アラブの声ブログ

「アラブの声ML」から極一部を抜粋、日欧米メディアが伝えない主にアラビア語のメディアからイラク問題を中心とするアラブ・イスラム世界の記事を抄訳し発信。リンクや商業目的以外の転載は自由です。

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米国はイラン寄りイラク・シーア派勢力を叩く イラク・パトロールが選挙を予想

من سيكسب الانتخابات العراقية؟

米軍が訓練し、その拷問の実態を熟知していたにも関わらず、イラン寄りの政党が支配するイラク内務省のバグダード・ジャーデリーヤ地区にある秘密拷問収容所を何故米軍はいきなり襲撃したかが謎になっている。10日付のイラク・パトロールは、謎の一部を解明する編集長の異色な評論を掲載した。
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 読者の多くは同意しないと思うが私見を披瀝しよう。先ず以下のロイター電を読んで欲しい。
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 来週実施される選挙前にイラクのクルド人らがライバルに発した書簡には「イランとつながっているイスラム主義者が率いる新政府の誕生を目にしたくない」と記されている。 

 イラク北部のクルド人地域を支配する2大クルド人政党の一つを率いるジャラール・タラバーニの妻、ヒーロー・タラバーニは、「私は骨の髄までクルド人だが、(シーア派の)原理主義のクルド国家では一日たりとも生活したくない」と語った。

 12月15日に議会選挙で人口の1/5を占めるクルド人は、少なくともようやく獲得した政治利益が守れることを望んでいる。

 影響力のある政治勢力として再び登場できたら、政権を設立するために他の諸政党から(連立を組むために)必要となるこのクルド人政治勢力は、イスラムの同盟に再加盟する前に再考することになろう。特に、日ごとに宗教的緊張が危険水域に達しつつある状況下ではなお更だ。

 クルド人の昔からの夢はイラクからの分離と固有の国家設立に代表されるが、彼らは何かあると分離問題を持ち出して他勢力を脅迫することに固執している。イラクのクルディスタン政府の元首相でタラバーニ率いるクルディスタン愛国同盟の有力党員であるラスールは重大な発言をした。「いかなるイスラムの政党がイラクの首相に就いても、或いはスンナ派とシーア派間に内戦が勃発したら、我々は分離する」

 「イラクの隅々にまで民主主義と自由が行き渡った折には、クルド人は自決権を持つことになる」

 「大統領職と首相職がイラクで最大ポストで、イラクの主要民族集団はアラブとクルドだ。クルド人はこの2大ポストの一つを占め、アラブ人がもう一つを占めるべきだ」

 とは言っても、クルド人グループの名簿(統一会派)は恐らく、今年1月に達成したような成功を収めることは出来まい。大部分のスンナ派は前回の選挙に投票しなかったが、今回は大々的に参加すると予測されているのだ。

 また、主要なシーア派同盟の議席は、全議席の半数弱であった前回獲得議席数より減る可能性が強い。理由は内部闘争が勢力分散を引き起こすかも知れないからだ。
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上記記事を整理しよう。

1) クルディスタンが分離する条件に関しては、スンナ派とシーア派間の内戦勃発の他に、(シーア派)原理主義国家の誕生が加わった。

2) 彼らは全く新しいことを言い出した。すなわち1ヶ月前までにはタラバーニは「スンナ派とシーア派、クルド人」という言い方をしていたのに、いきなりアラブとクルドという2民族集団を持ち出した。

 上記の他に、考慮すべき以下の諸点を加えて検討しよう。

1- カイロ会議(米国の強い要請により、親米アラブ諸国が奔走し、バース党や武装抵抗勢力という真の反米勢力を除くイラク各勢力の和解を目指してエジプト、カイロのアラブ連盟が最近開催)が開かれ、またイラクのアラブ陣営への復帰が話題になっている。

2- カイロ会議まで占領に反対し、イラクはアラブの国であると呼び掛けてきた(スンナ派の)諸組織や諸集団の抱き込み工作が行われた。

3- 9日の合同礼拝で彼らはモスクでの説教ですら声高に宗教上の義務として投票を呼びかけていることが観察される。

4- タラバーニがイランを最近訪問した。

5- 在バグダード米国大使ハリール・ザーデがイランとの対話を始めると言明した。

6- タラバーニが抵抗勢力分子と会談する用意があると表明した。

7- ハリール・ザーデ大使も同様の用意があると発言した。

8- 「アラブのイラク人」などのようなアラブという言葉をを付けた政党や運動組織が出現した。

9- 米軍の強制捜査によりバグダードのジャーデリーヤなどの秘密拷問収容所の存在が明らかになった。
 
 何が起きているかを要約すると、米国はイランの息のかかった政治家を叩く用意をしていることだ。このことを私は占領初期から予想しており、アーヤトッラー(シーア派最高位の聖職者)たちが政権を掌握した後に書いてきた。多くの理由によって米国は、彼らが政権に居座ることを許すわけが無いではないか。米国は彼らを叩く準備として、彼らを表舞台に登場させ、時間の猶予を与えたが、いよいよ首を締め上げる段階に達したのだ。

 多くの人と意見が異なるだろうが、ザルマイ米国大使とイランとの対話を通じて米国は、イラクから撤退するためにイランにイラクを渡そうとしていたのだろうか?とんでもない。彼のイラン訪問は、米国がイランにイラクに居るシーア派の手先たちを蹴飛ばした時に、イランが彼らを放置し沈黙するよう説得するためなのだ。

 そこでイランは飛び上がり、メクラ滅法徘徊しているのだ。サウジアラビアのメッカで開かれたイスラム会議でのネジャード大統領の世界を震撼させた発言(イスラエルは欧州に建国しろ、ホロコーストは疑問など)は唐突に出てきたものではなく、(米国との)交渉の一過程なのだ。

 このことはまた、(イラクのスンナ派)アラブとアラブ連盟とが接近した理由でもある。

 イランの影響下のシーア派政治勢力はこのことを察知したため、サダム・フセイン大統領の裁判を慌てふためいて急いだのだ。諸君はイラクなどのテレビが、彼の裁判と処刑を急ぐために、なりふりかまわず西方八方でシンポジウムや対話、会見を開き、裁判と処刑をを求めるデモの光景を放映したのを見ただろうが。

 政権に就いている間に彼の処刑が可能ならば、それが現在実現可能な限度だと彼らは感知しているからこそ、判事や検察は公判の延期に反対し、何としても選挙前に裁判を片付けようとしたのだ。だが、そうは問屋が卸さない。

 以上に依拠して選挙の結果は、投票者や7千人もの候補者の意思とは無関係に、シーア派とスンナ派からなるアラブ人グループと、クルド人グループが同率になると私は予測する。クルド人グループとは、クルド人と、盗賊のアフマド・チャラビ(現副首相)や節目に現れる男アラウィ(前首相)のような世俗連中、それにアイハム・サマライ(抵抗勢力に渡りが付けられると米国に売り込んでいた前電気相)やイスラム党(スンナ派の傀儡政党)、「アラブのイラク人」組織(一体何者なんだ)のようなスンナ派諸政党や「高貴な抵抗勢力」(訳注:揶揄表現)の同盟だ。

 米国はこの新戦術を実行した後にイラクから撤退するか? とんでもない。まだ蹴飛ばすべきクルド人が残っているではないか。蹴飛ばす時期は次の段階だ。

 何故、米国はこのようなことをするのか? 実は米国はイラク人にさまざまな計画を試みているのだ。どいつが最も米国の利益に適うかを見極めるまではね。 
 
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=13067
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新政権が誕生し責任を問われることを恐れ、内務省の秘密拷問収容所が米軍によって襲撃された後に、内務官僚がイラクから脱出しつつある。

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【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗  
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10日朝バグダード中心部の食堂で自爆事件があり警官や民間人多数が死亡したと報道された事件で、イラク人著述家、サバーフ・デブス氏は、事件を報じたアルジャジーラなど既存メディアが、政府発表をそのままに偏向報道しているとして痛罵した。

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* イスラム・メモのアンケート結果14題 「10/1-11/8」 

* アラブ人の半数以上がイスラム主義者政権を信頼

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* シャロン首相、戦争犯罪容疑で逮捕を恐れカナダ訪問を中止
            
元ペルー大統領アルベルト・フジモリ氏 はチリ当局に捕まってしまったが、イスラエルのシャロン首相は事前に危機を察し予定されていたカナダ訪問を中止し難を逃れた。10日付のイスラエルのマアーレフ紙が、その理由はカナダ入国に際して戦争犯罪等の容疑で逮捕されることを憂慮してだと暴露した。
 
* アラファト死後フランスが中東政策を転換、米イスラエルに接近

 フランスの中東政策は、イスラエルとの完全な妥協、屈服を拒み続けてきたアラファト前パレスチナ自治政府議長の死後、シリア、イランと距離を置き、米国とイスラエルと親密になった。ミドル・イースト・オンライン10日付で、パリからクリストフ・ロクファヴィー氏が報告している。

* 米軍が無差別にイラク人を捕まえ、暴力で恫喝し筋肉注射

「米軍はイラク人の体に何を注射したのか?」と題して12日付のロンドンで発行するアラビア語新聞アルクドゥス・アルアラビー(電子版)が、「イラクを解放しにやってきた」米軍による蛮行を暴き、悲痛な声で救いを求めている。イラクのニュース・サイト、ムハッリルが英訳し広く世界に訴えている。 

* ヨルダンの連続ホテル爆破事件はイラク人と無関係

9日にヨルダンのアンマンで起きた連続3ホテル爆破爆破事件の犯人はイラク人4人で、内拘束されたイラク人女性一人はテレビに出演して犯行の模様を語ったが、各方面から疑問の声が沸き起こっている。13日のアラブ自由メディアから一部紹介しよう。

* イラクのテロ撲滅法が政府批判者や説教師摘発の道具に
 
各国で「テロ対策」に関する議論が行われている中、イラクでは新「テロ撲滅法」が11日から施行された。だが、この法律は政府の強権を支える治安維持法とも言えるとの見方が出されている。イスラム・オンライン13日付でマージン・ガージー(バグダード)、サミール・ハッダード両記者が「テロ撲滅法はイラクの説教師に適用される」と題して報告する。

* 醜聞漏洩を恐れイラク駐留米軍がバドル旅団の秘密刑務所を襲撃

バスラの英軍がイラク警察に捕まった英軍秘密テロ工作員2人を戦車で強奪した事件は記憶に新しいが、イラク駐留米軍が傀儡民兵とも言える(シーア派の)バドル旅団の刑務所を襲撃し、スンナ派収容者を解放するという、奇怪な事件が発生した。14日付のイスラム・、メモが特報でその謎を解明する。

* ロシアの将軍:米軍はイラクで窮地だが早期撤退はない

 イラク、及び中央アジアにおける米軍の展開に関するロシアの将軍の談話を、モスクワのサラーム・ムサーフィル記者がバスラ・ネット13日付で報告している。

* 米兵がイラク人をライオンの檻に投げ入れる拷問

米軍が証言を得るために獰猛な犬を嗾けてイラク人を拷問していたが、イラク人実業家が、米兵によってライオンの檻に投げ込まれたと、ラムズフェルド国防大臣など米軍高官を訴えている。15日付のバスラ・ネットがAP通信やMSNなどから引いて報じた。

* イラクで沈没する米国から距離を置き始めたイスラエル

米国と一心同体であったはずのイスラエルが徐々に、イラク戦争などの躓きで弱体化した米国離れを始めている。イスラエルの「ハアレツ」紙に載ったヨッシー・ベレーン氏の論評「米国を忘れよ。米国はイラクに沈んだ死に体だ」が、バスラ・ネットに10日付でアラビア語で掲載された。

* イエメン人新郎新婦の重大な初夜の任務 出血と祝砲と・・・

 イエメンの一部地域では、結婚初夜に花嫁が処女であることを証明する目的で初夜の出血の血を数滴布に染み込ませるため、花嫁はまるで公的な任務をこなすように振舞う。「イエメンの初夜:出血と祝砲と」と題し、15日付ミドル・イースト・オンラインで首都サナアからアフマド・グラーブ記者が初夜の奇習を報告する。

* 米軍がイラクで戦うロシア人志願兵募集 ロシア政府は沈黙

イラク戦争の不調で新兵募集に苦慮する米軍は、遂にイラクに派遣するためロシア人軍務経験者の志願兵を募集し始めた。16日付のアラビア語のニュース・サイト、モヒートがロシアのニュース・サイトから引いて報じた。

* 奴隷制撲滅に無関心な汚職漬けのモーリタニア当局

アフリカ大陸最西端に位置し、イスラエルを承認した第3番目のアラブの専制国家、モーリタニアは 8月の無血クーデターで何が変わったのか?この知られざる国では、法律上奴隷制は禁止されているにも関わらず、未だ奴隷状態に苦吟する人々が多くいるという。イスラム・オンライン15日付がモーリタニアの首都ヌアクショットから報告する。

* チャラビが米国と密約 シーア派勢力を一掃し諜報機関の長に

アフマド・チャラビ(米国に亡命し米国防総省に飼われてきた親米派政治家で世俗的なシーア派。現在イラク副首相)が米国と密約し、次期選挙で浮上しそうだ。17日付のイラクの著名ニュース・サイト、アル・カーデルの通信員がバグダードから報告する。

* イラン保守派が新大統領の過激路線に懸念 衝突する可能性も

 イランの指導部全体は新大統領の言動に憂慮し、イラクの2台シーア派政治家、ジャアファリーとハキームはイラクにおけるイランの同盟者で、アフマディー・ネジャード大統領がイラン政府の保守派と衝突する可能性があるとするイラン専門家の講演をアルクドゥス・アルアラビー紙が17日付でロンドンから伝える。

* シリア、米国が要請のイラク派兵を拒否、経済封鎖を覚悟

レバノンからの撤退以来譲歩に譲歩を重ねてきたシリアはいよいよ決意したのか? アサド大統領は米国が要請したイラクへの派兵を拒否し、来月に航空禁止と経済封鎖を予測している。ロンドンに本拠を置くアラビア語新聞、アルクドゥス・アルアラビーが16日に報じた。

* イラクの傭兵は現在4.5万人、今後16万人に

 齋藤明彦さんがイラクで殺害されたことから、日本でも注目されるようになったイラクで米英占領軍と共に戦う傭兵が急増しており、4万5千人に膨れ上がっていた。17日付けのサウジアラビアのアル・ワタン紙が報じた。

* 共和党秘密メモ、低落逆転に新たな対米テロ攻撃を期待

ダグ・トンプソン Publisher, Capitol Hill Blue  FUBAR   2005年11月10日, 06:19

* ネゲヴのパレスチナ人を強制移住させユダヤ化するイスラエルの計画

 イスラエル南部のネゲヴ砂漠で、アラブ人の居住地域を特定の場所に制限するためにアラブ人の村々で組織的な家屋破壊が行われているという。この状況について、アフマド・ファイヤード特派員が12日付のアルジャジーラ・ネットで、占領下のパレスチナから報告する。

* イラク駐留米軍が女子高を強襲し女学生200人を拘留

イラクを占領する米軍の行動はなりふり構わぬ激しさを増している。これまで子供や女性を人間の盾として人質に取ることはしばしば実行してきたが、このたび女性校長と女子高生200人以上が米軍によって理由も告げられずに拘留された。20日付のイスラム・メモが特報で伝えた。イラク軍筋が語る拘留劇の真相とは?

* イエメン人学者が治癒率62%のエイズ治療薬を開発

イエメン人の大学学長が生薬から出来た副作用の無いエイズ治療薬を開発した。20日付けのアルジャジーラ・ネット(アラビア語版)が報じた。

* 米軍の手足を折る致死拷問はイスラエル方式の模倣

米軍が戦車20両を繰り出しバグダードの内務省の電動ドリルや鋸などを使った拷問が行われていた秘密収容所を強襲し、収容者を救出し、正義のヒーローを演じて見せたが、米軍自体も負けず劣らずの拷問を行っている。20日付のクドゥス・プレスと米国ABCネット、英インディペンデント紙の報道を見てみよう。

* ビデオ イラク抵抗勢力がラマーディーで米軍ヘリコプターを撃墜

* ハリーリー暗殺事件捜査のメーリスは反シリア主義のユダヤ人

 レバノンのハリーリー元首相暗殺事件を捜査する国連独立捜査委員会の報告書がシリアの関与を示唆し、窮地に追い込まれたシリアは硬化し対決姿勢を高め、緊張が増大している。シリアの命運を左右するこの捜査委員会を率いるドイツのメーリス判事とはそもそも何者なのか? イラク・パトロールが15日に欧州在住のイラク人研究家サアドゥーン・ヒンダーウィ氏の評論を掲載した。

* 米国製キリスト教版捏造コーランがクウェートで配布

グアンタナモ名アフガニスタンの米軍収容所でイスラム教徒の聖典、コーランがトイレに流されたりして冒涜されていることはしばしば報道されたが、今回は内容そのものに手を加え始めた。米国製の捏造コーランがクェートの私立の英語学校で配られているというのだ。9月28日付でバスラ・ネットにマーク・ピーター氏が記している。

* アラビア人のインドでの合法一夜婚旅行

占領下のイラクやパレスチナでアラブ人が苦吟に喘いでいれば、一方、イエメンを除くアラビア半島諸国は石油の富でこの世の春を謳歌している。その様子をインドのメディアは、南部インドの都市ハイデラバードにおける湾岸アラブ人の汚らわしい振る舞いを証拠立てるすっぱ抜き記事にしている。中でもデカン・ヘラルドのR・アヒレシワリによる「一夜だけの花嫁達」と、タイムズ・オブ・インディアのモハメッド・ワジフディンによる「未成年の少女一人に多数のアラブ人」は、2つの重要な例だ。ニュース・サイト、イラク・フォー・オールは「アラビア人のセックス旅行」と題するダニエル・パイプスの報告を10月7日付のフロント・ページ・マガジンから引いて伝えた。

* 覆面米人がイラク人を襲い、米軍が自爆攻撃を演出

欧米主要メディアでは報じられることは無いが、米英人がイラク人を装いテロ活動を行っていることはアラブの自由メディアではしばしば報じられる。10月31日付のバスラ・ネットが報じたS・T・S医師の経験談から2例紹介しよう。

* アルジャジーラ・ネットほかアンケート13題 「11/7-24」

* イラク内務省の秘密牢で女性受刑者の場外売春強要

イラク駐留米軍がバグダードの傀儡内務省秘密拷問収容所を強襲したことで、イラク内部に多数の秘密収容所が存在することが明らかにされつつあるが、米軍は国際的な調査実施を拒絶し続けている。17日付のイラク・パトロールは、イラクの各メディアから引いて、社会研究者が暴露したイラクの女性刑務所における肉体売買や拷問の現状を伝えた。

* 米軍がシリア領内に降下、国境警備隊と交戦、米兵12人死傷

米軍機がシリア領内に侵犯していることは最近しばしば報じられたが、シリア国境警備隊との交戦が初めて報じられた。24日付のバスラ・ネットはシリアの人権アラブ機構広報室の緊急報告を掲載した。

* 米国がスーダンのダルフール執着の裏に石油と仏との戦略的角逐

 血で血を洗う長い抗争が続いてきたスーダン西部、ダルフール地方。この地方に米国が人道問題を口実に強い関心を示す裏に、埋蔵原油の存在とフランスとの戦略的角逐が隠されていると見られている。16日付のアルジャジーラ・ネットでハルツーム(スーダン)からイマード・アブドルハーディー特派員が報告する。

* 反サダム重要証人が証言直後、公判前に謎の死亡

 1982年にシーア派住民の村、ドジェイルでサダム・フセイン元大統領の車列が暗殺未遂に遭った後に同村で住民の殺害を行った容疑でフセイン元大統領らが裁かれている裁判の鍵を握る重要証人が米軍病院で死亡したとのAFP電を、25日付のイラク・パトロールが引いて辛辣な論評を書いている。

* サマーワの日本軍基地に迫撃弾3発着弾

27日付イスラム・メモが特報した。

* アブダビ、13年迄に不動産と観光に3千億ドルの投資受入

 原油高騰で活況を呈し大発展が見込まれるアブダビ(アラブ首長国連邦の首都)は2013年までに3000億ドルの意欲的な投資を行い、ビジネスと観光の世界地図にアブダビの名を記すことを目指している。24日付のミドル・イースト・オンラインがアブダビから報告する。

* イラク駐留米軍がイラク人に強制的にエイズとB型肝炎を注射

イラクにおける人権抑圧に関して記録された実際の例。アメリカ兵がイラクの村に侵入し若い男性次々に無理矢理注射を打ったとの訴えを24日付のバスラ・ネットが報じた。

* ビデオ 米軍装甲車にイラク抵抗勢力が二重攻撃で乗員全員殺害 

* 産油国リビアは民営化で人口の2割が貧困ライン以下

 日量二百万バーレルの産油量を誇り、その収入が数十億ドルに上るにも関わらずリビア人の2割が貧困ライン以下の暮らしをしている。原因は日本でも首相が日夜壊れたレコードのように絶叫し続けている「民営化」だという。11月27日付のクドゥス・プレスが報告する。

* スーダン乾燥地の住民は貯水木を飲料に利用

 スーダン西部の水源の乏しい乾燥地帯に水を溜める民間の方法があるという。11月16日付のアルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)でハルツーム(スーダン)からイマード・アブドルハーディー特派員が伝えている。

* 憲法改訂草案は平和主義国家の軍隊により高い地位を与え、海外展開を容易にする。

ブルース・ウォーレス、タイムズ・スタッフライター
Los Angels Times、2005年11月23日

* イスラム・メモなどのアンケート4題 「11/19-29」 

* ビデオ イラク抵抗勢力がバグダード西部を支配ほか

* 必見ビデオ イラク・イスラム軍、ファッルージャ近くで米軍パトロールに攻撃 米兵10人殺害

* イラク駐留米軍が発信装置付き重火器を抵抗戦士に流す

イラク戦争は情報戦でもあり、さまざまな愛国者、憂国の士が自由メディアを使って抵抗戦士に激励や注意を呼び掛けている。米軍が信号発信装置内臓の重火器を抵抗戦士に渡るよう密かに工作している一端が明らかになった。4日付のバスラ・ネットはイラク共産党カーデル派がイラク抵抗戦士に呼び掛けたヌーリー・ムラーディー博士の警告文を掲載した。

* イラク人要逮捕名簿55人の35人がシーア派 占領後バース党の勢力拡大

 9月に発表した米「ラグーシュ・イズ・ライト」のサイトに掲載された「サラーフ・アル・ムフタールは語る」と題して、マルコム・ラグーシとイラク人著名政治研究家でイラク・バース党のスポークスマン的立場に居るサラーフ・アル・ムフタール氏との一問一答である。

* 米国がエジプトの選挙弾圧を放任する代償はイラクへのアラブ軍派兵

エジプト治安軍が総選挙で大躍進しつつあった非合法野党、ムスリム同胞団を妨害するために先週、同団のメンバーや支持者数百人を拘束したことに対して、公正選挙を標榜する米国政府が沈黙してきた理由が暴露された。4日付のエジプト独立紙アル・ミスリーユーンが報じた。

* 米国はイラクで惨敗寸前 20年間欧州にも膨大なつけが回る 仏誌

バグダードやワシントン、北大西洋条約機構(NATO)の軍事情報筋の情報は全て、米国はイラクで惨敗を喫する寸前だという点で一致している、とフランスの情報機関に太いパイプを持つことでも知られ百万人を超える読者を持つフランスの高級週刊誌カナール・アンシェネ最新号は大見出し記事で暴露した。

* 米国は反乱者と闘わせるためにイラク人暗殺者集団を訓練しているのか?

人権擁護団体、デモクラシー・ナウが1日に掲載した。

* 賃金未払いに激怒したサマーワのシーア派が日本軍車両を襲う

サマーワに駐留する日本占領軍のパトロールは5日午後市の中心部で、数十人のシーア派のデモ隊の石による襲撃を蒙った。5日付のイスラム・メモが報じた。

* ビデオ 12月4日 イラクのアラウィ前首相襲撃

* 米軍護衛中のイラン人高官4人をイラク抵抗勢力が拉致

イランが「最大の悪魔」と罵倒する米国と秘密裏に、密接に協力し合っていることが明瞭になった事件が勃発した。米軍車列に護衛されたイラン人高官4人が抵抗勢力の襲撃で拉致されたのだ。7日付のイスラム・メモが特報で伝えた。

* ビデオ イラクのファッルージャでの抵抗勢力との会見 英文字幕付き

* 米国のイラク3戦略は死の部隊とスンナ派地域の殲滅、情報戦

「ごろつき共と乗り合わせている」という本題と「イラクでの死の部隊の勃興」との副題で、ブッシュ政権がイラクを植民地化するために起こしている3戦略について有名な米国人著述家マイク・ウィトニーの論文が11月30日付のインフォーメーション・クリアリング・ハウス(ICH)に掲載された。

* 米国配布のテロ関与容疑者名簿は4年間で5千倍

9.11事件以来4年間で世界のテロリストが5千倍と異常な成長を遂げていることが明らかになった。9日付のアルクドゥス・アルアラビーがスウェーデン紙スヴェンスカ・ダグブラデットから引いて伝えた。

* ネットに溢れるイラク抵抗戦争の迫真のビデオ映像

ネットの世界では大手メディアが決して報じることが無いイラクの抵抗戦争の模様が流れている。10日にバスラ・ネットから送られてきた分を紹介しよう。

* イラクで拉致された英米カナダ人が所属のキリスト教平和団体への疑念

11月26日にバグダード近くで拉致されたキリスト教平和団体に所属する英米カナダ人4人の活動家の解放を求める声が世界中で沸き起こっているが、9日付けのイラク・パトロールはこの団体CPT(クリスチャン・ピ-スメーカー・チームズ)は持ついかがわしさを論じ、占領軍の隠れ蓑であると示唆する論評を掲載した。

* ビデオ イラクのモスルでサダム挺身隊が米軍車両を爆破

イラク駐留米軍に対する攻撃は西側報道でも一日に百件近く起きている。10日バスラ・ネットに掲載されたその作戦の一つを映したビデオを見てみよう。

* イラク人保健省:赤新月社を装う正体不明者が妊婦らに毒薬配布

イラク保健省は、何者かが赤新月社(イスラム世界での赤十字社)の車両を装い、薬品と称して毒物を配布していると住民に注意を呼び掛けている。11日付のクドゥス・プレスが報じた。

* 米軍の随行医師団がイラク人死傷者の身体部分を摘出し米国で売却

民主主義を高らかに謳いあげる米軍に随行する高い医療倫理を有す医師団が、イラク人の死傷者から腎臓や眼球など米国で移植手術や整形手術用として需要が高い身体部分を摘出し、本国に移送し売却していると、親米国家サウジアラビアのアル・ワタン紙やイランのテレビ局などいくつかのメディアが1年前に数回報道していたが、10日付のイスラム・メモが欧州の報告書から引いて改めて報じた。

* サマーワでイラク選挙での軍事行動準備のサウジアラビア警官拘束

1年間駐留期限を延長する自衛隊は今後何処に駐留するのか?現在のサマーワは最も安全と見られているが、そのサマーワで通信機を持った親米国家サウジアラビアの警官2人がシーア派の国境警備隊に逮捕され、イラク入国の目的が来る選挙で軍事行動をするためと自供したとして波紋を呼んでいる。11日付のイスラム・メモが特報で伝えた。

* イラクが特産品の「命の木」ナツメヤシ輸入国に転落

かつては石油に次ぐ輸出産品で自国の象徴でもあったナツメヤシの実をイラクは輸入するようになった。10日付のイラク・パトロールがイラク通信から引いて報じた。

* 米国はイラクの選挙に無関与という大嘘を示す写真

馬鹿か無知しか信じていないが、米国は来る15日に実施されるイラク総選挙に一切関与していないと強弁している。その主張を粉砕する写真と寸評を11日付のイラク・パトロールが掲載した。

* アルジャジーラなどのアンケート16題 「11/23-12/12」

* イスラムメモ・アンケート3題 12/3-10

* イラクのモスルで米軍車両爆破の瞬間を住民が激写

イラクの自由ニュース・サイトには読者からの写真も掲載される。首都バグダードに比較して治安が安定しているとされるイラク第二の都市モスルでも連日激しい抵抗戦争が続いているという。12日付のイラーキ・リーグは読者投稿の記事と壮絶な爆破写真を掲載した。

* 米国の秘密殺戮部隊がキルクークで住民に無差別発砲

米国の秘密殺戮テロ部隊による新たなスキャンダルがイラク北部の産油都市、キルクークで起きた。住民や警官に無差別発砲してイラク警察に追われ米軍ヘリに救助されたという。13日付のバスラ・ネットが報じた。

* シーア派統一会派に投票済みの用紙数十万枚がイランからイラクに流入

15日の総選挙を目前に控えてありとあらゆる選挙違反を伝える現地報道が溢れている。14日付のバーレンのアハバール・アルハリージ紙が伝えた一例を紹介しよう。

* 米国はイラン寄りイラク・シーア派勢力を叩く イラク・パトロールが選挙を予想

米軍が訓練し、その拷問の実態を熟知していたにも関わらず、イラン寄りの政党が支配するイラク内務省のバグダード・ジャーデリーヤ地区にある秘密拷問収容所を何故米軍はいきなり襲撃したかが謎になっている。10日付のイラク・パトロールは、謎の一部を解明する編集長の異色な評論を掲載した。

  

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イラクの米国大使館へロケット着弾で6米人の死傷を認める

قتيلين أمريكيين وأربعة جرحى في هجوم على السفارة الأمريكية لم تعلن عنه

米軍はバグダードの要塞であるグリーン・ゾーン内にある米国大使館が10月29日ロケット弾の襲撃を受けたことを発表してこなかったが、31日ついにそれを認め米国人6人が死傷したと発表した。10月31日付のバスラ・ネットが各通信社から引いて大々的に報じた。
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 米軍は、米国人2人が死亡したバグダードの米国大使館へのロケット弾攻撃に関係する7人を拘束したと発表した。

 米軍発表によると、現地時間で10月29日午後7時45分に起きた大使館に対する攻撃直後に、ロケット弾発射地点から犯行者たちは逃走したが、追跡した結果バグダード南方の彼らの住居で拘束した。

 第一騎兵師団司令官のマイケル・ジョーンズ・ナイド准将は、この拘束作戦はテロリストを追跡し、テロの責任者を逮捕するに際し、騎兵軍の素早い行動力と、イラク軍と多国籍軍の強調振りを示す模範例だと自画自賛した。

 この発表以前に米国大使館のボブ・カラハン報道官が、「ロケット弾は大使館の建物近くに着弾した結果、2人が死亡、4人が負傷した。全員米国人だ」と発表した。
 
http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/1005/hejom_311005.htm

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 占領軍の中枢本部である大使館へのロケット攻撃で米国人が6人も死傷するとは尋常ではない出来事である。隠蔽が不可能と判断したから、やむを得ず事件2日後に発表したのだろう。

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗 

* アメリカ、シリアを孤立状態から脱け出させる「カダフィ型取引」を提案

15日付のタイムズ紙  外交担当編集者リチャード・ビーストン、在ベイルート、ニック・ブランフォード

* イラク石油産業施設への攻撃は和平を導くか? 「マイク・ウィトニー」

西側の主要メディアはイラクの石油問題を掘り下げることを意図的に避けてきたと言う。著名な米国人反戦活動家、マイク・ウィトニーは、イラクのニュース・サイト、ウルク・ネットに13日、石油産業施設への攻撃が止まないと米国が確認しない限り、和平機運が訪れることは無いとする評論を寄稿した。

* 米海兵隊が基地内でイラク憲法投票箱を開けて結果を操作

 イラク憲法草案に対する国民投票で3州での反対が2/3を越え、廃案となりそうな模様に危機感を抱いた米軍がなりふり構わず直接介入に乗り出した模様だ。18日付のイラク・パトロールがイラク政府寄りのイラク通信から引いて伝えた。

* 憲法通過後のイラクで反イラン派のアラウィ元首相が復権

承認されることが決まっている憲法制定後のイラクの政治体制はどうなるのか。ロンドンで発行するアラビア語の有力紙、アルクドゥス・アルアラビーは、アブドル・バーリー・アトワーン編集長の評論を18日付で掲載、各紙に転載された。

* イラク・シーア派の聖都カルバラーが阿片の魔窟に変身
                   
 第4代正統カリフ(イスラム国家での聖俗最高指導者)、アリーの息子、フセインが眠るシーア派の聖地、カルバラー。この町は今麻薬蔓延に悩まされ、巷では「イラクのシチリア」などと呼ばれているという。クドゥス・プレスのイヤード・ドレイミーとムシュターク・ハスナーウィ両記者が7日報告する。

* イラクの米軍がモスルの子供15人を人間の盾として人質に

米軍はこれまでに何度もイラクの子供や女性を人間の盾として人質に取ってきたが、憲法草案を巡る国民投票が承認されるか流産となるかの鍵を握り緊張が高まっているモスルで、大量15人もの子供を理由も告げずに連れ去った。20日付のイスラム・ネットが伝えた。

* 石油より重要な中東における水を巡る争い
                  
 中東地域では直接生存権が懸かり戦争の主因となってきた、死活的な重要性を持つ水問題について、2日付のアルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)でエジプトの著述家ムハンマド・ムールー氏が論考を発表した。

* 米国、ヨルダン川西岸をヨルダンと合体させガザと分離する可能性を模索

ブッシュ米国大統領やイスラエルのシャロン首相が構想し、ヨルダン国王などが旗振り役になっているパレスチナ問題解決の方向性が次第に鮮明になってきた。21日付のロンドンに本拠を置くパレスチナ人経営のアルクドゥス・アルアラビーがトップで報じた。

* サドル派議員がシスターニを痛罵、スンナ派との連立を構想

イラクの反米シーア派指導者、ムクタダ・サドルの一団が一段と攻勢を強めた模様だ。サドル派に属する国会議員がシーア派の最高権威とされるシスターニを公然と「占領軍の手持ちカード」と酷評したのだ。21日付けのカタールのアッラーヤ紙などが一斉に報じた。

* 非宗教的で女性の権利を唱える米国映画にイランが宣戦布告                 
                            
 保守派の大統領が誕生したイランではイスラム教の倫理観と異なる米国の映画の配給と上映が禁じられた。しかし衛星テレビや各種ディスクが溢れる中、禁令の徹底は容易ではなさそうだ。20日付のミドル・イースト・オンラインがテヘランから報じる。

* バスラで強奪された2英工作員の捜査責任者が怪死 英軍が関与か

アラブ人“テロリスト”に変装しイラク警察に捕まり、英軍戦車によって奪還された英秘密工作隊員2人の調査に関する責任者であった英国警察の主任捜査官がバスラで怪死した。「アメリカの謀略戦争-9.11の真相とイラク戦争」などの著作があるカナダのミッシェル・チョスドスキー教授は、この死亡に英国防省の関与を強く示唆する論評を10月17日付のカナダのグローバル・リサーチ研究所のサイトに掲載した。

* レバノン元首相暗殺事件国連捜査委の報告書の要点

国連捜査委員会のデトレフ・メーリス委員長(ドイツの裁判官)が20日、コフィー・アナン国連事務総長に提出したレバノンの故ラフィーク・ハリーリー元首相の暗殺事件に関する報告書は、今後の中東問題の研究に欠かせない基本資料だ。21日付のミドル・イースト・オンラインがその要点を掲載した。

* サウジアラビアの学校は失業者製造工場

世界最大の産油国でイスラム世界の盟主を任じるサウジアラビア王国では、奇妙な価値観の文化が社会を支配しているため需給ギャプが生じ、高等教育が失業の温床になっているという。1割にも達する同国の失業問題の構造について、首都リヤドのアフマド・ミスリー記者が9月13日付けイスラム・オンラインで報告する。 
 
* イラク国防省警備隊が内務省特殊攻撃部隊と対峙、拘束

イラクの省庁は各派閥のボスや幹部連が私物化し利権の温床となっていると指摘されるが、混乱と無秩序振りを示す象徴的な事件が起きた。24日付のバスラ・ネットは「米軍刑務所の犠牲者協会」の報告を掲載した。

* バグダードのホテル爆破で在イラク最大の米警備企業の社長が死亡

バグダードでのホテルなどへの連続爆破事件で、外国人新聞記者の誘拐が目的であったとしか伝えられていないが、実はイラクで最大の傭兵派遣米国企業の社長が宿泊しており、死亡したと言う。24日付のイスラム・メモが特報(午後18:50最終更新)で伝えた。

* 米国の要求に屈しても反発しても同結果 窮地のシリア

レバノンのラフィーク・ハリーリー元首相爆殺事件を捜査する国連のメーリス委員会報告書が出たことで、シリアが窮地に立っている。ロンドンで発行するアラビア語紙アルクドゥス・アルアラビーは22日、「シリアのより危険な泥沼」と題したアブドルバーリー・アトワーン編集長の評論を掲載した。

* イスラムの本山アズハル学者が女性の割礼禁止に異議

コーランの中には、女性の割礼を支持する文言は見あたらず、イスラム教とは関係無いのであるが、イスラム圏の中には男性だけでなく、女性の割礼が行われている地域があることは良く知られている。エジプトでも95%もの少女及び女性が割礼を行っているという報告もある。24日付けのイスラム・メモは宗教学者による女性の割礼禁止令発布に反対する動きを報じた。

* 元レバノン首相暗殺調査のメーリスとCIAの暗い繋がり

ラフィーク・ハリーリー元レバノン首相の爆殺事件を調査し、シリアの関与を指摘した国連のドイツ人調査委員長、メーリス氏は果たして公正な調査官と言えるのか? スーダン人の研究家、ハサン・イブラヒム氏は、26日のアルクドゥス・アルアラビー紙に「メーリス氏の歴史的大嘘」と題したCIAとの関係を示唆する評論を書いた。

* イラクの米兵が孤児院から15~22歳の少女8人を強奪

民間人を拉致するのは北朝鮮の専売特許ではなく、イラクの米兵も負けてはいない。それも路上ではなく、白昼堂々と孤児院から少女たちを無理やり連れ出すのだ。27日付のイラク・パトロールがウルク・ネットから引いて報じた。

* 世界の技術情報の初のアラビア語サイトが誕生

22日付のアルジャジーラ・ネットが報じた。

* ビデオ、占領軍の地獄 36分

様々な光景の総集編

* バグダードのパレスチナ・ホテルの爆破で民間人の死者は居ない

犠牲者はホテルの警備員と民間人だとイラク通信などが伝えているが、25日付のイスラム・メモの特報によると一般市民は居ないと伝えた。

* イラク駐留米軍が住宅から住民を追い出し占拠

米軍はイラク西部の各都市で住居や学校などに押し入り臨時の基地として使っている。28日付のイラーキ・リーグが写真付きで報じた。

* イスラエルを地図から抹消発言は国内の不満を外に向ける虚偽標語

 イランのアフマディー・ネジャード大統領による「イスラエルを地図から抹消発言」が物議を醸しているが、(アラブ人が多数派のイラン西南部の地域)アフワーズ・アラブ復活党政治局局長のサバーフ・ムーサウィー氏は、これを虚偽の標語と切り捨てる評論を28日付のバスラ・ネットに掲載した。

* 数十人のイスラエル将校がイラクに殺到

28日付のバスラ・ネットが米国のアル・ワタンから引いて報じた。

* イラクのアブー・グレイブ刑務所の様子 BBCの写真13枚 ゲッティー・イメージより

* 米兵が撮影したイラクの凄惨な投稿写真多数と簡単な英文コメント

サフサーフ・サイトより 散乱死体や宮殿の写真など

* 米国はイスラエル抹消を訴えるイランの国連追放に反対

イラク戦争の行方を占うにはイランと米国との本音の関係を知ることが不可欠である。イランの大統領による、「イスラエルを地図から抹消」発言に対して、欧州諸国が一斉に猛反発し、当のイスラエルに至ってはイランの国連追放を求めたが、本来いきり立つ筈の米国が何と国連からの追放案に反対し沈静化を図っている模様だ。29日付のイラクの掲示板付ニュース・サイト、イラク・パトロールがサウジアラビアのアル・ワタン紙から引いて報じた。

* 自衛隊員16人の殉職者名簿奉納はイラクでの死者か

小泉首相が唐突に自衛隊員を追悼したのには深い意味があるのでは無いのか?

* 英戦車が奪取の2英工作員はバスラの爆破予定地を示した地図も所持

ベネズエラのチャべス大統領は米国は世界最大のテロ国家と評したが、英国も頑張っている。30日付のバスラ・ネットは欧州在住で得意な情報網を有すイラク人政治活動家、サミール・オベイド氏が記した、米英軍が直接、間接的に関与するイラクでのテロ活動に関する評論を掲載した。

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

イスラエルはパレスチナ当局にハマースとの戦闘を条件に武器を供給し内戦化を狙う

بل أبيب تدفع بإتجاه حرب أهلية وتوافق على تزويد السلطة الفلسطينية بالأسلحة مقابل محاربة حماس

パレスチナ問題でのイスラエルの戦略は、パレスチナ当局とハマースの隠されている敵愾心を顕在化させ、あわよくば内戦に持ち込むことだと言われるが、そのことを雄弁に物語る発言がイスラエルの高官から飛び出した。16日付のロンドンに本部を置くアラビア語紙、クドゥス・プレスが報じた。
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 イスラエル占領当局は、パレスチナ自治政府がハマースへ広範な戦争を行うことを見返りとして、武器供給を承認した。

 イスラエル国家安全保障評議会議長のギヨラ・アイランド少将は、「イスラエル放送に16日、パレスチナ自治政府への武器供与に対するイスラエル政府の立場は、自治政府がハマースに対して戦うことが条件だ」と語った。                 

 「パレスチナ自治政府が現在ハマースに対して採っている方法は、彼らを援助しているようなものだ。自治政府は、『ハマースのテロと、イスラエルとの対話』に架橋は出来ないと理解すべきだ」

 イスラエルの諜報機関はパレスチナ自治政府に、ガザ地区のみで使用されると言う条件で、限定された数量の武器を売却するようこれまでに勧告してきた。その口実として使われたのが、自治政府がこれらの武器を必要とするのは、ハマースに対する闘争だというものだ。

 イスラエルでの報道によると、これらの武器には欧州諸国が資金を出し、パレスチナ自治政府は数ヶ月前から何度もイスラエルに武器売却を要請してきた。また、米国は4ヶ月以上前からパレスチナ自治政府に武器を売却するようイスラエル政府に圧力を掛け続けてきた。米国特使ノ「ウィリヤム・ウォードは、このことをイスラエルの諜報機関の高官に何度も話してきたし、ライス国務長官はイスラエル政府にこの要請に応じるよう要請してきた。  

http://www.qudspress.com/data/aspx/d30/15320.aspx

【アラビア・ニュース】に掲載された他の記事  齊藤力二朗  

* イラン諜報機関がサドル派との対決に備えバスラに武器供給

イラクのシーア派2大民兵組織の激突は避けられないのか?イランが最近緊張高まるイラク南部のバスラへの武器密輸を活発化させている裏には何があるのか? 9月30日付のイラクのネット新聞、イラーキ・リーグが報じた。

* イラク憲法草案の国民投票は投票箱のすり替えで強行突破
     
暫定憲法の中に正式憲法を決定する補則条項として「国民投票で、イラクの18の州のうち3つ以上の州で、有権者の3分の2以上が反対した場合、全国全体の過半数が賛成していても発効しない」とする条項があるから、通常であればスンナ派多数州の反対で否決が確実視されているのに、投票実施に固執する米国に勝算はあるのか。バスラネットの2記事から検証しよう。

* 占領軍に協力しイラクで狂奔するイランとクウェートの野望と今後  『後編』

* 9.11事件で機中から夫に電話の女性が欧州で逮捕さる

4年前の9.11事件でペンタゴンに激突したアメリカン航空77便から携帯電話で地上の夫に電話したテレビ解説者が、最近欧州で逮捕されたと言う。9月22日付のニュース・サイト、トム・フロコ・コムが報じ、死亡したはずの犠牲者が生存している理由を巡ってイラク・パトロールなどが疑義を投げかけ話題になっている。

* イラク南部のイラクへの権限委譲は占領軍撤退の始まりか

 米英イラク軍の幹部は、「イラク南部3都市の管理権のイラク委譲は外国軍の撤退開始を意味する。イラク軍は成熟の段階に達し、軍事面と治安面で任務遂行が可能になった」と声明したが、果たして順調に進むのか?9月30日付のアルジャジーラ・ネットのズィヤード・ターリク・ラシード記者が報告する。

* 経済大国入りを目指すドバイの野心的電子政府が現実化

アラブ首長国の商業都市国家、ドバイ政府の電子サイトが、利用回数数百万回を達成する成功を収め、この成功が多くの節約をもたらし、ドバイを世界水準の先進的地位に就かせた。9月28日付けのミドル・イースト・オンラインがドバイから報告する。

* 定着するか、四半世紀ぶりのイラン女性のバイク運転許可

 イスラムの2大宗派の一つスンナ派の総本山を自負するサウジアラビアでは、飛行機の運転は出来るが、女性の車の運転は禁じられている。一方シーア派国家のイランでは女性に禁止されていたオートバイの運転が許可された模様だ。5日付のミドル・イースト・オンラインがイラン各紙から引いて報じた。

* イラクにおける突然のアラブ諸国の動きの真相

米国がスンナ派アラブ人に憲法の受け入れを説得し、内戦を避けるためにアラブ連盟がスンナ派アラブ人に対して働きかけるよう奨励している。ミドル・イースト・オンラインは4日付で、憲法草案の国民投票を間近に控えたイラクを巡るアラブ連盟の動きを報じた。

* イラク警察が逮捕した英人秘密工作員をイラク内務省が釈放

 先月の爆発物や起爆装置を所有していた英人秘密工作員2人に続いて、イラク警察は別の英人秘密工作員を逮捕したが、イラク内務省の命令で調査もせずに釈放したことに、6日付のイラクのニュース・サイト、イラーキ・リーグが写真付きで報じ、抗議した。

* イラク解放後の課題は占領時代よりも難題と抵抗勢力は覚悟

イラク人民との連帯会議にサラーフ・アル・ムフタール氏が託した演説原稿

 今月3日にローマで読み上げられた。イタリア外相は同氏ならびに、アフマド・ハサニー・バグダーディー師、ジャワード・ハーリシー師(両師ともイラクのシーア派権威)などに「治安上」を理由にビザを発給しなかった。

* 
ブッシュの神懸り発言にアラブ紙が一斉に反発

ブッシュ大統領が 「アフガニスタンとイラクへの侵攻は神から命じられた」と2003年6月にエジプトのシャルムエルシェイクでパレスチナ自治政府のアッバス首相(現議長)とシャース外相(現情報相)と会談した際にに語ったという BBCのスクープにアラブのメディアが敏感に反応している。アルクドゥス・アルアラビーの痛烈な論評を紹介しよう。

* 英軍がバスラのシーア派15人を拘束 初のケース

先月起きた爆発物や起爆装置を所持してイラク警察に逮捕された英人秘密工作員事件が背景にあると思われる事件が続いている。これまでイラクに駐留している英軍は、シーア派京都を拘束したことは無かったが、今回初めて15人を拘束した。8日付のイスラム・メモが報じた。

* 米軍はイラク憲法反対のビラを貼る人を撮影し恫喝、剥がす

イラクに民主主義の定着を目指す米軍が、憲法の是非を問う国民投票になりふり構わず露骨に介入し始めた。8日付のイラーキ・リーグが写真入で報じた。

* 警戒高まるハマースの武装解除に向けた「シナリオ」

パレスチナ情勢は最大の武装勢力であるハマースの武装解除が最大の問題になってきた。4日付のイスラム・オンラインのヤースィル・アル・バンナー記者がガザから報告する。

* モサドが20のイラク放送局の政治番組を作成

 イスラエルの対外諜報機関、モサドが暗躍してイラク向けのラジオ局を設立、影で運営しているという。8日付のバーレンのアハバール・アル・ハリージ紙が特報した。

* イラク抵抗勢力が米国の盗難車を利用の意味

xymphora ブログより 10月6日
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イラクの反対勢力が、攻撃を行うにあたって、アメリカ合衆国内で盗まれたアメリカの車を利用しているという最近の噂がある。反対勢力がシリアル番号無しに製造されたイタリア製拳銃を使用しているという発見は、まず確実にどこかの諜報機関の注文による物だと指摘しておきたい。(ニック・バーグ殺害における様々な矛盾も指摘しておきたい)。

* アルジャジーラ・ネットの読者アンケート12題 「9/24-10/9」

* 
httアラブ世界で宗派間大戦争勃発の恐れ

10日付のミドル・イースト・オンラインでアスアド・アッブード記者がヨルダンの首都アンマンから報告する。
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 イランの影響力がイラクに浸透し、両国間にシーア派集団が出現することは、アラブ諸国が存在感を持たず権益を保護する地域体制の設立に無関心という状況下で、最終的には地域を巻き込む宗派間戦争に行き着くと考える評論家が居る。

* 必見ビデオ テロリストは誰だ 

民間人、車両をなどを標的にするイラクの占領米軍 3分41秒

* ビデオ 聖戦士軍、米軍装甲車ハマーを爆破、乗員兵士8人を殺害

* バグダードでアラブ服を着て爆発準備中の2米国人逮捕 米軍が救出

9月にイラク警察がアラブ服を着て爆発物や起爆装置を所持していた英国の秘密工作員がバスラで逮捕され、英軍戦車によって「解放」されたが、占領軍によるテロ活動と、捕獲された官製テロリストの強奪は英軍の専売特許では無い。似通ったケースで米人二人が住民によって逮捕された。12日付のアラビア語紙クドゥス・プレス(本社ロンドン)が特報で伝えた。

* イスラエル軍、パレスチナ民間人の人間の盾使用を特別許可で可能に

パレスチナの民間人をイスラエル軍が人間の盾として使うことが、特別の便法を使って晴れて可能になる模様だ。12日付のイスラエルのクドゥス・プレスが11日付のイスラエル紙マアーレフから引いて報じた。

* イラク・イスラム党の憲法容認は織り込み済みとバース党

イラク・バース党はスンナ派のイラク・イスラム党が憲法の草案に賛成すると表明したことに対して、「イスラム党という傀儡政党は、占領軍の結果として作られ、米国の計画のタイミングに合わせて行動をしている切り捨てた。それもそのはず、「米国・イラク調整委員会の手書き極秘文書が漏洩」と題して、手書きの極秘文書が7月2日付の著名なニュース・サイトのバスラ・ネットで写真付きで報じられているので紹介しよう。

* ライス米国務長官顧問団が捻り出した当面のイラク出口作戦

コンドリザ・ライズ米国務長官はおよそ1ヶ月前、自身の顧問団と、大きな危機に見舞われた時に対策を練るために歴代の米国当局が助力を求めてきた一部の米国人専門家を会議に召集した。議題はただ一つ、イラクの現状とこの泥沼からの脱出法だ。パリ在住で出版社を経営するレバノン人の政治論客アリー・ナーフィズ・マルアビー氏が12日付のバスラ・ネットで報告する。

* 投票者の半数以上がイラクの憲法草案を未読 路上で販売

イラクの憲法草案の是非を問う国民投票を15日に控えて、国民に無料配布するため数百万部印刷されたという草案の冊子(イスラエルの国旗を連想させる青色が使われている)が多くの都市で未だに配られていない一方、路上で販売されても居るという混乱状態を呈している。連日大々的に報じられている投票のインチキ振りの極一端を現地メディアから紹介しよう。

* ブレア首相、説明してください!!
イギリス兵士がテロ攻撃? イラクで何がおきているのだろう?
09/22/2005 09:43  ティモシー・バンクロフト-ヒンチー      Pravda.Run

* 憲法投票直前、イラク軍と警察が交戦し4人死傷 伊軍とサドル派も交戦

 著名な国際ジャーナリスト、ロバート・フィスクが英紙インディペンデントに、イラクの大部分は混乱状態で、首都のグリーン・ゾーンから半マイル地点にまでイラク人武装勢力の支配下にあると書いたばかりだが、イラクの指揮命令系統がずたずたの混乱振りを象徴する交戦事件が発生したので、2件紹介しよう。

* シリア内相の謎の自殺(?)を巡り4つのシナリオ

レバノンのハリーリー元首相の爆殺事件の国連調査団の結論が出る矢先に起きた、20年以上もシリアの諜報機関長官としてレバノンを実質的に支配してきたシリアのガージー・カンアーン内相の謎の自殺を巡って4つのシナリオが囁かれている。アルクドゥス・アルアラビーが報じた。

* 病人や囚人を利用してイラクの憲法国民投票実施 写真7枚

15日のイラク憲法草案に対する国民投票を直前に控え、病人や囚人など弱者の立場を利用して既に投票が開始されていると、14日付のイラク・パトロールが写真付きで報じた。

* サウジ国王、女性の車運転許可に「辛抱」を呼び掛け

最も保守的なイスラム教が遵守されているサウジアラビアで現在は禁じられている女性の自動車運転が許可になると、「例えば肌をむき出しにした女性がどうやってタイヤ交換をするのだ」とか、「女性がどのように修理工場に行き外国人労働者と対面するのだ。身内以外の成人男性と、ましてや外国人男性と接触するのはハラーム(禁忌)では無いのか」など反対意見も根強く、男女平等が進まないと米国から非難されている。そこで国王はこの度この件で暫くの間「辛抱」を呼び掛けた。14日付のロンドンで発行するミドル・イースト・オンラインが米国のABCニューズなどから引いて報じた。

* イラク駐留米軍が憲法投票を呼び掛けたイラン人27人をナジャフで拘束

イラクの憲法草案の是非を問う国民投票の当日、賛成投票を呼び掛けていた不法入国イラン人を米軍が拘束し、イラク軍に引き渡さずに米軍基地に連れ去るという奇妙な事件が起きた。15日付のイスラム・メモが特報で伝えた。

* 英国領事、イラク警官に対する2英人秘密工作員の発砲を謝罪

英人秘密工作員がアラブ服を着て爆発物を所持しイラクの警官に発砲し逮捕され、英軍戦車によって強奪された事件で、占領軍には治外法権があるとして頑強に謝罪を拒否してきた英国政府が初めて謝罪した。15日付のアラビア語のニュース・サイト、モヒートが報じた。

* イスラエルとの関係正常化でイスラムの総本山、アズハルが割れる

エジプトのアズハル(千年の歴史を誇る大学やモスクを擁すイスラム教の総本山)がイスラエルとの関係正常化を巡り、国策を重視して甘受するか、不法占領を続けるイスラエルと関係を持つことに対して国民に根強い反対感情を考慮すべきかで割れている。8日付のアルジャジーラ(アラビア語電子版)が報じた。

* コロンビアの米軍、ベネズエラのチャペス大統領暗殺を計画

米国の国会議員が殺害を呼び掛けるほどに米国政府から蛇蝎の如く嫌われながら、米国の国家テロを告発するなど反米的な言動で万丈の気を吐いているベネズエラのウーゴ・チャペス大統領を、コロンビアの米軍が暗殺計画を進めていると言う。16日付のイスラム・メモがベネズエラのニュース・サイトから引いて伝えた。

* アルジャジーラ・ネットの読者アンケート9題 「10/3-17」

p://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

占領軍に協力しイラクで狂奔するイランとクウェートの野望と今後  『前編』

عراقنا ......إلى أين؟ نشرة رافدان 18

イラク抵抗勢力の合同組織、聖戦士中央司令部(MCC)は「我らのイラクはどこへ行く?」と題した、イラクの現状を分析し、今後の方向性を明らかにした声明第18号を発表した。
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最も慈悲深く、最も優美な神の御名において

抵抗する人々に告ぐ。神が忍耐と、希望を与えられんことを。本号はイラクの全ての息子たちに向けられたものである!

現在イラクには占領者とペルシャ人、近隣諸国の憎しみと嫉妬の波が押し寄せているが、今やいずれもが占領勢力と協力する計画を明らかにしている。

我々の判断は、ご存じの通り、イラク人が保有し、また作り出せる武器を用いた軍事的衝突こそが、唯一の自由への道だということだ。我々が第13号で明らかにした諸点から見て、それが正しい選択であり、政治の理解が欠けている人々、臆病者、アメリカが準備したイラク新憲法の承認を急ごうとする人々が発表しているものとは違う。

これから起こるだろうと我々が考えていることはこうだ。これまでは秘密だったイランとアメリカ政権間の協力が明らかとなり、最近では、コム(イランの宗教都市)の宗教家議員のイラン大統領選出がある。それからアメリカが樹立したイラク傀儡政権がテヘランの精神的かつ財政的なゴッドファザーを訪問した。ジャーファリー(イラク首相)と彼の部下どもは南部の代表でしかなく、(クルド人2大政党の党首)タラバーニとバルザーニ(二人を併せてターザンと呼ばれる)は北部の代表でしかないことを知っている!

彼らの将来計画は以下のようなものだ。

1- ブッシュがなし遂げたとして自国民に売り込める実績として、新憲法を公表し、批准し、そして新たな選挙といわゆる合法的な政府の創造というアメリカの要求の実現、イラクをエネルギー上でも、軍事的にもブッシュに売り渡すという用意された契約へ署名させることだ。

2- ギャング団の間で経営権と政治的権力を分配する(都市支配権の分割だ)。


3- 南部での治安状態を落ち着かせること、これでブレアが南部に駐留する軍隊の一部をイギリスに撤退させることが可能となり、それによってブレアがそれを勝利の達成として、イギリス国民とブッシュの国民に売り込めることだ。これこそが、イギリス政府が軍隊の一部を九月中に間もなく撤退すると主張している理由なのだ。

4- ブッシュとブレアは占領と軍隊への資金投入で余力が無いので、ギャング連に対する別の方法による財政支援が求められる。つまりイランとクウェートからの支援だ。アメリカ政権のおかげで国際的な石油価格が現在のように高止まりしている限り。

5- 占領を否定する全ての人々の殺害。彼等は人々を虐殺し、家を破壊し、新たな難民を生み出し、闘える年齢の連中を投獄し、さらなる監獄を建設する。

6- イランとの国境、特に今イランが石油を求めて掘削、採油している、マジヌーン油田地域についてのアルジェ合意の変更。

7- かつての戦争(彼等が停戦を拒否したのだ)の賠償金をイランに対して支払い、アメリカに提供するサービスの見返りとして、ナジャフのイラン人政治策謀家(シスターニ)を強化し、そして二つの国を経済的に結びつけるのだ。

ここで、政治的な支配についての常識は明らかだ! すなわち軍事的な力なしには政治的な力はありえず、このいずれも財政的な力なくしてはありえない!

『クルド人は一体何をやっているのか?』

彼等は愚かにも、アメリカがそこに永久に居座るという考えのもと、自分らの政治的支配下におかれるべきだと主張する地図を明らかにした。彼等は「アッラーの他に神は無し」と描かれたイラクの国旗を引き裂き、それを「太陽の真ん中のブッシュの他に神は無し」という旗と置き換えた。できる限りのものを手にし、忌ま忌ましいデール・ストッフェルから重火器を入手し、民兵組織のペシュメルガを軍隊に変えて、軍事大学を開設し、国防省、外務省、世界中の大使館を乗っ取った。

連中が優勢であり続けるには、財源を持たねばならないが、如何に!

- 歴史的正当性を捏造し、アラブ人とトルクメン人を町から無理やり退去させて、キルクークを自分達の都市だと主張するという愚かさ。石油は占領者の手中にあり、それは彼らの侵略の理由の一つなのだ。クルド人になど渡すはずがあるだろうか? 我々が侵略者を追い出した後は、石油は全てのイラク人のもので、
ギャングには渡さない。 もう一つのポイントは、キルクーク油田の寿命は短いことだ。

- クウェートは北部のギャング連中に対して財政支援を続ける。

- イランは直接的な財政支援から、北部への製品輸出に変わった。現金は南部にのみ流入する。これが、北部のギャング連中が国境でトルコから入る商品に輸入税を課している理由だ。彼等は地方税も徴収している。これは全て喉から手が出るほど欲しい収入を生み出すためだ。彼等は、密輸した石油と燃料を北からイラクに入るトラックに対して売り続ける。連中はまた、家電製品、自動車、装飾品、タバコ、紅茶をイランに密輸している。イラク軍の武器も忘れてはならない。偽造アメリカ紙幣が占領下のパレスチナ(連中はそれをイスラエルと呼ぶ)から入っているという証拠を我々は持っている。財務顧問は、いつもアメリカとシオニストに支援されている、盗人中の盗人、アハマド・チャラビだ。

- イラク人を殺すのに疲れ、休暇が必要なアメリカ兵士のストレス軽減のために、彼等は観光、娯楽と、小規模な貿易プロジェクトを始めた。バーレンやドバイで休暇を過ごす兵士は次第に減少している。(注: 彼等は北
部では車両や保護なしに歩き回れる。)

- 彼等はパレスチナからの偽造ドルで貿易を進めており、ドバイから金を購入し、それを隣国経由で中央アジア諸国に再輸出している。我々の調査では、これによってドバイではクルド企業が続々生まれており、バグダッド空港、あるいは彼等が早急に開港したがっている北部の空港経由の空輸でドバイからイラクへの金の輸出は増加した!この金は外交便経由でも運ばれている。そして資金はクルド人と外務省へと送り返される。

- 彼らはイラク省庁から、法外な価格で貿易と建設工事契約を得て、ヨルダンやクウェートの企業や、国際企業に与え、儲けを分け合う。特に便利なのは、大半のイラク銀行口座はヨルダンにあり、任命された王や他のイラクの敵たちの保護のもとにある。

イランのギャングや、ナジャフのペルシャ人宗教家(シスターニ)は何を企んでいるのだろう ?

武器を手にした兄弟たちよ、歴史を振り返って、過去にイランを支配した集団を分析してみよう。歴史上始めて、スーパーパワーの軍隊と財政支援という助力によって、イラクに対する彼らの計画を、遂行するさまを見るのだ。これこそ、なぜ彼等がブッシュとブレアと共にイラクを破壊しようという秘密の企みをしている理由で、彼等にはいずれも理由があるのだ。

政治的権力を握るため、眠っていた宗教家が突然目覚めたのだ!そして、イラクの様々な都市にある領事館や、イラン革命防衛隊、ドル、アメリカによってイラク人として任命された連中、ハキムやバドル軍団の短剣の助力で、分派主義に油をそそぎ、選挙に参加し、議席を獲得した!

彼等は、油断のならない残忍な連中や民兵を、軍や警察に転換し、さらに膨大な人数の失業者や食うや食わずの人々を雇ってアメリカの支援によって、地域で訓練し、役人として任命させたのだ。彼等は連中の撲滅運動の旗の元、イランとクウェートによる資金援助を受けている!

連中の、家の破壊、捜索、暗殺、わが人民の辱めしめ方、基本的な生活を維持するための仕事の奪い方は、一字一句がアリエル・シャロンの戦争犯罪教科書とレッド・ゾーン共和国(グリーン・ゾーン)に暮らすイスラエル人顧問によるものだ。

イラン人が内務省や国防省、他都市におけるこれらの関連組織を支配している。治安手段も奪われている。そして彼等は、それまで国として運営してきた人々全員を追い出した。こうして彼等は占領者による承認を得て、政治的権力を獲得し、治安を掌握している。

以下、『イランの財政力』、『抵抗勢力の真相』、『抵抗勢力の資金源』は後編に
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【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗  

* イラク警察が逮捕、奪還された2英人は何者で任務は?

英米政権にとってもイラクの傀儡政府にとってもまことに都合の悪い事件であったようで、何とか幕引きが図られようとしている不思議な事件。イラクのバスラで武器や爆発物を満載した車両に乗って、警察に逮捕された英軍兵士といわれる2英人とは何者なのか?まだ結論が出たとは言い難いが、各種情報を検討してみよう。

* バスラの英軍がイラン系勢力の人質化という苦境に陥る

 近く大規模反英デモが噂されるバスラに駐留している8500人の英軍が袋の中のネズミになるという苦境に陥っている。21日付のアルクドゥス・アルアラビーが報じた。

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* イラク駐留米軍が学校を占拠、人間の盾として学童を人質に 

イラク駐留米軍の蛮行は止まない。緊張が続く中部のマフラクで又もや子供を人質にしている。22日付のバスラ・ネットがアブドルハーリク・バハラジー氏の報告を掲載した。

* シスターニ師、憲法是非国民投票に賛成投票の宗教見解発布が大波紋

23日にロイター通信が、イラクのシーア派最高権威とされるアリー・シスターニ師がイラクの恒久憲法の草案の是非を問う国民投票に賛成の票を投じるようにと呼び掛けたことが大きな波紋を呼んでいる。23日付のイラーキ・リーグは次のように噛み付いた。

* アルジャジーラのアンケート10題 「9/6-9/24」

* 米国のシリアいじめはイラク失敗を隠す恰好の生贄のイラク参戦

 シリアは最近、米国のブッシュ大統領とザルマーイ・ハリールザード駐イラク米国大使から、イラクが米国による攻撃と占領前のイラクと似た猛烈な圧力を受けている理由はずばりイラクに参戦させることだという。16日付のアルクドゥス・アルアラビーはアブドルバーリー・アトワーン編集長の論評を掲載した。

* イラク駐留米軍がサマッラのテロリストに武器を供給

バスラでの英秘密工作員が爆発物や起爆装置と共に一時逮捕されたことで、英軍が数々のテロ事件を実行していたことが図らずも明らかになったが、米軍はテロリストに武器弾薬を提供しているとする報告を、24日付のイラクのニュース・サイト、アル・カーデル(イラク共産党・カーデル派の機関紙)が伝えた。

* バグダードで米イラク軍と、マハディー軍が本格交戦、死者10人

緊張を孕んだ対峙が続いてきた米軍とマハディー軍がついに激突し、マハディー軍に多数の死傷者が出た。25日付のクドゥス・プレスが報じた。

* イスラエルがパレスチナ人に対するの強硬方針採択

イスラエル空軍はガザ地区への空爆を続行しイスラエル閣議はガザ砲撃を承認し、パレスチナの緊張が頂点に達している中、イスラエルの対パレスチナ方針が明らかにされた。25日付のイスラム・メモがイスラエル各紙から引いて伝えた。

* サマーワの州庁舎砲撃で日本兵二人負傷

* サウジ外相発言はイラクへのアラブ・イスラム軍参戦の準備か
                   
 米国のイラク政策を真っ向から批判して衝撃を与えたサウジアラビアの外相発言の裏には、アラブ・イスラム諸国の軍隊派遣の布石があるとの憶測がなされている。イスラムオンライン22日付でバグダードのイヤード・ドレイミー記者(クドゥスプレス)が報告する。

* 受難続くアルジャジーラ記者 米軍が釈放条件にスパイを持ちかけ スペインでは7年の判決

米軍はグアンタナモで拘束中のアルジャジーラのカメラマンを釈放するにはスパイになることを条件付けた。またビンラーデンにインタビューした記者はスペインで7年の禁固判決が下されるなど自由な報道が売り物のアルジャジーラの記者が政治的な理由で拘束されると言う受難が続いている。

* イラクの抵抗勢力、聖戦軍が実行、撮影したビデオ3本

* イランの反体制派:イランの諜報機関が百万人のイラク国籍を偽造

* リビアの指導者カダフィの娘がイラク抵抗勢力を賞賛

イラクが米英軍に占領されたのを見て白旗を掲げたリビアの指導者父親モアンマル・カダフィ大佐と異なり、サダム・フセイン元大統領の弁護を引き受けたりと気炎を上げている弱冠20代中ごろの娘、アーイシャ・カダフィさんが、イラク抵抗勢力を賞賛し、占領軍をこき下ろした。28日付けのミドル・イースト・オンラインなどが報じた。

* イラク抵抗勢力が雑誌と書籍を出版 旧イラク軍を継承

 占領軍を撤退に追い込むべく戦っているイラクの武装抵抗勢力が出版活動を始め注目されている。24日付のアルジャジーラ・ネットのアーミル・クバイシー記者がバグダードから報告する。

* アラビア湾岸の肥満は女性7割、男性5割と深刻化

サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、カタール、バーレン、オマーンの湾岸6カ国の肥満率が異常に高い理由は何故か? 29日付のミドル・イースト・オンライン(ロンドン発行。アラビア語電子版)が専門家の研究を紹介して報じた。

* イスラム・メモのアンケート4題 「9/11-9/24」

* サウジ女学生がブッシュの「米国のイメージアップ」特使に抗議

 米国国務省のカレン・ヒューズ次官がブッシュ大統領の使節として、女性の運転が禁じられているサウジアラビアを訪問し、ジェッダの女子大生と対話を行い、思わぬ反撃を食らった。ミドル・イースト・オンラインが29日付で報告する。

http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/ 

クウェートのテレビ報道員が保有する捕虜2英兵自供ビデオ 

اعرضوا شريط إعترافات البريطانيين وإعتذارهم للشعب العراقي

21日付のバスラ・ネットが19日記事の「続報」を伝えた。
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 19日午後にイエロー・テレビのファイハー衛星テレビのムハンマド・ターイーが司会をする現場から実況で伝える番組「自由空間」で通常通り、各地方に居る報道員からの報告が続いていた。順番が回ってきたバスラの報道員が、次のように報告した。

 「イラク警察は、破壊工作の準備をしていた英軍兵士2人、うち一人は情報機関員を逮捕した。アラブ服を着ていた(伝えられるように民間人の服装ではない)彼らは取調べのために警察署に連行された」

 報道員の報告は続く。「二人は爆発物や起爆装置、武器を所持していた。自分と多数の通信社が、二人が自供する場面の全てか一部に立ち会った」

 狼狽した様子の番組の司会が、「二人は米軍内に居るイスラム教徒だと思いませんか。アルカーイダの一味かもしれませんよ」と尋ねた。報道員は「二人は英兵だと、その一人は情報機関員だと認めているのですよ」と言い返した。

 「二人は何か認めましたか」との司会の問いに、「はい。情報機関員の方が、ノイローゼ状態でイラク人に慈悲と赦しを乞い、イラク人に対して行った全ての行為に謝罪をしました。私の手元には今、全ての取調べと自供内容の(ビデオ)テープがあるからご希望なら何時でも送りますよ。英軍は今刑事捜査局を包囲している」と最後に答えて報道員の報告が終わった。

 アラブの、中でもイラクの衛星テレビに注意をするよう読者にお願いする。他局のフィルムを保管している可能性があるからだ。この場面の映像を是非入手して欲しい。同局の勇敢なる報道員にも、自供場面のビデオ・フィルムをバスラの愛国者に渡して欲しい。また2英人の取調べに居合わせたテレビ局の方々に、自供場面を放映するよう嘆願する。このビデオフィルムは遅かれ早かれ我々の入手するところとなる。

http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0905/mkhrb_210905.htm
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21日付のロンドンで発行するアシャルク・アルアウサト紙は、イラク国民議会の治安・防衛委員会のジャワード・マーリキー委員長が20日次のように語ったと報じた。「バスラ州知事がアラブ服を着て爆発物を所持していた英兵2人を逮捕し、報道陣に提供するために2人をビデオ撮影したと我々に連絡した」
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決定的な重要性を持つビデオ・テープの争奪戦の模様だ。ジャーファリー首相は英国国防省と急遽会談し、何とか幕引きをしようと図っている。

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【短報】
*米国の調査機関「ビュー」の調査:世界でユダヤ人に好意的なな人の割合 1位)オランダ人85% 2位)フランス人82%、3位)カナダ人、4位)英国人 5位)米国人77% 以後ドイツ、ロシア、スペインと続く パキスタン人は5%、ヨルダン人は0%  「マアーレフ」

【アラビア・ニュース】に掲載されたこの他の記事  齊藤力二朗  
* サダム支持派とサドル派が共にデモ 写真2枚

* 保存計画進む忠実で勇敢な9千年前からのアラブの名犬サルーキー

一般的にアラブでは預言者ムハンマド(マホメット)が好んだと言われる猫が愛好され、逆に犬が忌み嫌われると言われるが、アラブが好んで使ってきた犬、サルーキ-がいる。2日付のミドル・イースト・オンラインがサルーキーの歴史と特性を紹介する。

* 伝統あるエジプトの選挙不正工作 投票率も思いのまま

7日にエジプトは大統領選挙を迎えるが、ムバーラク現大統領の勝利を疑問視する声は皆無である。その理由の一つに伝統ともなった感がある不正選挙の技法だ。6日付のアルクドゥス・アルアラビーが報じた。

* 伊裁判所、米議員44人の干渉を拒絶、イラク人抵抗勢力支持は合法

* 加速するアラブ・イスラム諸国とイスラエルとの関係正常化

日本では殆ど報じられないがイスラエルとパキスタンの外相が外交関係設立に向けて会談したことは、イスラム世界で衝撃を持って受け止められ、激しい抗議の嵐が巻き起こった。その背景には何があるのか?5日付のアルクドゥス・アルアラビーが報告する。

* サマーワの日本軍基地に迫撃弾4発着弾 被害不明

* イスラム・メモの読者アンケート4題 8/20-9/5

* イラク分割はイスラエルと米国によるヨルダンとパレスチナ再編計画の布石 『後編』

* カトリーナ・ハリケーンでイラク駐留米空軍の攻撃力が減少

イスラム系過激派武装抵抗勢力のイラクのアンサール・スンナ軍が、米国を襲ったハリケーンはイラク駐留米軍に負の作用をもたらしたとする声明をインターネット上に発表した。9日付のイスラム・メモが報じた。

* バグダードのシーア派聖廟巡礼客大量死亡事件はシーア派諸政党の謀略

バグダードのカーゼミーヤ地区のアインマ橋でシーア派聖廟の巡礼客が、「自爆実行犯が居る」とのデマで大混乱になり圧死、橋から落下し溺死し死者が千人を超えた(イラク保健省の発表)事件は記憶に新しい。9日付のバスラ・ネットは、「占領反対勢力・最高委員会(略称:ワハジュ)」が入手した情報を掲載した。事件の企画者たちに近い情報源である匿名の警察幹部の話によると、事件の企画は次のような経緯があった。

* イラク抵抗勢力の作戦実行地図 2003年から2005年8月末まで

* 天木氏の衆院選出馬を掲示板のイラク人が歓迎

イラク戦争支援に反対して外務省を辞職した天木直人前駐レバノン大使 が衆議院選に小泉首相の選挙区から立候補したことがアラブ各紙で掲載されている。8日付のイラクの著名ニュース・サイト、イラク・パトロールには天木氏に声援を送る読者の声を掲示板で紹介している。

* アルジャジーラのアンケート6題 「8/27-9/9」

* イラク駐留米軍による商店街の報復放火が頻発

最近イラク駐留米軍が報復目的と思われる放火を市民の商店街で頻発に行っている。8日付のイラクのニュース・サイト、イラーキ・リーグが報じた。

* イスラエルがイラクのクルド軍を訓練 進む軍事協力

イスラエルとイラク北部のクルド人民兵との密接な軍事協力が広範囲に飛躍的に進展しているようだ。パレスチナのアル・マナール紙が報じた。

* イラクの米軍がタルアファル進入を試みた記者17人を拘留

米軍による猛攻撃が続くイラク西部の町、タルアファルへの進入を試みた新聞記者が事件の隠蔽を図る米軍によって拘留された。

* 新たなサダムの米国、空軍はイラクの4大基地に永久駐留

エリック・マーゴリス  09/05/05  トロント・サン紙

* 結果に関わらずKPP戦士を追ってイラク北部に侵攻と脅迫するトルコを米国が宥める

 駐イラク米国大使がシリアに対して堪忍袋の緒が切れると警告したが、トルコも米国に対してこれ以上待てないと恫喝していた。13日付のサウジアラビアのアル・ワタン紙のアハマド・アブドルハーディー記者が緊迫するイラク北部情勢をワシントンから報告する。

* 五万人のエジプト人女性が離婚権を保有 変貌するイスラム女性事情

 エジプトで結婚の条件として、離婚権(アラビア語で「イスマ」。数年前まで離婚権は男性のみが持つものとされてきた)を女性側に求める女性がここ三年間で1万六千件にまで増加したことが、社会・犯罪研究センターが最近行ったエジプトの結婚届の実態調査から明らかになった。その多くは釣り合いの取れない結婚や夫より妻の社会的地位が上である場合だという。4日付のクドゥス・プレスがエジプトのカイロから報じた。

* 住民を強制移住させイラク抵抗勢力を解体、分散化する米国の計画

 欧州の高級治安筋によると、イラクのスンナ派、シーア派の数千人の住民を別の場所に移住させる米国の計画が進められているという。13日付けのサウジアラビアのアル・ワタン紙のフィクリーヤ・アハマド記者がブリュッセルから報告する。

* 金儲けの道具となった幽霊「人道」NGOがイラクで花盛り

占領下で塗炭の苦しみに喘ぐイラク人への同情を煽り、善意の寄付者をカモにして荒稼ぎする非政府組織(NGO)が公式統計だけでも1500も乱立、詐欺事件も多発している。9日付のクドゥス・プレスがバグダードから伝えた。

* ブレアの顧問:ユダヤ人とフリーメイソンが対イラク戦争を支配している

2005年9月12日付 英国「ニュース・テレグラフ」 トビー・ハーレム著

* サウジアラビア国王:両親以外の手の甲への接吻はご法度 

サウジアラビアでは腰を屈めて王族の手の甲に接吻して挨拶する習慣があるが、アブドッラー新国王の政策でこの風習は見られなくなる。11日付けのイスラム・オンラインのファッワーズ・ムハンマド記者が首都リヤドから伝える。

* 英米は何故イラク内戦を望むのか 「ロバート・フィスク」

15日付けの英紙インディペンデントは、英米は望んでいるにも関わらず、イラクは内戦にはならないとする米国人著名コラムニスト、ロバート・フィスクのコラムを掲載した。

* 敵との柔道交流は違法、合法? エジプトで熱い宗教議論
        
 先週までカイロ開かれていた柔道世界選手権で日本代表選手もメダルを獲得したが、日本国内では田村亮子の欠場などのせいか、加熱することなく全体的に落ち着いて眺められた大会だった。しかし、開催国エジプトではイスラエル選手の参加を巡り熱い議論が巻き起こった。その模様をイスラム・オンライン13日付で、ムハンマド・ジャマール・ウルファ記者が伝えている。

* ホロコースト記念日は廃棄されるべきとイスラム教指導者達が主張

12日付け英国ベレグラフ紙 首席政治記者トビー・ヘルム執筆

* チャベスの情報源はイスラム・メモ? 米国務省が悲鳴

厳重な報道管制を敷いているイラク駐留米軍だが、ネット上の独立系メディアの影響力が強くなり情報によっては数日間で世界を駆け巡るようになり、米国務省が苦慮している。13日付のクドゥス・プレスやバスラ・ネットなどが報じた。

* 湾岸諸国で増える鷹狩愛好家は富豪か狂人? 16万ドルの鷹も           
                 
 日本では現在ほとんど見ることが出来なくなったが、かつては大名の趣味として行われていた鷹狩り。ペルシア湾岸のアラブ諸国では今でも鷹狩りの愛好家が増えている。国際狩猟・馬術博覧会「アブダビ2005」では鷹の展示も行われた。ミドル・イースト・オンライン9月13日付でタイイブ・マフジューブ記者が、現地アブダビ(アラブ首長国連邦)から報告する。

* 国際大物テロリスト、ザルカーウィは二人居る

大事件が起きるたびに登場するアブー・ムスアブ・ザルカーウィとは何者なのか。米軍はテロリストの頭目、ザルカーウィの拠点を叩くためと称してイラク各地で空爆を敢行してきたが、米国の救世主と思えるような発言をタイミング良く発表する矛盾。イラク人の政治研究家、アブドルハミード・カーテブ博士は「ザルカーウィは二人居る」との趣旨の評論を16日付のバスラ・ネットに投稿した。

* 仏英米がシリア大統領を国外追放計画で合意 「クウェート紙」

シリアのアサド大統領政権を交代させる大規模な計画が進められているという。19日付のクウェート紙、アッシヤーサが伝えた。

* 英軍による司令官逮捕に憤激したマハディー軍が英軍基地に迫撃砲攻撃

19日付のイラーキ・リーグ特報。

* バスラのイラク警察、爆発物所持の英国人2人を拘束 英軍は戦車で強奪

何故英軍は戦車多数やヘリコプターまで動員してイラク警察に捕らえられた英人治安要員を強奪しなければならなかったのか?9月19日付のイラクの著名ニュース・サイト、バスラ・ネットは、英人二人が多種の爆発物を所持していたと特報で伝えた。

* 英人2人を拉致したのはマハディー軍との情報も

 20日付けのサウジアラビアのアル・ワタン紙はバスラ在住のイラク人ジャーナリストからの話として、「マハディー軍の兵士が2日前に英人2人を拉致した。マハディー軍の幹部連は『2英人はバスラのある地区で爆発物を仕掛けていた』と語った」と伝えた。

* イラク-ヨルダン-イスラエルの油送管建設計画に基本合意

イスラエル首相とヨルダン国王がニューヨークで会談したことにより、イラク産原油をヨルダンを経由してイスラエルまで運ぶパイプライン建設計画に弾みが付いた。19日付のアルクドゥス・アルアラビーがイスラエル紙マアーレフから引いて報じた。

* マハディー軍が爆発物や遠隔起爆装置所持のユダヤ人英軍将校連をバスラで逮捕

イラクの反米シーア派指導者、ムクタダ・サドル師傘下の民兵組織、マハディー軍が、爆発物や遠隔起爆装置を所持していたユダヤ人の英軍将校を捕虜にしたと20日付のイラクのニュースサイト、アル・カーデルが報じた。

* サドル派代表がバスラ事件で英軍を非難

20日付のクドゥス・プレスが報じた。

* 英人秘密工作員2人は巡礼客に発砲中をマハディー軍の警官が逮捕

日本のメディアは殆ど報道しないが、2英人拘束、奪取事件がイラクで燃え上がっている。信頼できる情報筋からとして、バスラにおけるの真相21日付のイラク・パトロールが報じた。

* クウェートのテレビ報道員が保有する捕虜2英兵自供ビデオ 

21日付のバスラ・ネットが19日記事の「続報」を伝えた。

* バスラの2英兵は宗派間対立扇動任務のモサド要員 

22日付のニュース・サイト、モヒートがテヘラン発で報じた。

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