーン・ゾーン内にパレスチナ人の殉教志願者が進入することを防ぐことだ。アル・アクサー・モスクでのインティファーダ(民衆蜂起)では、数十人の殉教志願者がイスラエルで自爆攻撃をしたため、数百人が死亡している。

 和平姿勢を見せることで、パレスチナ自治政府かパレスチナ国家との交渉再開と、恒久和平協定、或は長期段階的協定の調印への可能性を残しておくこともできる。

『ガザ撤退後の予想される4シナリオ』

第一のシナリオ 「沈静化」
 このシナリオは米国や欧州、及びムハンマド・ダハラーン(強面の治安相)を筆頭とするパレスチナ自治政府、それに無論イスラエルもが望んでいる。

 そこで、武装抵抗諸勢力を無害化するよう馴致させるために欧州連合(EU)加盟国や米国は、アッバース議長がこれらの勢力を取り込み、国政選挙を通じて、また一部の閣僚ポストを与えても、政界に吸収させるよう奨励している。エジプトのアブルゲイト外相は、会見の席上で語った。「ハマースは取り込むべきで、放置するなら将来禍根を残す」

 米国に関しては、米紙ニューヨーク・タイムズが次のように書いている。「米国は撤退後に多額の支援を集めようとしている。ブッシュ政権は、ガザからのイスラエル撤退を監視する4国委員会の特使である世界銀行前頭取のジェイムス・ウィルフォンスンと共に、3年間で30億ドル集めるよう努力している。この金額は埠頭や国境施設、インフラ設備の建設などに割り振られる予定」

 イスラエルの撤退後に自治政府は、米国人とイスラエル人のグループが経営する「中東戦略アスピン・グループ」との合意に基づき、ガザで大型投資や公共サービスの各種プロジェクトを実行するよう目指している、とムハンマド・ダハラーン治安相は明らかにした。

 ダハラーンは語る。「パレスチナ財務相がプロジェクトへの資金投入を担当する。イスラエルのガザからの撤退は、地域の安定の基盤として、また将来の輝かしいパレスチナ経済の起爆力にするために支援しなければならない機会である」

 「戦略グループは撤退後に、ガザ地区開発プロジェクトを決定した。具体的には、ガザの天然ガス田の共同開発や、エネルギー工場の共同運営、主要な国境横断路であるカルニー国境施設を民営化し開発を促進することが挙げられる。この国境施設を通過するトラックは一日に約700から800台に達する。これらのプロジェクトにより、新たに雇用を創出し、パレスチナ経済の速やかな進展に寄与する」

 ガザからの撤退後にイスラエルは、これが譲歩できる最後だと見なすだろう。このことは入植者の指導者たちとの会談でシャロン首相が述べたことだ。すなわち「ガザと、ヨルダン川西岸の4入植地からの撤退は、イスラエル側からする譲歩の最後、或は少なくとも今後10年間で譲歩の最後だ。引き離しに続く段階は、米国とイスラエルが民主主義の実施方法を監視することだ」と語ったのだ。

 ガザ地区とヨルダン川西岸の一部が次期暫定パレスチナ国家となる可能性はある。米国とイスラエルの政府はこれを頭に描いている。パレスチナ側には、自分がガザ地区で最強の男だと考えているダハラーンを筆頭とする、この国家で役割を演じようとする者もいる。彼は間断無く米国やイスラエルの使節団と会談したり接触しており、彼らに大いに頼りにされている。
http://www.alarabonline.org/index.asp?fname=\2005\08\08-08\830.htm&dismode=x&ts=08/08/2005%2011:45:41%20%D5

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗
* イスラム・メモのアンケート5題 「8/1-8/13」 

* イラクにおけるイランの任務は米国と調整してイラクの内部破壊 『後編』

* アルカイダの主張を掲載したウェブ・サイトはブッシュ家とつながっている 「ガーディアン」

* 男女混在禁止のヨルダンのマッサージ業界が発明した抜け道

ヨルダンでのマッサージ店では同性によるサービスしか許可されていないが、店主は抜け道を探し出し男女混在(異性によるサービス)制度を守り抜いている。マッサージ店は当局が店の監督を見て見ぬ振りをしていると喜んでいる。12日付のアルクドゥス・アルアラビーが報じた。

* アルジャジーラ・ネットのアンケート9題 「7/30-8/18」

* 米軍、イラクに中東最大の4千床軍用病院を建設

フランスの諜報機関に強いコネがあることでも知られている高級誌カナール・アンシェネがイラク駐留米軍の死傷者は公表数の10倍だと最近衝撃の報道をしたのを初めとして次々と被害の規模が暴露されていることに符合して、イラクに大軍用病院が建設されると18日付のイスラム・メモが特報で伝えた。

* イラク抵抗勢力の襲撃を恐れて米海兵隊がラバとロバで物資輸送

抵抗勢力の仕掛け爆弾や砲撃には耐えられない米軍の装甲車両に手を焼いたイラク駐留米軍は遂に、軍需物資輸送にロバやラバという究極の運搬手段を使い始めた。18日付のイスラム・メモが報じた。

* イラク抵抗勢力発表のイラクで死亡した米兵数の報告は正確

15日付のニュース・サイトアル・モハッレルが掲載した、仏メディアの報道に基づきイラクの米兵の死傷者数が数万人に達するとするアブー・アッスール氏の評論。

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イラク3分割は米国とイスラエル、イランの宿願 「サラーフ・アル・ムフタール」 『前編』

تقسيم العراق : هل سيحصل؟

 イラクを3分割(北部をクルド人、南部をシーア派、中部をスンナ派)の方向に進めている米国とイスラエル、イランの思惑は何処にあるのか。イラクの政治研究家サラーフ・アル・ムフタール氏は15日付のバスラ・ネットに評論を投稿した。
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 イランがイラクに仕掛けた戦争以来、「米国とイスラエルはホメイニー革命を支援し、両陣営が交わしている舌戦は、単に真の愛国者やムスリムをペルシャ国粋主義的な目標の支援に引きずり込むための目くらましに過ぎない。そこで使われたのが、アラブの愛国勢力を抹殺する戦争を仕掛けるために、シオニストや植民地勢力が使う敵対的な標語だ」と述べたときに、型に嵌められた思考に捕らわれた多くの政治家は我々の発言を信じようとしなかった。

 イラク侵略後の今日、失明者や善意の持ち主、先入観の無い人たちでさえ、「イランと、アラブ地域でそれに従属する諸機関と、米国とイスラエルとの間には有機的かつ機能的な関係がある」ことを承知している。イラク侵略でこれら3当事国により破壊された後、現在はイラクを分割するための直接的でむき出しの相互協力が始まっている。

『秘密の暴露』

 イラン人とイラクにおけるイランの手先どもは、イラク破壊計画とそれに続くイラクの分割を実行するべく綿密に練られた重要な役割を演じてきた。その筆頭が、イラク侵略前に提示されたイラクの国籍取得を拒否したアリー・シスターニやそのペルシャのハウザ(本山)の連中や、その手下であるムハンマド・バーキル・ハキーム(1939-2003。自動車爆弾で爆死。イスラム革命最高評議会の前党首)、アブドルアジーズ・ハキーム(前者の弟で現党首)、イブラヒーム・ジャーファリ(現首相)などだ。

 彼らはイラク侵略前に破壊工作を行い、数百人ものイラクの愛国者の士や数千人の一般人を殺害し、反対勢力を挑発した。少なからぬ数の純朴な人々の目を塞ぐために、シスターニは最初、イラク北部のシオニスト(クルド人指導者の蔑称)が提案した連邦制に反対してみせただけでなく、国連事務総長に、連邦制と分派主義を基礎とする暫定憲法を拒否すると書き送った。

 シスターニを訪問をした占領政府の首相ジャーファリは8月14日に、「新憲法の原則として連邦制を受け入れる」と発表した。何が起き、シスターニの1年前の声明を根本からひっくり返させたのだ?

 これこそ人々を徐々に馴致する計画的な戦術なのだ。要人グループの支援を得て、支持者の分裂を防ぐためにシスターニは、占領当局の指令に基づき暫定統治評議会が制定した憲法に反対する姿勢を相当以前に演じ、その後に彼らの思考を再構築し、以前拒否していた方針を受け入れるよう押し付けたのだ。

『3国同盟の目標』
 米国は3連邦、特にイラク中部での消耗戦を扇動しようとしている。連邦相互間の武力衝突が全連邦の富を消耗するだけでなく、貧困にし、全てを輸入に頼るようにし弱体化させるのだ。元来米国は現在のイラク戦争を、祖国解放戦争から、勝者も敗者もおらず停戦するために米国の介入をそれぞれが求めざるを得ないような内戦に変えようとしている。

 これこそ、一つには抵抗勢力の解放戦争を副次的な闘争に変え孤立化させ、また、現在まで占領軍への協力を拒んできた勢力が流血の闘争に歯止めをかけることに絶望する結果、彼らを味方につける一石二鳥の機会となるのだ。そうなると抵抗活動が中部に限定され、南部では消滅し、アラブ地域の北部では孤立し、クルド人の北部では根絶され、その後クルドとペルシャの両連邦が中部の抵抗運動に対して組織的、全面的に襲い掛かるために使われることになりかねない。

 イラク人民の意志のお陰で実現することは無いが万が一これが実現したとするなら、米国は撤退の決定を破棄し、イラクに駐留し続けるだろう。米国には直接的な戦術目標ある。最重要なものは、米軍が耐え切れないようになった自軍に対する破壊的な攻撃を抵抗勢力に中止させるか、少なくともその割合を減らし、抵抗勢力の米国との交渉条件を放棄させるべく圧力を掛ける目的で、イラク分割を仄めかすのだ。抵抗勢力の交渉条件の主なものには、占領軍の完全無条件撤退や、イラクとイラク人に対する補償、イラク人への謝罪などがある。

 イランは、イラクが消耗し続け、イラク人の傷が深まり、イラク人同士の怨念が増大し、その資源と生命力が費消されることを望んでいる。イラクがこの地の闘争の競争相手の座から外れることになるからだ。それによりホメイニーが、その前にはシャーが実現を目指してきた最重要な2目標をイランは手に入れることになるのだ。

 一つは枯渇化が進行しているイランの石油を補うためのイラク石油の支配で、もう一つは豊富なイラクの水資源と肥沃な土壌の支配だ。それによりイランは積年の地政上の2大問題である水と農業用地不足を解決できる。イランの農業適地は全土の13-15%しか無いのだ。

 最後に昔からイラクの分割を計画していたイスラエルは、後に詳述するようにイラクを地図上から抹殺し、人種的、分派的な区分に基づく小国家に置き換えようとしてきた。
http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0805/salah_150805.htm

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗
* サマーワの州知事、解任を拒否 州評議会議長は辞任

* 米国長老派教会、イスラエル支援企業の製品をボイコット

* 棺桶と帝国 「米軍がイラクで勝てない理由」 スタン・ムーア

* 米軍の兵力増強の理由はイラク南部の蜂起を恐れて

* 米国によるイラク北部のクルド人国家建設構想が進行か

* サマーワ暴動の理由は前電気相による自衛隊の発電事業費着服と州知事の不正

* ネオコンに対するクーデターを企てた罪で大将が罷免?

* イランはイラクのシーア派を政治的に支援し、スンナ派武装活動に武器支援

* イラクの新憲法を巡ってイラク女性同士の熱い闘い

* 一触即発のサマーワ 族長がサドル派事務所を脅迫

* イラクの子供がこんな死にかたをする時に、どうして米軍が勝利できよう?
  
http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

ギャロウェー英議員:外国人が美しいアラブの娘、エルサレムとバグダードを強姦

7/31/2005 Clip No. 788

イギリスの下院議員ジョージ・ギャロウェーがシリアで発言。外国人達が、エルサレムとバグダードという、美しいアラブ娘二人を強姦しているのだ。

以下は、2005年7月28、31日に様々なアラビアの放送局で放送されたイギリス下院議員ジョージ・ギャロウェーのインタビューと、談話の抜粋である。
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ギャロウェー(2005年7月31日、シリアTV)ブレアはあの犯罪と、亡くなった人々を、テロに対する戦いという馬鹿げた考えを正当化するのに利用しようとしています。「テロ」というのは単語です ... テロと
いうのは戦術で、戦略ではありません。イスラム教徒は体にある種の病気があり、それは治療せねばならないものだ、という発想が、ブッシュやブレアの頭にはあり、イタリアのベルルスコーニ政権には、それには対抗せねばならないという思いがあるのです。病んでいるのはイスラム教徒ではありません。病んでいるのは、ブッシュ、ブレアそしてベルルスコーニなのです。治療が必要なのはイスラム教徒ではありません。治療が必要なのは帝国主義諸国です。

[...]

本当の質問は、サイクス・ピコの実態を前にして、あなた方はサイクス・ピコ協定を受け入れるのかということです? アラブ世界にとってサイクス・ピコ協定はどういう意味が
あるのでしょう? 分割、不統一、柔弱と破壊以外の何者でもありません。あなたの美しい娘が二人、外国人の手に落ちているのです。エルサレムとバグダッドです。外国人はあなた娘にやりたいことをやっています。娘達は助けを求めて叫んでいて、アラブ世界は沈黙しているのです。中にはこの美しい二人のアラブ娘の強姦を手助けしているものさえいます。何故でしょう? 何かす
るには、余りに無力で、堕落しているからです。それが、サイクス・ピコがアラブ人にもたらすものなのです。これまでの数百年間と同じように、さらに数百年間暮らしたいと思うでしょうか?

[...]

ギャロウェー(2005年7月31日、アルジャジーラ TV)これは、世界をアメリカの武力で威嚇したくて始められたのです。シャロン流に言えば、世界をアメリカの武力で、いかあーあくするのです。けれども実際は、まさにその逆のことを証明してしまっています。彼らは空は支配できていますが、それも携帯型対戦車ロケット弾の射程距離に入らない限りにおいてであり、占領したイラクのいかなる地域の通り一つさえ制圧できていません。どんな通り一つも。この貧しいイラクが、サンダルを履き、カラシニコフ銃を抱え、軽装備で最も初歩的な武器しかもたないみすぼらし人々が、自分たちの村や町の名を星に書き込んで、毎日145の軍事作戦を行って、占領している連中が支配できない国にしているのです。私たちは彼らが誰かは知りません。連中の名前を知りません、顔も見たことがありません、彼らは殉教者の写真を掲げたりはしません、彼らの指導者の名前を知りません。私がイラクで暮らしていた間、私は彼らの誰とも会ったことがありません。彼らは旧政権に満足していたわけではありません、彼らは指導者ではありません、一つの例外、イザット・イブラヒム・ドーリ(イラク革命評議会副議長で旧政権のNo.2)を除いては。彼らこそがこの社会の基盤なのです。旧政権に対する考え方がどうであるにせよ、反対であれ、賛成であれ、若い青年男女達が決断したのです。けれども彼らは、外国の侵略者がやってきたら、自分達の国に上陸した軍事的超大国から、自分たちの国を守ろう、名誉を守ろう、家族を、宗教を、暮らし方を守ろうと決心したのです。そして彼らは戦争に勝利しつつあります。アメリカはイラクでの戦いで敗北しつつあり、アメリカ人すらもが今やそれを認めています。バグダッドの傀儡大臣どもや政権さえもそれはわかっています。前の傀儡首相(イヤド)アラウィは、先月三度も認めました。アメリカはイラクでの戦いで敗北しつつあります。これは変わりません。レジスタンスは日々ますます強くなり、一方イギリスとアメリカの占領者達は日々弱体化している一方、彼らは強くなり続けています。したがって、イラク人のレジスタンスはイラクだけを守っているのではない、と本当に言うことができるのです。彼らは全てのアラブ人を守っているのです、彼らは世界の全ての人々をアメリカの覇権から守っているのです。

[...]

テロリストは、イスラム教徒ではありません。最大のテロリストは、ブッシ、ブレア、そしてベルルスコーニ、あるいはアスナールであって、決して文明の衝突などではありません。ジョージ・ブッシュなどにはなんの文明もありはせず、どんな文明を代表しているわけでもありません。我々は予言者達を、彼らの平安を信じています。ブッシュは利益を、その一切れをどうやって獲得するかを信じています。それが彼の神です。それが彼の神なのです。ジョージ・ブッシュは金を崇拝しています。それが彼の神、マモン神なのです。

[...]

ギャロウェー(2005年7月28日、ANB TV)大半の子ども達、大半の学校、大半のバスは、アメリカによって爆破されたのです。これだけははっきりさせておきましょう。イラクで亡くなった子ども達の大半は、ジョージ・ブッシュによって殺されたのであって、ザルカウィによってではありません。破壊された学校、爆破されたバス、破壊された病院、奪われた命の大半は、ジョージ・ブッシュのせいであって、ザルカウィのせいではありません。第二に、イラクにおけるレジスタンスの大半は、ザルカウィによるものではありません。イラクが250,000人の外国軍隊によって占領されているという「外国」の意味からすれば、決して外国人によるものではありません。レジスタンスの大半はイラク人が外国軍による自国の占領に対して戦っているのです。大半の作戦を彼らは占領軍とその協力者に対して行っており、それはあらゆる解放の為の戦いの中で、当然のことなのです。
http://www.memritv.org/Transcript.asp?P1=788
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政治評論家森田実さんのWebに衝撃的な記事があります。2005年森田実政治日誌[230]
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

米国通の友人H氏から、『ウォールストリート・ジャーナル』2005年8月8日号のインターネット版記事の一部が送られてきた。
 『ウォールストリート・ジャーナル』は「郵政民営化法案は廃案となったが、これは手取りの時期が少し延びたに過ぎない。ほんの少し待てば、われわれは3兆ドルを手に入れることができる」との見方を述べている。
 3兆ドルとは、国民が郵政公社に預けている350兆円のことである。ウォール街は、9月11日の総選挙で小泉首相が勝利し、総選挙後の特別国会で郵政法案を再提出し、成立させると信じているようである。
 H氏によると、これを確実にするため、ウォール街は、多額の広告費を日本に投入し、日本のテレビを動員して、日本国民をマインドコントロールして、小泉首相を大勝利させる方向に動いている。

以下略 詳細は、http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/をどうぞ。

今度の選挙、日本の資金をしぼりとって、世界制覇、中東制覇、日本支配強化をすすめるアメリカに貢ぐ、傀儡独裁体制推進選挙でしょう。
半数近い人が小泉支持ということは、イラク侵略、属国日本搾取に賛成しているというわけで、なんとも恐ろしい人々の国です。
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上記は goose さんによる労訳と記事紹介、コメントです。
 こんな子供にでも分かることを発言できる日本の政治家や役人が一人でも居るのだろうか。文明の衝突などは大嘘。
 上記ギャロウェー氏の演説振りを下記のビデオで是非ご覧下さい。(英語・アラビア語)
http://switch5.castup.net/frames/20041020_MemriTV_Popup/video_480x360.asp?ClipMediaID=72765&ak=null
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【短報】
*モリタニアのバー・バクル新首相、24人の閣僚(女性3人)名簿を発表 公正・民主軍事評議会議長が承認 「モリタニア通信」

*イラクのジャーファリ首相(ダーワ党党首):クウェートがイラク領内に入った報道は誤り 「meolほか」 【現地を視察したダーワ党No.2のジャワード・マーリキー国会議員の、領内1キロまで進入したとの発言と矛盾する】

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗  
* 損害や醜聞を隠すためにイラク政府、前代未聞の報道管制を開始

* サマーワの暴動飛び火は米軍とイラク現政権の悪夢の脚本

* イラク戦争が原因で米国の転落が及ぼす影響

* パキスタンの奇習 花嫁が支払った結婚費用を取り戻す方法は靴

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イラクにおけるイランの任務は米国と調整してイラクの内部破壊 『前編』

مهمة إيران في العراق .. التخريب من الداخل بالتنسيق مع الأميركان

3日付のイラクのニュース・サイト、キファーフがムハンマド・カイシー氏の評論を掲載した。
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 キッセンジャー米国元国務長官はかつて日記の次のように記した。「アラブとイスラム共同体を支配しようとするなら、その要であるイラクの意志を打ち砕かねばならない」。7千年の文明を有すイラクを破壊しようと占領計画に取り組んでいる最中、子の言葉は米国当局の脳裏から消え去っていたわけではなかった。

 米国人たちは常に次の質問を発してきた。「イラクは過去何度もユダヤ人やタタール人、ペルシャ人などさまざまな帝国によって侵略の危険に遭遇してきたのに、全ての侵略の試みは失敗に帰した。何故イラクはそのままであり続け、イラク人もそのままで決して変わらず、この国の帰属意識は変化しないのか?」

 したがってイラクを占領するという米国の計画は、多くの要素、特に重要なのは、イラク国内、周辺地域、外国の諸勢力の力を総動員することが必要で、軍事行動のみでは達成不可能と最初から分かっていた。イラクは他の国と異なり、多くの民族や国家が征服しようと試みたが、イラク人の意志を粉砕することは出来なかった

 イラク侵略と占領には多数の勢力が参加している。その筆頭がシオニストのユダヤ人と、アラブ人とイスラム教徒によってペルシャ帝国を滅ぼされ、報復を待望してきたイラン人である。彼らは未だにイラクを第一の敵と見なしている。

 したがって上記の諸勢力の共通の目的達成のために相互に譲歩しても、相互に同盟し協力し合うことになんら不思議は無い。何故ならキッシンジャーが日記で指摘したように、ことはイラクのみに関係するのではなく、アラブ共同体の、そしてイスラム共同体の全ての力を征服する鍵であるからだ。

 現在確かな事実は、イラク駐留の米軍の役割は、程なく完全に消滅するとまでは行かなくとも、中立化したということだ。すなわち、抵抗運動の激しさのために、米国人は早くから米国の計画を確立しても仕方がないと悟った。それには、米国の計画を支援した勢力を、より広範囲に、また破壊や被害がより大きくなるように結集することが求められた。いやむしろ、イラクの支配と戦利品の分配という主要目標のために、ことが計算通りで全てが「制御可能」である限り、何か事を起こすためにこれらの勢力の手綱を放すことで、諸勢力の結集が軍事行動に先立つことが求められた。

 昼夜を問わず米国に対する敵意を叫んでいたイランが、シオニストや米国と共にこの計画を実行に加わることに驚かれる人も居るだろう。特に双方が今にも衝突や戦争が勃発するかのような激しい報道キャンペーンが行われているのだから無理も無かろう。

 実はこれは世論を迷わせ騙すための報道機関利用計画の一部なのだ。イランと米国、シオニストとの協力振りを示す証拠は多い。特にイラン、イラク戦争当時、丁度イランが西側に激しい敵意を表明していたころ、米国は連日、技術や偵察、軍事情報をイランに直接提供していた。例えばイラク軍部隊の動きを人工衛星写真でイランに伝えるだけでなく、イランに軍需物資を直接イランに提供するようイスラエルと南アに指示した(イラン・ゲート)。

 1991年のイラクへの侵略戦争当時、米国はイラン政権と協調して、イランの領空を飛行して米軍機のイラク攻撃を容認した。またクウェートの支配者たちが支払った数十億ドルと引き換えにイラン領空を敵軍に開放した。当時イラクは、イラン側の東部ではなく、西部に領空防衛の主力を置いていたのだ。

 このように戦争が始まると敵の合同軍は、500機の戦闘機がイラン領空を通り、手薄なイラク東部からイラクの領空防衛線を急襲し完全に破壊した。これはイランの協力なくしては実現できなかったし、イラクの防衛力を崩壊に導いた重要な原因の一つである。

  「全てを制御下に置く」原則は、計画を実行する米国の戦略の最重要な原則の一つである。制御下にある限り、目的実現のために、悪魔とも不倶戴天の敵とも協力する。イランとそのイラクにおける手先たちに行動の自由を与えたことと同時に、次のことが起きた。
1)部分的或は全面的な米軍のイラクからの撤退論議
2)イランの核施設の開発に関して米国とイラン政権の報道合戦が激化したこと


 恐らく米国は早くから、同じイスラム教に属することから内部からイスラム諸国を破壊するのにイランが持つ重要な役割を認識したようだ。ペルシャ国家を崩壊させたアラブ人に対して、イラン人は骨髄まで沁みた恨みを抱いているのだ。2003年4月9日にバグダードに進入した米占領軍は、イランが大規模にイラクに進入できるように、イランとトルコ側のイラク東部国境を完全に放置した。以来イラクの土地は、略奪や破壊など犯罪行為をイランが好き放題に出来る場所と化した。

 イランは、傭兵の裏切り者やイラクに恨みを抱くもの、分派主義者、(シスターニなど)イラン人が率いるイラクのシーア派権威を結集して政治集団「統一イラク同盟」を結成した。その目標はイラクをペルシャのイランと結びつけアラブ世界から引き離すことだ。イランと結びついているシーア派教徒は、イラクを丸ごと領有すべき獲物でイランに引き渡すべきだと見なしているのだ。
http://www.kifah.org/?id=2404
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【翻訳のお願い】
British MP George Galloway in Syria: Foreigners Are Raping Two
Beautiful Arab Daughters - Jerusalem and Baghdad
http://www.memritv.org/Transcript.asp?P1=788

同ビデオ
http://switch5.castup.net/frames/20041020_MemriTV_Popup/video_480x360.asp?ClipMediaID=72765&ak=null
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【短報】
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http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イラク保健省の課長、省を牛耳るダーワ党がエイズ汚染の薬剤使用を容認と告発

مدير في وزارة الصحة العراقية يكشف إدخال أدوية ملوثة بمرض الإيدز

イラク保健省がエイズウィルスに汚染された薬剤の使用を容認しているとする、同省のある課長の驚くべき内部告発を3日付のイラクのニュース・サイト、イラーキ・リーグが報じた。
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 私は厚生省のある局長だが、省内で何が起きているか、特に省内の要所を押さえている(ジャーファリー首相が党首を務めるシーア派有力政党の)ダーワ党の幹部連による腐敗をお知らせしよう。私自身は渦中に居たが黙認するわけにはいかない。私の発言が正しいことは皆さん方が簡単に確認できる。アッラーは私の発言の証人だ。

 フセイン博士というダーワ党出身の前厚生大臣は、NTDと呼ばれる両親の血液型が異なる幼児の治療に使われる薬剤の輸入をした。中央薬品検査所で検査したところ、エイズウィルスに汚染されていることが判明した。

 腐敗したこの党に醜聞が及ぶことを恐れて、この問題には緘口令が敷かれた。私は当然この薬剤が使用禁止になると考えていたが、中央薬品検査所の反対に考慮せず、使用と輸入が承認された。これを治療に使うようになって以来、ナーシリーヤでエイズ症状が現れるようになった。

 嘘だと思うなら、厚生省の中央検査所へ行きご自身で確認されたら良い。証言者の安全が保障されるなら国民議会がこの件で設立する調査委員会で、私は洗いざらい証言する用意がある。
http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=2315
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 イラーキ・リーグは、他のソースからの報道が無く、告発内容の信憑性を検証できていない、として読者からの情報提供を呼び掛けているが、イスラム系総合週刊誌、アル・ムジュタマアは、1ヶ月以上前に次の報道をしているのだ。
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 イスラエルは特に自国と和平協定を締結した諸国に対して多様な破壊活動をしている。イラクでは、イスラエルの対外諜報機関のモサドが黒幕となり人間や動植物に対する破壊活動が知られている。

 保健省のある高官が匿名を条件に本誌に、こイスラム武装集団に拉致され初めて釈放されたイラク人が語るイスラム法廷の件に関して重大な情報を漏らした。曰く「近頃道路上でイスラエル製の医薬品が売られているが、保健省として取り締まりが出来ない。一部の製品には生産者のマークやダビデの星印が付いたままだ」

 「薬局で売ってなかったので、ある男が妻のために道路上の販売人から、出産後の夫婦の血液型が異なる時に使われる薬剤の注射一式を買い求めた。注射を打ったこの女性はエイズに罹り、拡散を防ぐために隔離されている。この製品の原産地がイスラエルであることを我々は確認した」

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http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

年齢順の慣習か資質の基本法か? サウジアラビアの国王選出方法

كيف يتم إختيار ملوك السعودية؟

 ファハド国王の死去の直後に82歳のアブドッラー皇太子が国王に就任したが、サウジアラビア王国での後継者選出方法はどうなっているのか。ロンドンのニュース・サイトミドル・イースト・オンライン(アラビア語版)が1日に報じた。
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 故アブドルアジーズ・アール・サウード(サウード家のアブドルアジーズの意)国王の最年長の息子が国王に就くという慣習に基づき、高齢であるにも関わらずアブドッラー皇太子が自動的に王位に就いた。

 脳血栓が1995年に故ファハド国王を襲った直後、統治権をアブドッラー皇太子に委譲したことで、国王の死亡或は辞任時には自動的に皇太子が王位を継承するというこの慣習の効力を、国王自身が身をもって示した。以来、アブドッラー皇太子が政務を執ってきた。

 1992年に発布した基本法が、国王の自動継承に疑問の影を投げかける。同法では詳細に触れずに、王国の創設者アブドルアジーズ国王の息子と孫の中から最適資質を有する男子が王位に就くと規定しているのだ。

 王位の自動継承慣習と同等のこの基本法は、この世界最大の原油生産、輸出国に王権闘争が生じる余地を与えている。

 この規定を遵守するなら理論的には、故アブドルアジーズ王の現在生存中の24人の息子(その一人がアブドッラー王子)を差し置いて、孫が国王に任命され得ることになる。

 国王が実際に統治せず権威を有するだけなら大きな影響力は無いのだが、サウジアラビアの国王は行政権も有するのだ。

 故アブドルアジーズの孫たちに順番が回る前に、息子が出生順に王位を継承することで王子たちは全員一致していると、王家に近い筋は語る。

 故アブドルアジーズ王のほとんどの息子たちは高齢であるため、今後国王の交代が相次ぐだろうと、ウォッチャーたちは予測する。

 、影響力のある宗教家らの同意を得る前に、王族メンバーが皇太子候補者を承認するというのがこれまでの慣習である。王国を創設したアブドルアジーズには、45人の男子が居て24人が生存中。

 アブドッラー新国王との意見の相違が時折指摘されているにも関わらず、慣習に基づき、現国防相のスルターン王子(1924年生まれ)が新皇太子に公式に任命された。

 王族間の対立を解決するために2000年6月に最実力の王子らを含む18人からなる評議会が設立された。その統率者はアブドッラー王子であった。
http://www.middle-east-online.com/?id=32486

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