アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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クウェートのテレビ報道員が保有する捕虜2英兵自供ビデオ 

اعرضوا شريط إعترافات البريطانيين وإعتذارهم للشعب العراقي

21日付のバスラ・ネットが19日記事の「続報」を伝えた。
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 19日午後にイエロー・テレビのファイハー衛星テレビのムハンマド・ターイーが司会をする現場から実況で伝える番組「自由空間」で通常通り、各地方に居る報道員からの報告が続いていた。順番が回ってきたバスラの報道員が、次のように報告した。

 「イラク警察は、破壊工作の準備をしていた英軍兵士2人、うち一人は情報機関員を逮捕した。アラブ服を着ていた(伝えられるように民間人の服装ではない)彼らは取調べのために警察署に連行された」

 報道員の報告は続く。「二人は爆発物や起爆装置、武器を所持していた。自分と多数の通信社が、二人が自供する場面の全てか一部に立ち会った」

 狼狽した様子の番組の司会が、「二人は米軍内に居るイスラム教徒だと思いませんか。アルカーイダの一味かもしれませんよ」と尋ねた。報道員は「二人は英兵だと、その一人は情報機関員だと認めているのですよ」と言い返した。

 「二人は何か認めましたか」との司会の問いに、「はい。情報機関員の方が、ノイローゼ状態でイラク人に慈悲と赦しを乞い、イラク人に対して行った全ての行為に謝罪をしました。私の手元には今、全ての取調べと自供内容の(ビデオ)テープがあるからご希望なら何時でも送りますよ。英軍は今刑事捜査局を包囲している」と最後に答えて報道員の報告が終わった。

 アラブの、中でもイラクの衛星テレビに注意をするよう読者にお願いする。他局のフィルムを保管している可能性があるからだ。この場面の映像を是非入手して欲しい。同局の勇敢なる報道員にも、自供場面のビデオ・フィルムをバスラの愛国者に渡して欲しい。また2英人の取調べに居合わせたテレビ局の方々に、自供場面を放映するよう嘆願する。このビデオフィルムは遅かれ早かれ我々の入手するところとなる。

http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0905/mkhrb_210905.htm
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21日付のロンドンで発行するアシャルク・アルアウサト紙は、イラク国民議会の治安・防衛委員会のジャワード・マーリキー委員長が20日次のように語ったと報じた。「バスラ州知事がアラブ服を着て爆発物を所持していた英兵2人を逮捕し、報道陣に提供するために2人をビデオ撮影したと我々に連絡した」
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決定的な重要性を持つビデオ・テープの争奪戦の模様だ。ジャーファリー首相は英国国防省と急遽会談し、何とか幕引きをしようと図っている。

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【短報】
*米国の調査機関「ビュー」の調査:世界でユダヤ人に好意的なな人の割合 1位)オランダ人85% 2位)フランス人82%、3位)カナダ人、4位)英国人 5位)米国人77% 以後ドイツ、ロシア、スペインと続く パキスタン人は5%、ヨルダン人は0%  「マアーレフ」

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗  
* サダム支持派とサドル派が共にデモ 写真2枚

* 保存計画進む忠実で勇敢な9千年前からのアラブの名犬サルーキー

一般的にアラブでは預言者ムハンマド(マホメット)が好んだと言われる猫が愛好され、逆に犬が忌み嫌われると言われるが、アラブが好んで使ってきた犬、サルーキ-がいる。2日付のミドル・イースト・オンラインがサルーキーの歴史と特性を紹介する。

* 伝統あるエジプトの選挙不正工作 投票率も思いのまま

7日にエジプトは大統領選挙を迎えるが、ムバーラク現大統領の勝利を疑問視する声は皆無である。その理由の一つに伝統ともなった感がある不正選挙の技法だ。6日付のアルクドゥス・アルアラビーが報じた。

* 伊裁判所、米議員44人の干渉を拒絶、イラク人抵抗勢力支持は合法

* 加速するアラブ・イスラム諸国とイスラエルとの関係正常化

日本では殆ど報じられないがイスラエルとパキスタンの外相が外交関係設立に向けて会談したことは、イスラム世界で衝撃を持って受け止められ、激しい抗議の嵐が巻き起こった。その背景には何があるのか?5日付のアルクドゥス・アルアラビーが報告する。

* サマーワの日本軍基地に迫撃弾4発着弾 被害不明

* イスラム・メモの読者アンケート4題 8/20-9/5

* イラク分割はイスラエルと米国によるヨルダンとパレスチナ再編計画の布石 『後編』

* カトリーナ・ハリケーンでイラク駐留米空軍の攻撃力が減少

イスラム系過激派武装抵抗勢力のイラクのアンサール・スンナ軍が、米国を襲ったハリケーンはイラク駐留米軍に負の作用をもたらしたとする声明をインターネット上に発表した。9日付のイスラム・メモが報じた。

* バグダードのシーア派聖廟巡礼客大量死亡事件はシーア派諸政党の謀略

バグダードのカーゼミーヤ地区のアインマ橋でシーア派聖廟の巡礼客が、「自爆実行犯が居る」とのデマで大混乱になり圧死、橋から落下し溺死し死者が千人を超えた(イラク保健省の発表)事件は記憶に新しい。9日付のバスラ・ネットは、「占領反対勢力・最高委員会(略称:ワハジュ)」が入手した情報を掲載した。事件の企画者たちに近い情報源である匿名の警察幹部の話によると、事件の企画は次のような経緯があった。

* イラク抵抗勢力の作戦実行地図 2003年から2005年8月末まで

* 天木氏の衆院選出馬を掲示板のイラク人が歓迎

イラク戦争支援に反対して外務省を辞職した天木直人前駐レバノン大使 が衆議院選に小泉首相の選挙区から立候補したことがアラブ各紙で掲載されている。8日付のイラクの著名ニュース・サイト、イラク・パトロールには天木氏に声援を送る読者の声を掲示板で紹介している。

* アルジャジーラのアンケート6題 「8/27-9/9」

* イラク駐留米軍による商店街の報復放火が頻発

最近イラク駐留米軍が報復目的と思われる放火を市民の商店街で頻発に行っている。8日付のイラクのニュース・サイト、イラーキ・リーグが報じた。

* イスラエルがイラクのクルド軍を訓練 進む軍事協力

イスラエルとイラク北部のクルド人民兵との密接な軍事協力が広範囲に飛躍的に進展しているようだ。パレスチナのアル・マナール紙が報じた。

* イラクの米軍がタルアファル進入を試みた記者17人を拘留

米軍による猛攻撃が続くイラク西部の町、タルアファルへの進入を試みた新聞記者が事件の隠蔽を図る米軍によって拘留された。

* 新たなサダムの米国、空軍はイラクの4大基地に永久駐留

エリック・マーゴリス  09/05/05  トロント・サン紙

* 結果に関わらずKPP戦士を追ってイラク北部に侵攻と脅迫するトルコを米国が宥める

 駐イラク米国大使がシリアに対して堪忍袋の緒が切れると警告したが、トルコも米国に対してこれ以上待てないと恫喝していた。13日付のサウジアラビアのアル・ワタン紙のアハマド・アブドルハーディー記者が緊迫するイラク北部情勢をワシントンから報告する。

* 五万人のエジプト人女性が離婚権を保有 変貌するイスラム女性事情

 エジプトで結婚の条件として、離婚権(アラビア語で「イスマ」。数年前まで離婚権は男性のみが持つものとされてきた)を女性側に求める女性がここ三年間で1万六千件にまで増加したことが、社会・犯罪研究センターが最近行ったエジプトの結婚届の実態調査から明らかになった。その多くは釣り合いの取れない結婚や夫より妻の社会的地位が上である場合だという。4日付のクドゥス・プレスがエジプトのカイロから報じた。

* 住民を強制移住させイラク抵抗勢力を解体、分散化する米国の計画

 欧州の高級治安筋によると、イラクのスンナ派、シーア派の数千人の住民を別の場所に移住させる米国の計画が進められているという。13日付けのサウジアラビアのアル・ワタン紙のフィクリーヤ・アハマド記者がブリュッセルから報告する。

* 金儲けの道具となった幽霊「人道」NGOがイラクで花盛り

占領下で塗炭の苦しみに喘ぐイラク人への同情を煽り、善意の寄付者をカモにして荒稼ぎする非政府組織(NGO)が公式統計だけでも1500も乱立、詐欺事件も多発している。9日付のクドゥス・プレスがバグダードから伝えた。

* ブレアの顧問:ユダヤ人とフリーメイソンが対イラク戦争を支配している

2005年9月12日付 英国「ニュース・テレグラフ」 トビー・ハーレム著

* サウジアラビア国王:両親以外の手の甲への接吻はご法度 

サウジアラビアでは腰を屈めて王族の手の甲に接吻して挨拶する習慣があるが、アブドッラー新国王の政策でこの風習は見られなくなる。11日付けのイスラム・オンラインのファッワーズ・ムハンマド記者が首都リヤドから伝える。

* 英米は何故イラク内戦を望むのか 「ロバート・フィスク」

15日付けの英紙インディペンデントは、英米は望んでいるにも関わらず、イラクは内戦にはならないとする米国人著名コラムニスト、ロバート・フィスクのコラムを掲載した。

* 敵との柔道交流は違法、合法? エジプトで熱い宗教議論
        
 先週までカイロ開かれていた柔道世界選手権で日本代表選手もメダルを獲得したが、日本国内では田村亮子の欠場などのせいか、加熱することなく全体的に落ち着いて眺められた大会だった。しかし、開催国エジプトではイスラエル選手の参加を巡り熱い議論が巻き起こった。その模様をイスラム・オンライン13日付で、ムハンマド・ジャマール・ウルファ記者が伝えている。

* ホロコースト記念日は廃棄されるべきとイスラム教指導者達が主張

12日付け英国ベレグラフ紙 首席政治記者トビー・ヘルム執筆

* チャベスの情報源はイスラム・メモ? 米国務省が悲鳴

厳重な報道管制を敷いているイラク駐留米軍だが、ネット上の独立系メディアの影響力が強くなり情報によっては数日間で世界を駆け巡るようになり、米国務省が苦慮している。13日付のクドゥス・プレスやバスラ・ネットなどが報じた。

* 湾岸諸国で増える鷹狩愛好家は富豪か狂人? 16万ドルの鷹も           
                 
 日本では現在ほとんど見ることが出来なくなったが、かつては大名の趣味として行われていた鷹狩り。ペルシア湾岸のアラブ諸国では今でも鷹狩りの愛好家が増えている。国際狩猟・馬術博覧会「アブダビ2005」では鷹の展示も行われた。ミドル・イースト・オンライン9月13日付でタイイブ・マフジューブ記者が、現地アブダビ(アラブ首長国連邦)から報告する。

* 国際大物テロリスト、ザルカーウィは二人居る

大事件が起きるたびに登場するアブー・ムスアブ・ザルカーウィとは何者なのか。米軍はテロリストの頭目、ザルカーウィの拠点を叩くためと称してイラク各地で空爆を敢行してきたが、米国の救世主と思えるような発言をタイミング良く発表する矛盾。イラク人の政治研究家、アブドルハミード・カーテブ博士は「ザルカーウィは二人居る」との趣旨の評論を16日付のバスラ・ネットに投稿した。

* 仏英米がシリア大統領を国外追放計画で合意 「クウェート紙」

シリアのアサド大統領政権を交代させる大規模な計画が進められているという。19日付のクウェート紙、アッシヤーサが伝えた。

* 英軍による司令官逮捕に憤激したマハディー軍が英軍基地に迫撃砲攻撃

19日付のイラーキ・リーグ特報。

* バスラのイラク警察、爆発物所持の英国人2人を拘束 英軍は戦車で強奪

何故英軍は戦車多数やヘリコプターまで動員してイラク警察に捕らえられた英人治安要員を強奪しなければならなかったのか?9月19日付のイラクの著名ニュース・サイト、バスラ・ネットは、英人二人が多種の爆発物を所持していたと特報で伝えた。

* 英人2人を拉致したのはマハディー軍との情報も

 20日付けのサウジアラビアのアル・ワタン紙はバスラ在住のイラク人ジャーナリストからの話として、「マハディー軍の兵士が2日前に英人2人を拉致した。マハディー軍の幹部連は『2英人はバスラのある地区で爆発物を仕掛けていた』と語った」と伝えた。

* イラク-ヨルダン-イスラエルの油送管建設計画に基本合意

イスラエル首相とヨルダン国王がニューヨークで会談したことにより、イラク産原油をヨルダンを経由してイスラエルまで運ぶパイプライン建設計画に弾みが付いた。19日付のアルクドゥス・アルアラビーがイスラエル紙マアーレフから引いて報じた。

* マハディー軍が爆発物や遠隔起爆装置所持のユダヤ人英軍将校連をバスラで逮捕

イラクの反米シーア派指導者、ムクタダ・サドル師傘下の民兵組織、マハディー軍が、爆発物や遠隔起爆装置を所持していたユダヤ人の英軍将校を捕虜にしたと20日付のイラクのニュースサイト、アル・カーデルが報じた。

* サドル派代表がバスラ事件で英軍を非難

20日付のクドゥス・プレスが報じた。

* 英人秘密工作員2人は巡礼客に発砲中をマハディー軍の警官が逮捕

日本のメディアは殆ど報道しないが、2英人拘束、奪取事件がイラクで燃え上がっている。信頼できる情報筋からとして、バスラにおけるの真相21日付のイラク・パトロールが報じた。

* クウェートのテレビ報道員が保有する捕虜2英兵自供ビデオ 

21日付のバスラ・ネットが19日記事の「続報」を伝えた。

* バスラの2英兵は宗派間対立扇動任務のモサド要員 

22日付のニュース・サイト、モヒートがテヘラン発で報じた。

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/
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ハリケーン被災のイラク駐留米兵が反乱 「イラク内部情報」

عصيان عسكري بين صفوف الجيش الأمريكي في العراق

ハリケーンに被災した地域出身のイラク駐留米軍兵士たちが帰国を求めて反乱したとの情報は自由メディアで流れているが、イラク共産党カーデル派(反占領組織)は4日、反乱発生を確認する内部情報を掲載した。
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 バグダードのグリーン・ゾーンと国際空港で働く情報筋(安全を考慮して名は伏せる)からの話によると、米占領軍、特にニューオリンズやミシシッピ州などカトリーナ・ハリケーンに襲われた地域出身の国家防衛隊の兵士は、自分たちの町や住民が大被害を蒙ったのに、勇敢なるイラク抵抗勢力に対向するために、相当数がイラクに派遣され兵員が不足しているため、米国の市当局や連邦政府がなす術を知らずに居るのを見て、彼らの間で3日前から準反乱状態が続いている。

 家族3人を失ったと知らされたニューオリンズ出身のニック・ランサー軍曹が半狂乱状態になったことでこの危機に火がついた。彼は「これはイラクの呪いだ。俺の家族がイラクでの我々の犯罪行為のツケを払わされた。家族を救うために我々を国に返してくれ。ブッシュとラムズフェルドに呪いあれ」とヒステリックに叫び始めたのだ。

 将校の一人がこの軍曹を力ずくで黙らせようとしたので騒ぎが大きくなった。その場に居た多数の者たちが軍曹に加担し、この将校を殴り始めた。更に多数の将校や、イラク人の手先たちにも飛び火した。兵士たちはイラク人の手先に向かい「お前たちは裏切り者の悪党だ。抵抗戦士がお前たちの首を刎ねるよう彼らの前に突き出してやる。お前たちのせいで我々はここで殺されているのだ」などと叫びながら、銃の後部で殴りつけた。

 米兵の一人は基地の外で勤務している同僚たちに無線で、現在の任務を放棄して基地に戻るよう呼び掛けた。

 一方、ブッシュ政権がイラクに派遣すると決めた部隊の一部将兵は、ラムズフェルドに煉獄のイラクに送る代わりに、ハリケーンの被災地に派遣するよう求めたとの情報が流れる中、一部の兵士は「兵士としてイラクに駐留するよりも、米国で捕らわれのネズミで居るほうがましだ」と主張し、軍事法廷にかけられることを選び、命令を拒否すると述べた。

http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0905/3syan_040905.htm

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【参考】 イラク米軍で「反乱」、ルイジアナ、ミシシッピ出身部隊が帰国要求

http://www.waynemadsenreport.com/

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗 

* アルジャジーラのアンケート9題 8/16から8/31

* 米空軍司令官::米軍が撤退しても米空軍はイラクに無期限に駐留する

8月31日のバスラ・ネットに掲載されたイラク人愛国政治活動家、デジラ・ワヒード氏の投稿。

* イスラエル法に悩む140子孫を持つパレスチナ人(58)が求める全家族同居

パレスチナの子沢山の男性がイスラエル当局が子供数人を認知しないので悩んでいる。イスラエルの特殊事情とは。8月26日付のアルジャジーラ・ネットはアワド・ルジューブ特派員の報告を載せた。

* 米軍とバース党を戦わせ漁夫の利 イラク首相とサドルが密約

イラクの首相とシーア派の反米指導者ムクタダ・サドルが一月前に密約したとする、親バース党のイラクの愛国政治活動家、オベイドッラー・ジャラーフ博士の報告を1日付のバスラ・ネットが掲載した。

* イスラエルの入植計画でパレスチナ国家建設が不可能に

シャロン政権によるパレスチナ西岸地区・エルサレム間の広範な入植計画はエルサレムなどの都市を地理的に孤立させることになるとする評論を、1日付のミドル・イースト・オンラインのハイザル・ワーリド記者が報告した。

* ブッシュ、イラク戦争の新理由を提示 油井をテロに渡すな

ジェニファー・ロヴェン アソシエーテッド・プレス(AP通信)  2005年8月31日

* 日本がサマーワを選んだ理由は資源 「イラク人政治活動家」

1日付のバスラ・ネットがイラク人愛国政治活動家、ファイサル・アルファハド博士の評論の一部から抜粋。

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イラクのシーア派巡礼者事故 政府部隊が発砲、自爆攻撃デマを流す?

فاجعة مدينة الكاظمية من يقف وراءها

 千人近い犠牲者を出したバグダードのカーゼミーヤのアインマ橋での事件を伝えた西側メディアは、イラク政府が発表する報道が大部分であるが、現地の自由メディアが伝える目撃者証言によると、事件の様相はかなり異なる。31日の各紙から紹介しよう。
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『バスラ・ネットに掲載された事件当時現場から数十メートルの距離に居た実兄の証言によるアブ・ガイス氏の報告』
 31日の早朝にサドル派の一団がサドル・シティーを出発、何事も無くチグリス川に架かるアインマ橋(シーア派地区のカーゼミーヤとスンナ派地区のアーザミーヤを結ぶ)に到着した。(シーア派の聖廟がある)カーゼミーヤ地区側からは橋が狭いので、巡礼者はごった返していた。突然ばたばたと人々が倒れ始め、恐怖に駆られた。

 誰かがマイクで「離れろ。離れろ。爆弾ベルトを着けたテロリストたちがここに居て、自爆するぞ」。パニック状態が起き、川に飛び込む者も居たし、踏み殺されたものも多い。。千人以上が死亡した。無色無臭の毒ガスが使われたとの話もある。

 事件は偶然のものではなく出来るだけ多数、特にサドル支持者を殺傷するために十分に練られている。
不可解な点がいくつもある。何故巡礼者は狭い場所に閉じ込められたか。元来修理中であった橋が何故通行可能になったのか。何故迫撃弾がタージー地域方面から撃ち込まれたのか。何故ドレイミー国防相はイラク軍や治安部隊が自爆する前に特攻戦士を何人も殺害したと言ったのか。

『バスラ・ネットの特報より』
 事件発生後の政府の対応は消極的であったが、特にスンナ派地区のアーザミーヤからの多くの市民が懸命に救助や献血を行った。政府高官の声明は責任転嫁と非難合戦で二転三転した。疑問点は、最初に橋は閉鎖されたのに、50万人もの巡礼者(大部分はサドル・シティーからのサドル派)が密集するようになって橋が開いたのか。誰が開橋を命じたのか。誰が発砲したのか。巡礼客の中に自爆者が居るとのデマを流したのは誰か。

 (傀儡政府肝いりの)イラーキーヤ衛星テレビは、サドル派幹部のアーラジー氏(米軍に逮捕されたことあり)とのインタビューをしたが、発言内容がテレビ局の気に入らなかったと見えて、1コマしか放映されなかった。

 事件を詳細に語ったカーゼミーヤの住民によると、橋の入り口にはコンクリートのバリケードが設けられ閉鎖されていた。反対側から国防省と内務省の部隊が巡礼客に向けて発砲したため、人々は人々は危険な事態が発生したと気付いた。この時、橋に居た部隊員の一人が逆戻りしようとした人々を止めようとして「自爆攻撃者が居る」と叫んだため大混乱が起きた。

 迫撃砲の発射に関して、「数日前から空も陸も米軍によって厳重な警備下にある場所で発砲されるとは?」と人々は不審がって居る。

『イラーキ・リーグより』
国家防衛隊が、救急車を通すために人々を散らすよう集中的に発砲した。そのため巡礼者は恐慌状態になり四方に駆け出した。ニュースでは事件前に警備隊が発砲したことになっているが、事実は発砲したのは事件後である。

『イスラム・メモより』
警官が、「爆弾搭載車やテロリストが居るから、一箇所に固まるな。早くここを動け」と叫んだ。

『穏健な論調のイスラム・オンラインによる目撃者談』
イラク内務省は3日前から、アインマ橋に通じるラース・ハワーシュ街道を除いて、カーゼミーヤ地区につながる全道路をセメントのブロックで閉鎖した。そのため、カーゼム聖廟への道は数千人の巡礼者でごった返した。

 流言蜚語の発生源は、現在米軍が使っている旧諜報局本部がある一帯だ。その一帯に居る数千人のシーア派教徒が、アインマ橋を通ってアーザミーヤ地区に引き返し始めたために、カーゼミーヤに向かう群れと揉み合いになり惨事につながった。

http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0805/qayth2_310805.htm

http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0805/jeesr_310805.htm

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事 齊藤力二朗  

* イラク3分割は米国とイスラエル、イランの宿願 「サラーフ・アル・ムフタール」 『後編』

* 新憲法はサマーワの住民に不人気 26日にデモ予定

* サドル派のマハディー軍、バドル旅団事務所を砲撃 各地で衝突

イラクのシーア派の2大民兵組織の全面衝突が開始されたのか? 24日付のイスラム・メモが特報した。

* 報道管制下、イラクのラーワが米軍の組織的な殺戮に晒されている

イラク駐留米軍はファッルージャ、カーイムなどイラク西部のスンナ派多数地域の各都市を都市ごとに殲滅させる方針のようだ。24日付のバスラ・ネットはイラク西部の町ラーワからの悲痛な報告を掲載した。

* サマーワで一時迫撃弾や軽火器の発砲音 戦闘機が上空飛行

26日付のイラーキ・リーグのサマーワ報道員が半時間ごとに緊迫した状況を伝え続けている。

* イラクの戦闘に学びアフガン抵抗勢力が米国を新たな泥沼に陥れる

イラク戦争の陰に隠れて殆ど報道されることが無いアフガニスタン。だがここでも米国の新たな泥沼化が進んでいる。22日付のバスラ・ネットは、カナダ在住のイラク人研究家、ヤーセル・ サアド氏の評論を掲載した。

* イラクでサドル派とバース党が連携か 一部でバドル旅団とも激突

 サマーワでは26日、サドルの停戦命令を遵守し千人規模の平和的なデモが行われたが、イラク各地で、憲法反対、イラク分割反対、占領軍のイラク撤退、公共サービスの改善などを求めて10万人規模のシーア派による平和的及び流血のデモが起きた。この中でキルクークでは反目しあっていた2大反米勢力が協調とも言える行動を示した。

* 新兵募集に苦慮する英軍、史上初めて同性愛者に照準

新兵募集が困難なのは米国だけではない。イラクでの死傷者増加に伴い絶対的な兵力数に不足をきたし、背に腹は代えられなくなった英軍は奇策を採用した。フランス通信が伝えた。

* イラク駐留米兵は夜間家畜小屋を占領 路上で寝る米兵写真

米軍は掃討作戦などと称しているが、抵抗勢力の砲撃を避けるため兵舎の代わりに路上で宿泊するなど想像以上に士気が落ちている。27日付のイスラム・メモが特集した。

* サドル派とバドル軍のシーア派激突の裏にナジャフのバチカン化 

その影響力の大きさからイラク全土を震撼させたシーア派2大勢力同士が初めて激突した先日の戦闘の真因は何なのか?26日付のミドル・イースト・オンライン(アラビア語電子版)は、サドル派と親しいイラク人政治分析家サミール・オベイド氏の報告を掲載した。

* 近隣アラブ避暑男性との「観光結婚」に苦慮するイエメン政府

アラビア半島で唯一の貧困国家のイエメンで2年前から盛んになり政府が防止に取り組むようになった観光結婚とは何なのか?25日付けのイスラム・オンラインやロイター通信が伝えた。

* イスラエルとイランは本当に敵対しているのか 「ヨルダン人研究家」

イスラエルは今にも核開発を進めるイランを攻撃するような構えを見せているが、両国関係の真相は言われているようなものなのか? ヨルダン人政治研究家のファハド・ファーニク氏は28日付のヨルダン紙アッライに小論を書いた。

* 対ブッシュ消耗作戦 イラク撤退後内戦が起きても短期で終結 

「ラゴーシュは正しい」サイト8月27-28日より

* イラク分割はイスラエルと米国によるヨルダンとパレスチナ再編計画の布石 

イラクの分割計画が着々と進んでいるように見えるが、これはパレスチナ人の追放やヨルダン領の再編をも視野に入れた大掛かりな計画の序曲であるようだ。19日付のイスラム・メモは、著名なエジプト人ジャーナリスト、タルアット・ルメイフ氏の鋭い分析を掲載した。

* 全アラブ諸国がイスラエルとの和平協定を望んだ イスラエル学者

 イスラエル出身のオックスフォード大学の教授(国際関係論)がイスラエルで出版した『イスラエルとアラブ世界に横たわる鉄壁』が話題になっている。同書は過去のイスラエルの公式見解を、公文書を用いて検証し、反駁している。27日付のアルクドゥス・アルアラビー紙が報じた。

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