アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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米軍、民兵、傀儡軍、親米メディアの連係プレーによるバグダードのペルシャ化計画

خطة تفريـس بغــداد

米紙、ニューヨーク・タイムズが最近、イラン系のイラクのシーア派民兵がイラク政府の支援を得てバグダード全域をシーア派にする計画があり、既に同市の10以上の地区が完全にシーア派地区になったと報じたが、これらは全て、米軍を中心とし傀儡各部隊や民兵などがそれぞれ役割を決め、親米メディアをも巻き込んだ連携プレーで実行されているとバグダード大学の教授(自称人間学が専門)イラク人、ファーデル・バドラーン博士が衝撃の報告をした。24日付のバスラ・ネットが掲載した。
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 今年の中頃以来地理的性格を持つ組織的な殺戮事件が続いている。シーア派民兵が首都バグダードの特定地域を包囲し、徹底的に捜査し、名前や部族、職業で判断し狙いとする住民を拉致し、その一部を他の地域住民に恐怖心を与えるために公開で殺害するのだ。

 米軍は治安の維持が出来ず、公務であるような印象を与えるために内務省の部隊が加わるこれらマフィアの犯罪行為を防げないと、我々は考えてきた。

 ところが時の経過と共に、練り上げられた明確な計画に基づいてことが運ばれていることが分ってきた。実行するのは、それぞれ役割、作戦範囲、順番が決められた4機関だ。傀儡政府、民兵組織、手先の代表者のメディアや、(アルフッリーヤ、アルアラビーヤ衛星テレビなど)アラビア語による米国(肝入り)のメディア、またアラビアの公式メディアは全て、この計画に一役買っている。

 バグダードで起きていることは宗派闘争でも出鱈目な戦争でもなく、バグダードの住民を一掃し数万人のイラン人と入れ替える作戦なのだ。イランから着いたばかりのイラン人は先ず(シーア派優勢地区の)サドル・シティーに収容され、その後(シーア派強硬派の)ムクタダ・サドルの民兵(マハディー軍)に制圧され(スンナ派の)住民が追い出された地区の空き住居に移り住む。新住民にはイラク人で3代続いてバグダードに住んでいることを立証する公式文書が用意される。(イラン系イラクのシーア派最大政党であるイスラム革命最高評議会党首の)アブドルアジーズ・ハキーム自身が、国籍局の職員を恫喝してこれらの書類発行を監督している。それどころか、命令に従わない(旧)イラク警察の警察官は拉致、殺害されるほどだ。

 連携プレーを演じるのは以下の4機関である。、
第1機関)米占領軍
第2機関)(内務省特殊部隊、クルド人民兵のペシュメルガ、国家警備隊などの)傀儡政府軍
第3機関)イスラム革命最高評議会配下の民兵組織であるバドル旅団とマハディー軍

第4機関)(警備請負の)傭兵部隊と(米国の飼い犬であるイラク人世俗シーア派政治家)アハマド・チャラビー所属の暗殺マフィア

 先ず第4機関が、それぞれ優勢な宗派が異なる幾つかの近接した地区で住民を殺戮し、爆発事件を起こし砲撃した後に、本拠地に引き揚げる。

 次に第3機関が、爆破されたスンナ派アラブの地区か、シーア派優勢地区または同派宗徒の支配地区を砲撃したという口実でその隣接地区の攻撃を始めるのだ。目標とする地域の侵入に成功し、地域住民の抵抗を粉砕し、青年たちを捕虜にし殺害し、脅かして住民を追放し、モスクにある品々を強奪し破壊するという最長で4日間と決められている任務を完了するまでは、他のどの機関も手を出さない。

 第3機関が任務を完了し撤退すると、あたかも住民を保護するために無くてはならない救出者を演じるかのように、第一機関である米軍の形だけのお出ましと相成る。

 注目すべきは、住民が抵抗したため目標地区の制圧に第3機関が失敗した場合、抗争を止めるという口実で第2機関が第3機関を加勢するために介入し、火力で協力し、撤退を援護したり、彼らを再編し戦闘を再開するのだ。この段階では第2機関から「抵抗住民の中にイラク抵抗勢力が居る」との口実で介入を要請して来るまでは米軍は介入しない。

 特にシーア派の住居がある地域においては、この計画の一部に変更が加えられた。そこで第2機関はこれらの住居を襲撃し、作戦が片付くまで4-5日間(シーア派)住民を一時的に拘束し、その後再び彼らを元の住居に戻すのだ。

 この計画が実施された地区は、アーザミーヤとシーディーヤ、ガザーリーヤ、ジハード、アーミリーヤ、ジャーミア(大学)、アドル、ファドルとオマル師地域、マアルーフ・カルヒー師地区、ズユーナ、バイヤー、シャアラ・シティー各地区、ヤルムーク、マハムーディーヤ、マダーイン郡、ダヤーラー州の諸村落の17地区だ。

 このような戦術はバグダードの住民にはばれてしまい、住民たちは抵抗勢力と協力して一部の襲撃を撃退している。第2、第3機関が実行する襲撃に米軍は空軍機や戦車で援護してきた。
   
 つまり、これらの事件は米国とサファウィー(イラン系のイラクのシーア派)の合意の上に行われているのだ。また恐らく米国はこの計画を、第二次計画の序曲になると考えているのだろう。第二次計画では、全ての民兵組織に入り込んでいるこのような売国奴やサファウィーたちへの保護を止め、戦闘が起きても傍観するのだ。

 それにより、抵抗勢力を攻撃し偽りの勝利を利用するために自己陣営を再編する機会が出来る。ブッシュ当局と共和党が次期選挙戦で利用するために、また犯罪者ブッシュの(米国でも非難されている)軽率な政策を延命させるために、報道機関がカネを貰って記事やコラムなどでそのことを囃し立てる寸法だ。うまく行けば、民主党に打撃となり、民主党の主張は非現実的だと立証できる。 

http://www.albasrah.net/ar_articles_2006/1206/bdran_241206.htm
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