アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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アルジャジーラが会議などを実況中継する新チャンネルを新設 イラク事務所の再開近いか?

アルジャジーラが会議などを実況中継する新チャンネルを新設 イラク事務所の再開近いか?

 アラブ諸国で最も視聴者が多いカタールの衛星テレビ局、アルジャジーラが変貌しようとしている。「アルジャジーラ・ライフ」という新たな衛星チャンネルを4月15日に稼動させると同局のアラビア語ネット・サイトが伝えた。
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 アルジャジーラが準備中のアルジャジーラ・ライフは、思想や政治、経済などの会議や集会、シンポジウムを編集部の介入無しに実況で伝えるアラブ世界で初めての専門の衛星チャンネルとなる。

 ウィダーフ・ホンファル局長(ヨルダン国籍のパレスチナ人)は、新チャンネルは当初、アラブSATを使い、近い将来に他の放送人工衛星も使い拡大すると発表した。

 なお、アルジャジーラ・テレビは自由な放映で著名であるが、特にアラブの体制から非難を受け多くのアラブ諸国でここ数年間に事務所が閉鎖された。また米国は何度も同局を非難してきた。3月31日にはロシア外務省が同局が放映した連続番組を、「一部の外国の勢力の要請に応じてチェチェンの実情を全く歪曲して伝えた」と抗議した。

 またアルジャジーラは、英語での国際チャンネル「アルジャジーラ・インターナショナル」を開始することを決めている。更に、同局には、スポーツ・チャンネルがあるが、2005年内にドキュメンタリーと児童用番組のチャンネルを開始すると決めている。
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 一方、ロンドンに本拠を置くアラビア語新聞アルクドゥス・アルアラビー(電子版)は12日、アルジャジーラのイラク事務所は4ヶ月前に閉鎖されたにも関わらず、イラク国内で他の衛星テレビ局に比べて圧倒的に強い影響力を持っているとして次のように報じた。

 事務所を畳んだイラクでは幹部通信員がカタールの本社に移ったが、同局のイラク報道は多くの視聴者の関心を惹き付けている。同局で放映されると世界の様々な地域の民衆に間違いなく声が届くため、イラクの政治家が民主主義と表現する環境の中で、またイラクの様々な考えの政治家が、仮にアルジャジーラと意見を異にしていても、同局との付き合いを止めず、同局の番組に出演して自己の意見を述べている状況下で、このように同局の活動を制限し続けることが利益となるのかと疑問視する声が高まっている。

 そのためアルジャジーラを旧政権が倒された後のイラクの民主主義の現状を凌駕する民主主義だと見なす者も居るほどだ。

 アルジャジーラ・テレビの観察者によると、今月の1週間で20人以上の宗教家や政治家、教育者、アナリストなど著名で各界に影響力を持つイラク人の有力者が、アルジャジーラの番組で発言したという。そのためジャーナリストの中には、イラクのジャアファリー新首相が世界の報道機関との良好な関係や開放政策、穏健で透明な政治手法に基づき、イラク新政府はアルジャジーラを他のテレビ局と共にイラクでの活動再開を決めるかもしれないと考えている。

 バグダードのアルジャジーラ事務所が閉鎖された背景は完全には明かされておらず、報道機関は事務所閉鎖を報道の自由を侵害するものと噛み付いた。だが先の選挙とそれに続く国会議長などの選出がもたらしたイラクの新情勢で事態が変わろうとしている。政治家たちが同局に出演する形で間接的に事務所の閉鎖決定を拒否或いは無効化している。新政府は決断を迫られている。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/ED769F4F-CB98-4331-B89C-96DDCE8AD0AD.htm
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【短報】
*米軍、イラクのカーイム陥落を認め撤退するも再侵攻を誓う。カーイムの町にはイラク国旗がはためきモスクの拡声器は警戒を呼びかける 「im」

*カーイムで女性戦士(ヌーファ・グルカーン、40歳)」が胸と頭を撃たれ最初の殉教。アンバール州の大ムフティー(ファトワー[教令]を発布する法学者)の戦闘大号令に応えて親族と共に参戦していた。 これで米軍との戦闘で殉教した女性は137人となる 「im」

*イラク抵抗勢力(アンサール・スンナ軍、第一ムハンマド軍、メソポタミア聖戦カーイダ、1920年革命大隊、ナーセル・サラーフッディーン大隊、サラフィー・アブーバクル大隊、サラフィー・アッラフマーン大隊イスラムの怒り大隊)の共同声明:米軍がカーイム周辺から撤退するのに12時間の猶予を与える 撤退せずば全土で総攻撃 

*米国はイラク抵抗勢力がCWなどの有毒ガスを製造し、戦闘で使用することを恐れる 「シアトル・ポスト」

*Wマサチューセッツ州の諸都市、イラク戦争反対と州の国家警備隊員撤退決議案を5月9日に付託へ 「レパブリカン」

*アフガニスタンのタリバンが戦略転換、イラク抵抗勢力の分散型戦略を採用し組織再編 「エイシャン・タイムズ AT」

*パレスチナ自治政府交渉団のウレイカート氏:ガザは歴史上最大の牢獄となる 「イ紙YA」

*イスラエルの移民問題相、パレスチナの学校や教育機関で「シオン賢人議定書」が教科書に使用され、160の教科書にイスラエルの主権を認めていない、地図にイスラエルの名称が不記載との報告書をシャロン首相に提出 「イスラエル放送」

*イスラエル外務省と「政治・テロ報道研究所」、アラブのメディアを監視 事例を収集し反ユダヤ主義と告発し、制裁するために数ヶ月以内に米国議会に提出 「qp」

*イラクのバスラの住民はイランの影響が増大したと囁いている 「アシャルク・アルアウサト」

*トルコと中国が軍事協力強化を表明 「人民日報」

*イラン議会、妊娠継続が母親の生命を危険に晒すか、胎児が不具であると医者が判断した場合、妊娠4ヶ月以内の堕胎を認める 「AFP」

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
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