アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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イラクの米国大使館へロケット着弾で6米人の死傷を認める

قتيلين أمريكيين وأربعة جرحى في هجوم على السفارة الأمريكية لم تعلن عنه

米軍はバグダードの要塞であるグリーン・ゾーン内にある米国大使館が10月29日ロケット弾の襲撃を受けたことを発表してこなかったが、31日ついにそれを認め米国人6人が死傷したと発表した。10月31日付のバスラ・ネットが各通信社から引いて大々的に報じた。
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 米軍は、米国人2人が死亡したバグダードの米国大使館へのロケット弾攻撃に関係する7人を拘束したと発表した。

 米軍発表によると、現地時間で10月29日午後7時45分に起きた大使館に対する攻撃直後に、ロケット弾発射地点から犯行者たちは逃走したが、追跡した結果バグダード南方の彼らの住居で拘束した。

 第一騎兵師団司令官のマイケル・ジョーンズ・ナイド准将は、この拘束作戦はテロリストを追跡し、テロの責任者を逮捕するに際し、騎兵軍の素早い行動力と、イラク軍と多国籍軍の強調振りを示す模範例だと自画自賛した。

 この発表以前に米国大使館のボブ・カラハン報道官が、「ロケット弾は大使館の建物近くに着弾した結果、2人が死亡、4人が負傷した。全員米国人だ」と発表した。
 
http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/1005/hejom_311005.htm

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 占領軍の中枢本部である大使館へのロケット攻撃で米国人が6人も死傷するとは尋常ではない出来事である。隠蔽が不可能と判断したから、やむを得ず事件2日後に発表したのだろう。

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