アラブの声ブログ

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イラク人デモ隊、クウェートが作った鉄柵を破壊 謎深まるクウェートの意図 写真付き

أهالي أم قصر يهبون للتصدي لحرامية الجنوب

 クウェートがイラク領内に建設している鉄管の柵がイラク人によって撤去されたと26日付けのイスラム・メモが報じた。
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 25日に数百人のイラク人とクウェート軍との間でバスラの市境のオンム・カスル地区で勃発した事件を取材する本紙の通信員は、次のように伝えてきた。国境線から2キロイラク領に入った地点にクウェート軍が鉄管と砂のバリケードを築いたため、26日朝騒然としたデモが発生した。

 オンム・カスルの市議会議員ダウド・スレイマーンは「クウェート軍が銃口を住民に向け、イラク人を力づくで排除しようとし、住民を挑発した。殴られた者も居ることで事態に火がついた」。目撃者によると、クウェート治安軍の4人がデモ隊の投石で負傷したという。

 一方オンム・カスル市議会の一部の議員は、「この事件が悲惨な結果を招く」と警告した。

 一部のデモ参加者は「これ以上我々を切り裂かないでくれ。ここはイラクの土地だ」と書いたプラカードを掲げた。

 本日(26日)に、バスラ州当局はこの炎上している問題に関して声明を発表すると予想される。

 クウェート治安軍のイラク領進入とその占有に抗議するデモ隊は、この地域に住むスンナ派とシーア派のイラク人である。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=10943 写真5枚付き
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 26日付のミドル・イースト・オンラインによると、クウェートが鉄管を引いたのは、湾岸戦争でイラク軍がクウェート撤退後に国連とイラク、クウェート両政府が引いた国境線から50メートルほどイラク領内に入った場所だという。またクウェート治安軍の数は200人以上とのこと。クウェートの匿名高官は「鉄柵は両国の国境線を示す」と語った。クウェートの内相は25日、国境とその重要施設監視のために最新鋭のシステムを構築するよう治安当局に発令した。
http://www.middle-east-online.com/?id=32356 
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 一方、クウェートのアッライ・アルアーム紙とクウェート・タイムズ紙によると、クウェート国境警備当局は25日、関係国境警備事務所に「旧政権崩壊後、大量のスイカが爆発物や麻薬の密輸に利用されているとの情報があるため、イラク産スイカの流入を厳禁するよう」通告した。
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写真で見る限りパイプラインのようだが。スイカに麻薬を仕込むというのはあり得るにしても、爆発物とはどうも理解に苦しむが。単なる国境紛争を超えた何かが隠されているようだ。

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗  
* イラク・バース党:米軍は温存の新顔投入で「反米勢力支援活動」を密かに支援
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* イスラム・メモのアンケート結果7題 (6/25から7/21)
* クウェート軍がイラク南部に越境、制圧、送油管延長の工事中
http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 
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